宿泊施設系の怖い話

☆【怖い話・実話】 今もずっと頭に焼き付く女の顔

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今から約20年程前のことです。とある週末に当時の彼氏と食事デートをして、そのまま宿泊場所を探すことに。そして場所は横浜市のとあるラブホテルでした。週末でしたので、部屋はどこもいっぱいでしたが、たまたま1部屋だけ空いており、ラッキーだったね、という感じで入ることにしたのです。

部屋に入るとなんてこともないホテルの部屋です。ただなんとなく薄暗くひんやりとした部屋という印象は残っていましたが、特に気にすることもなくそのまま宿泊することへ。

とりあえず今は見かけなくなったブラウン管型テレビを点けベッドの上でゴロゴロしながら軽くイチャイチャしていると、ほんと小さな音なのですが、天井の方から変な音がしました。それは「ピキっ」とか「パキっ」と言うようなラップ音のような音が聞こえてきました。初めは気のせいかなと思ったのですが、あまりにも頻繁に鳴るので彼氏にも伝えると、彼氏も聞こえると。

お互いに嫌な音だねという感じで、気にはなったもののすぐに止むだろうと話をしましたが、いつまで経っても止まないので彼氏はテレビが原因じゃないの?ということで、とりあえずいろいろ試してみるためテレビを消しました。しかし、しんとした部屋に余計不気味さが漂い、しまいにはさっきよりも更に大きく「ピキっ」「パキっ」と聞こえます。原因はテレビなどではありませんでした。

そして消したテレビをふと何気なく見た私は、とんでもないものを見てしまい怖くて固まりました。

その消したはずのテレビには髪の長い女性が画面の半分程の大きさで写っておりこちらをただじっと少し笑みを浮かべて見ていたのです。

固まった私を見て、すぐに彼氏もそれに気づきました。声を上げて驚いた彼氏は慌ててテレビを点けました。すると女性は画面に見えなくなりました。彼氏がもう一度テレビを消しました。するとやはりはっきり女性が写るのです。

私達は慌ててフロントに電話し、すぐに部屋を変えてもらおうとしましたが満室のため変えてもられませんでした。とても泊まる気になれず、結局なにもせず逃げるようにホテルを出ました。

後日この話を知人に話をして聞いたところ、そのホテルは以前女性が部屋で自殺したらしく、女性の霊が出ることで有名なホテルだったようです。それ以来私は20年も経つと言うのにふとした時にあの時に見た女性の顔がはっきりと思い出されその度にいまだにその女性に見られている気がして鳥肌がたちます。あの不気味な笑みを浮かべたあの顔は忘れることは出来ません。

(静岡県 女性)

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