今から6年ほど前にとある工場の生産管理部署に配属になりました。
その部署は私が配属される直前に不幸な事故が起こり、亡くなられた方がいました。また、原因不明な品質不良や機械トラブルなどが頻発し、誰もその部署で働きたがらないような過酷な環境でした。
私も配属当初はどうしても仕事がうまくいかず、生産品質や生産数の目的に達することができず悩んでおりました。
ただ、その工場には管理職の方たちが毎年、名古屋市にある熱田神宮に参拝しており、その際に購入された「ご神礼」が飾られておりました。私も何かご利益をいただけないかと思い、熱田神宮に参拝してみることにしました。
そこで、「仕事守り」というお守りを購入し、「どうか少しでも事故やトラブルが減り、仕事が順調にいきますように。。。」とお祈りさせていただきました。
そして、仕事中は作業着のポケットにお守りを入れて肌身離さず身に付けて仕事をしておりました。
すると、私が担当していた生産工程で品質不良が明らかに減り、機械トラブルや重大事故も無くなりました。きっとお守りのご利益があったのだろうと思い、毎月初めに熱田神宮に参拝し、「見守ってくださりありがとうございます。」とお祈りするようになりました。
さらにお守りも毎年初めに新しいものを購入し、古いものは「今までありがとうございました。」と心の中で祈りながらご奉納しておりました。
その後、その部署でもトラブルも減り、仕事も少なくなったので思い切って転職し、生産管理から離れることになりました。
すると、数日もせずに私が担当していた生産工程で今まで出なくなっていた品質不良やシステムエラー、機械トラブルが続出したと同僚から聞きました。
私がいなくなってもトラブルはなくなったままでいてほしかったのが本音ではありますが、きっと神様が見守ってくださったご利益があったのだろうと思いました。
(愛知県 男性)