出雲神社で見た少年
これは投稿主がある神社で体験した不思議な話です。
その神社は縁結びで有名な神社なのですが、たまたま友人が行きたいという事でその神社に伺いました。そこは住んでいるところからかなり距離があり、旅行に行く途中に寄り、到着したのは午後8時ころになっていました。
10月に行ったので、周りが見えないぐらい暗く、参拝者もほとんどいません。
その神社を友人と二人歩いているとふと子供の声が聞こえてきました。また少し冷たい風が一瞬だけ吹きました。
友人に聞くと「聞こえないよ」と言うのですが、確かに少年のような、小学生ぐらいの男の子の声が聞こえました。
しかし周りを見渡しても子供の姿はなく、不審に思っていたのですが、少し納得行く点がありました。
それはその神社に行った時期が10月であることです。その神社がある地域は、10月を神在月と呼ぶそうで、神様であればいいなと思った不思議な出来事でした。
神社にお参りしてからはブラックな会社を辞める事が出来たぐらいですが、縁結びの神社のパワーと言うと色々事業をやられてる方に会う事が出来たり、趣味で色々な方に会う事が出来たりと縁は結んで貰っているのではないかなと思っております。
(女性)
撮影した写真に異変があった体験談
僕は、小学校三年生の夏に、奈良の飛鳥に家族で日帰りの旅行をしました。父と母と僕でした。
私は、石舞台をみにいきたい!!と言いました。しかし、当初の予定はサイクリングとハイキングだったので、却下されました。それでも僕は、何か見て帰りたいと言って、蘇我入鹿野のお墓の近くの神社に行きました。
そこでは、神主さんから曽我家の歴史や、聖徳太子のお話を聞きました。そこで僕は、『蘇我入鹿の墓に行ってみたい』と言って、無理やり家族を連れて行きました。
その場所で僕は、不謹慎にも、『写真を撮って』と父にお願いし、父も渋々ながらも、『ハイチーズ』と写真を撮ろうとしました。
その瞬間、父が叫び声をあげました。そして、すぐに僕と母を連れて走り始めました。『なに?』と聞くと、画面が緑色になってすべての操作が効かないと。もちろん電源も切れなかったらしいです。それで僕たちは帰り道にあった神社に立ち寄ることにしました。すると、鳥居を抜けたあたりで、画面が真っ黒になりました。
それで、電源を入れると、なんと点いたのです。しかし、不思議なことに飛鳥で撮ったはずの写真がすべて消えていました。
もうこれは、蘇我入鹿の祟りだとしか僕たち家族には、説明がつかなかったというお話です。
(男性)
いたずら
当時都内某所に友人が一人暮らしをしており、私は友人のアパートから近い実家に住んでおりました。その日は彼女のアパートに泊めてもらうことになっていたので、最寄り駅前にある居酒屋さんで、彼氏の愚痴を言い合ったりして閉店近くまで二人で飲んでいたのです。
そこは都内の住宅街に位置する場所、おまけに平日の夜ということで人通りはほとんどない状態でした。
初夏のその季節の夜は少し肌寒いけど、飲んでご機嫌の私たちには酔い覚ましの風といった感じでした。
少しだけ遊具のある公園を過ぎると、あまり大きくない神社で、そこを過ぎてしばらく歩くと彼女のアパートです。初夏の風には怪談話って聞くような生臭さや嫌な予感は全くなく、私たちはご機嫌で歩を進めていました。
神社にさしかかったところで、鳥居の向こう側に人影が見えた気がしました。
犬の散歩かな?くらいに全く気にせずにさらにアパートへ向かおうとしたところ、私たちの横の街灯が消えました。
おや?と思いつつもさらに数歩進みます。
次の街灯にさしかかったところで、また横の街灯が消えました。
さらに数歩は、私も彼女も何も言わずに少し早足で進みました。
やっぱり真横の街灯が消えました。
そこからはお互いほぼ同時にダッシュ。
でも神社の敷地を通り過ぎたところで街灯が消える事はなくなり、後ろを振り返ると消えた街灯が、消えた順に今度は点灯し始めました。
神社の人影がこちらを見て肩を震わせているように見え、そのまま神社の奥に消えて行きました。
彼女のアパートに着いてから、アレはなんだったんだろうと話し合ったのですがその日に結論は出ず。
その後お互い特に支障もないですし、彼女は一人で神社前を歩いていても何も起こらずじまいだったので、神社の何かに遊ばれたんじゃないかという事で納得することにしてます。
(女性)