仏閣系の心霊・不思議な話

☆【不思議な話・実話】 神社の鳥居をくぐってはイケない私の家系

ずいぶんと前の話なのですが、当時、憧れだったアルバイト先の先輩と、初めて2人で初詣に行くことになりました。

行った場所は京都のある有名な神社です。

小さいころから母親には「神社に行くときには、お伊勢さんなどは別だけど、絶対に鳥居はくぐっては行けないよ。」と忠告されたおり、理由はよくわからないんですが、言いつけは守っていました。しかしその時は、初デートのせいか気分も浮ついており、今思えば明らかに油断がありました。

京都に神社に到着し、鳥居がいくつも連なっており、くぐりながら登っていくという場所です。

私は、さすがにマズイかなと考えましたが、理性に負けてしまい最後まで進んで行ってしまいました。

デート中は特に変わった事もなく、気にしすぎだったのかな?と考えながらデートを楽しんで帰りました。

しかしその夜に、母の言いつけが正しかったということがわかりました。

寝ていると、夜中に突然自分の脚が勝手に動いているので、目が覚めました。そしてものすごい力で上下に動いており、まったく制止は効かず、おぞましくもただ自分の脚を見つめて怯えているだけでした。

翌朝、母に経緯を説明すると、ため息まじりで、あれほど行くなと言っていたのにと言われお祓いをしてくれました。

母の説明によると、我が家の家系は神社との相性が悪いというのではなく、神社に助けを求めている、様々な悪い霊もいるようで、本来そのような霊は時間を掛けて神社の力で浄化されるが、その前に私が行くことによって神社から連れて帰ってきてしまうという血筋という事でした。

(大阪府 女性)

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