入院中毎晩起こる心霊現象
私が、体験した怖い話は、高校1年生の時です。大病を患い夏休み後某病院に入院しました。手術は、無事に終え退院を控えていたある日の深夜肌寒く感じて目が覚めてタルケットを掛けようとしたら影が病室に入ってきました。
私は、看護師さんの見回りと思いベッドに横になったら金縛りに遭ってしまいました。
そして視線をベッドの脇に合わせたら誰かが立っているのです。
立っていた人物は、全身真っ黒の人。目が真っ赤に光るシルエットで女性でした。
彼女は、私の手に手を伸ばして来ました。とっさにお経を読んで気絶しました。
次の日見舞いに来た親には言いましたが、何故か?昨晩の事を母親が看護師さんに言うことを口止めしてました。
その日の夜も三つ編みをしたセーラー服モンペを履いた全身血だらけの女学生が3人立ってました。
私は、お経を読みながら気絶しました。
退院するまで繰り返し誰かが立ってました。今考えるとその病室は、霊道ではないかと思います。後から母親から聞いた話ですが私が入院していた病室の壁に血痕がついていたそうです。
数年後、同じ病気で入院しました病室が同じ病棟だったので以前入院していた病室を見に行ったら看護師さんの更衣室になってました。何か?あったのでしょうか?
(大阪府 女性)
通り抜ける女の子の霊
私は元々霊感があまりないので、心霊体験はありませんでした。
学生時代に足を骨折して入院した時の話です。
入院は1週間ほどの短いもので、病室は6人部屋でした。夜は消灯が早いので、何もできず本を読んだりしてから寝ていました。
そして深く眠りについていたら、体を誰かに揺すぶられ、女の人の声で「早く起きて!早く!」と言われ、私は看護師さんが火事か何かを知らせて起こしたのだと思い、目が覚めました。すると、そのまま金縛りに遭ってしまい全く身動きが取れなくなってしまったのです。
その間ずっと枕元で、何か話声が聞こえ、目だけは動かせたので、見える範囲で見てみると…そこには松葉杖をついた、若い女の子が体の上を通り抜けて行ってしまいました。
その瞬間金縛りは解けて動けるようになりました。
(茨城県 男性)
1人部屋で体験した恐怖
妊娠中に子供がお腹の中で育ってない、ということで入院することに。
当時かかってきた産婦人科は地元の国立病院で、産婦人科の先生が足りないということと建物の老朽化が進んだのと一年後には国立から市立病院への切り替えで、抱える妊婦さんも少なくしていた時でした。
そんなわけで私が入院していた時は入院患者は産科では私一人。
二カ月入院させられていたのですが、大部屋にポツンと一人しばらく過ごすことに。
気楽で良かったといえばよかったのですが、やはり夜になると怖いんですよ。
不安な気持ちは抱えたまま数日が過ぎ、慣れてきたあたりから夜中になんかこっ、こっ、こっ…というような、指で机を叩くような音が聞こえることが何回かあったんですよね。
気にはなっていたものの、かなり古い建物だし病室の周りは木が茂っていて、木の枝でも窓に当たってたのかなと思っていたんです。
そんな音にも慣れた辺りに、なんとなく寝付けなくてふと目を開けたんですよね。
一人部屋だけど、寝る前は看護師さんがカーテンを閉めてくれていたのですが、なぜか廊下側のカーテンが少しだけ開いていて、あれ?と思って暗がりを見ていたら、目がギョロって動いたんですよ、コナンの黒い犯人みたいな感じに。
あまりに驚いて、心臓バックンバックンしてたけど、怖くてとっさに目を閉じて布団をかぶってひたすら耐えました。
次の日、看護師さんに、なんか夜に人が見てたぽいんですけど…と伝えると、突如病室を移動させられました。
結局看護師さんからはちょっと気分変えましょうねーしかいわれず、病室が変わってからは音も聞こえなくなり、別の患者さんが入院してきて何事もなく過ごせるようになりました。
あの目は誰だったのか、なぜ病室移動させられたのか、いまだにモヤモヤします。
(神奈川県 女性)
十字架を背負った不可解な人 心霊体験
東京都内の有名病院で体験した話になります。
個室で入院していたのですが、深夜に、ガランガランと何かを引きずっている音で目が覚めてしまいました。
私は怖かったのですが、音の正体を知りたくなり、窓を開けて外を見てみました。
すると十字架を掲げた人が歩いており、その人の後ろには2名の寝巻姿の人がいて、3人で中庭の建物の中へ入って行きました。
後ろの人は入院患者に見えたのですが、歩いていたのではなく浮いているような感じに見えたのです。
そのまま入口の階段をすーっと吸い込まれるような感じです。
なんとなく見てはいけないものを見てしまった気がして、ベッドに戻り寝ました。
翌朝、あの協会を見ようと確認すると、中庭の古びた建物は教会だったのです。そして同じ階の患者さんが亡くなった事も知りました。
看護師さんに教会で昨夜、ミサが行われたかを聞いてきたのですが、あるわけないじゃないと笑われてしまいました。またあの協会は使われていないようです。
現在は病院内に立派な教会があり、あれは昔使っていた教会だったようです。
あの夜に見た十字架の男はいったいなんだったのか今でも気になります。
(東京都 女性)
どんどんと近づいてくる恐怖の音
私がこの体験したのは20代の頃です。
生まれて初めて手術を行った時に病院へ入院しました。
時間は大体の深夜2時頃です。
手術をした場所の麻酔が切れてきてひどく痛み目が覚めました。
当日の手術だったので仕方ないことらしいのですが酷くうなされました。
私の泊まっていた部屋は4人部屋で、部屋には私と斜め右方向におじいちゃんの2人しかいませんでした。
すると入り口付近から「うー、うー。」とうめき声が聞こえてきました。
私は斜めにいるおじいちゃんもどこか痛いところでもあるのかと思い心配になりました。
しかしどうやら声は私の隣から聞こえてきていました。
ん?なんでだ?となりには誰もいないはずなのに私は少し恐怖を覚えました。
でも聞き間違いだったりもあるので、そのまま寝てしまうことにしました。
しかし声はどんどん大きくなってきます。
そして右隣ではなく、ついには私の足元らへんから聞こえるようになり、流石に動くことが出来ないくらいの恐怖でした。と同時に胸が苦しくなり、呼吸もしづらいことに気がつきました。
目を閉じていたのでパッと開けるとそこには見たことない老人が私の上に乗っていたのです。
それからは記憶がないのですが、あれが夢だったのか現実だったのかはわからないままです。でも確かに感じたあの声だけは今でも忘れることができないままです。
(秋田県 男性)
上の階から何度も落ちてくるハンカチ
私が中学生の頃なので15年ほど前事です。
祖母が大阪市内の病院に入院しており、時折家族でお見舞いに行っていました。
ある日いつもと同じように夕食頃にお見舞いに行くと食事はもう来ているのに祖母はぼーっと窓の外を見ていました。
「食べないの?」と言う母の声ではっとした祖母は「あ、ううん食べる食べる」とご飯を食べ始めましたが時折窓の方を気にしていました。
何度かそんな事があり、私は気になって祖母に窓の外に何かあるのか聞いてみると「そうじゃないんだけど・・・時々ね晩御飯の時になるとハンカチがね、落ちてくるのよ」と言いちらりと窓の方を見ました。
「屋上で洗濯物でも干してるんじゃないの?」と私が言うと「そう・・・ね」と少し含んだ言い方でしたが祖母は笑っていました。
また何日か過ぎた後お見舞いの時私も何度気なしに窓の方をちらりと見てみると白い布の様なものが落ちたのが見えました。
その時は「ああ、これか」としか思っていませんでした。
そのあとも何度か白い布が落ちるのが窓から見えましたが、見舞いに行く度に見える訳でもなくあまり気にしていませんでした。
ある日病室で何気なく窓の方を見ていると祖母が「今日は落ちてこないわ。いつも水曜日に落ちてくるの」と言いご飯を食べ始めました。
「水曜日だけ?洗濯の日だからかな、それにしても落としすぎじゃ」と思いましたがその時は少し祖母と世間話をして帰りました。
次のお見舞いが丁度水曜日だったため私は夕食時祖母と一緒に窓の方を見ていると食事が運ばれて10分程たった頃白い布の様なものがヒラヒラと落ちるのが見えました。
なんだか違和感があり窓を開け下を確認しましたハンカチなどは地面に落ちておらず、上も窓が開いている様子はありませんでした。
何度か別の曜日にお見舞いに行ったあとまた水曜日に行くことになり私は今度は窓に張り吹いて何が落ちてきているのか見てみようと思いました。
家族は変な目で私を見ていましたが。
いつもの様に夕食が運ばれ、10分程たった頃視界の上の方にちらりと白いものが見え眼前に来た瞬間背筋が凍り付きました。
白い布だと思っていた物は小さな花柄のあしらわれたハンカチで真ん中程に人の目が逆さに付いたのです。
祖母は後日退院することになり、事の真相はわかりませんが、非常に不思議な体験でした。
(兵庫県 男性)