九死に一生な話

☆【九死に一生な話・実話談】 胎盤剥離で危険な状態となったエピソード

栃木県の者です今から10年ほど前になりますが出産予定日10日前早朝に自宅で胎盤剥離を起こして大量出血をしました足元の絨毯が一気に真っ赤に染まり同時に体から急激に力が抜けて自力で立っていられず恐怖と寒さで震えながらも救急車を呼ばず夫の運転で産婦人科の病院に行きましたしかしその病院では設備が足りず適切な処置が処置できないからとそこから救急車で大きな病院へ搬送されました

一気に大量の血を失ったためか意識朦朧で体の痙攣も止まらぬまま救急車の音だけが聞こえていて病院到着後は検査もせず直ぐに手術室へ運ばれました

運ばれている最中輸血許可のサインを求められたのですが意識が覚束ず手も痙攣していたのできちんとサイン出来たかは覚えていませんただ夫と駆けつけた両親に迷惑かけてごめん言ったらこんな時まで言ってる母親の返事が返ってきたのは覚えています

手術室内の光景なども記憶になく女性の声がもうすぐ楽になるからねはい5,4,3言った辺りで意識がなくなりました気がついたら病院のベッドで夫のご両親も来てくれていました

皆に何か言われた気がするのですが麻酔から覚めた直後は眠いというより意識が暗闇に引きずり込まれるような感覚でこのまま意識を手放したら死ぬのではないかという恐怖心でいっぱいでどんな会話をしたのか会話が出来たのかも覚えていません

落ち着いた後もしばらくは意識がスーっと暗闇に落ちていくような感覚が抜けず看護婦さんに本当に意識を落としてもいいのか何度か確認してから眠っていました

後から聞いた話ではお医者様から夫や両親に母子ともに駄目かもしれない言われたそうです結果としては子供は駄目で私が助かってしまいましたが亡くなった子供が私を助けてくれたのだろう夫が言ってくれました

眠るのとは違う闇の底に落ちていくような感覚は未だに恐ろしくて忘れられません

(栃木県 女性)

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