4階に止まってしまう不気味なエレベーター
心霊か定かではないのですが、私が高校生の時、K県のとあるマンションの6階に住んでいました。そこで私が学校から帰るとマンション1階のエントランスが騒がしく警察等が大勢いました。何事かと思い近くに居た方に声を掛けたのですが、4階から3歳になる子がベッドで遊んでいて勢い余って窓から転落して亡くなってしまったそうです。この事故はニュースや新聞にも乗りました。
翌日から異変と言いますか不思議な事が起き始めました。
6階からエレベーターで降りようと思い1階ボタンを押すのですが、4階で止まってしまうのです。その時は震えましたが気の所為だろうと思い込み学校へ向かいました。学校を終え今度は1階から6階へ行くのにエレベーターを使ったのですが、また4階で止まりました。
さすがに怖くなり当時実家に住んでいたので家族に話をした所、家族全員同じ体験をしていました。皆で顔を見合わせ青ざめました。
そこで隣に住んでる方と挨拶がてらお話ししたのですが、やはり同じ体験をしていました。他にも4階で止まった時子供の泣き声がする等のお話しもありました。私が住んでいたマンションはエレベーターは2台あるのですが、2台とも同じ現象が起きてしまい、管理会社にクレームを出し点検をして頂いたのですが異常は無いとの事でした。
マンションに住んでいた方々は原因は分かっていたと思います。それからちょくちょく転落してしまった現場に住民でお花を添えるようにしました。
そこから引っ越してしまってその後どうなったのか不明ですが、当時は凄く怖く6階からですが毎回階段を使う様にしてました。ちなみに転落してしまった4階の号室は4号室、404です。
(千葉県 男性)
嫌な雰囲気のエレベーター
私の家は富山県でも古いアパートでそのせいかエレベーターも古い感じで少し不安になるような出で立ちでした。階数は八階で私は六階に住んでおりました。
それはいつも通りバイトで帰宅が遅くなり時間は12時を回っていました。私の家は六階と言いましたが階段でのぼるには高くまた階段も不気味なので私はまだましなエレベーターに乗りました。それが間違いだったとは知らずに。
ボタンを押すと少ししてエレベーターが来ました。まわりには誰もおらずエレベーター内から誰も出てきませんでした。なのでもちろん私以外の誰もそのエレベーターに乗っていません。私は六階のボタンを押しました。扉が閉まると動き出したのですが何故か私の中の後ろの方から小さな風を感じました。勘違いかと思ったのですがその後に今度は頭の後ろの方から風を感じました。私は怖くなりすぐさま5階のボタンを押して降りました。
降りた後そのエレベーターが今何階なのかを見ていると恐ろしいことに六階で止まらずに八階まで昇っていったのです。私は確かに六階を押しました。押したから動き出したのですから。なのに止まらずに八階まで進んで行きました。私は怖くなり階段で六階に行くと何故か六階でエレベーターが扉を開いて止まっていました。
また風を感じると私は怖くなり急いで部屋に逃げました。古いアパート故にたまに出るとは聞いてはいましたがまさか自分の身に起きるとは思いませんでした。引っ越した今でもそのエレベーターは残っているそうです。
(富山県 男性)
監視カメラの怪
私の住んでいる愛知県内の某マンションのエレベーターでの体験です。
私は1階に住んでいるので普段は上の階のお宅に用事がある時にしかエレベーターは利用しないのですが、マンションの玄関に出る為にいつもエレベーターの前を通過していました。
エレベーターの前には防犯カメラの映像が確認出来るようにモニターが設置してあり、前を通る人はマンションのエントランスや駐車場への出入口、エレベーター内の防犯カメラの映像を見る事が出来ます。
1階や上の階で誰かがエレベーターを呼べば、モニターの映像とともにエレベーターの移動する階数の表示も分かリます。
本来なら、誰かがエレベーターを呼ぶ→その階に移動するエレベーターの映像と階数の表示→誰かが乗り込む映像とエレベーターが止まった階数の表示→移動する階までのエレベーターの映像と階数の表示、となるのが普通です。
私はエレベーターの前を通る時にモニターの映像をよく見ているのですが、ある時、誰かが上の階でエレベーターを呼んだ映像と階数の表示をしばらく見ていました。
すると止まった階では誰も乗らず、またエレベーターが下に移動し始めたのです。上で呼んだ人が乗るのをやめて、他の階の人がエレベーターを呼んだのかな?最初はそう思っていました。でも、エレベーターは止まらずに1階に来るようです。誰も乗っていなくて、誰も呼んでいないのに?急に怖ろしくなった私はマンションの玄関ではなく自分の部屋にダッシュで帰りました。
エレベーターの誤作動と思う事も出来ましたが、私には1階に来る何かと出会う覚悟はありませんでした。
(愛知県 女性)
夜中にだけ照明が点滅する不気味なエレベーター
私の実家は、12階建てで、エレベーターが2台あります。そのエレベーター、昼間は普通に稼働しているのですが、夜中になると向かって左側のエレベーターだけがなぜかいつも電気が点滅しているのです。私が学生の頃、よく夜中まで週末は呑み歩いていました。
なるべく左側のエレベーターは怖いから夜中や一人の時には乗らないようにしようと思っていたのですが、その日はなぜか左側しか降りてこず、冬場で寒かった私はとりあえず乗ることにしました。
相変わらず点滅している電気で、少し怖かったのですがすくに降りるからと思い、あまり考えないようにしていました。途中で止まり、ドアが開きましたが誰も乗ってきません。一瞬おかしいなと思いましたが、とりあえずドアを閉めて自分の降りる階に来たときです。
ドアが開き、降りようとしたその時。私の後ろからふっと風が通り過ぎました。まさに、誰かが通ったようなそんなふわっとした風です。私以外にエレベーターに乗っている人はいなかったし、クーラーも入っていなかったので後ろから風が吹くはずがありません。
急に怖くなり、あわてて家に入りました。それ以来、左側のエレベーターには昼間でも乗らないようにしています。
(鹿児島県 女性)
彼女のマンションで起こった謎の住人
もう20年以上前の話です。当時僕は宮城県仙台市で働いていて、2つ下の彼女がいました。彼女は証券会社に勤務していて収入も安定しており、すでにマンションを購入してそこで暮らしていました。僕は1ルームの賃貸マンションでしたので、どちらかといえば僕が彼女の自宅に行くことが多かった、そんな交際をしておりました。彼女のマンションは確か11階建てで彼女はその3階の2LDKの部屋に住んでました。
ある日いつものように彼女のマンションに行こうとエレベーターに乗り3階を押すと、そのまま最上階までエレベーターが昇っていきました。11階についてエレベーターが開くとたまたまそこの住民のオバサンが玄関の前にいて、「あら、こんばんは」と声をかけてくれました。「あ、こんばんは。すいません、ボタン押し間違えたようです」「あら、そう!」そういってオバサンは優しく笑って会釈してくれました。
その1週間後位の話です。その日は20時ごろ行くという約束だったのに仕事でトラブルがあり23時ころになってしまいました。彼女怒ってるかなと慌ててエレベーターに乗ると、また3階を通り過ぎ、最上階に向かったのです。「またやっちゃった」と思いながら11階に到着し、そのまま3階に戻ろうとするとまた玄関の前にはこの前のオバサンが。
「あら?」「すいません、また間違えました」そんなやりとりがあって3階におりました。
数日後、会社で暇な時間に仙台市内の中古マンションのHPを閲覧してると彼女のマンションが載ってました。「あのマンションいくらくらいしたのかな?」そんなことを思いながら何気に見てると、2部屋ほど中古で売り出していました。内1つが最上階のあの部屋でした。
「あのオバサンマンション売りに出してたんだ」と思い詳細を見てると、1年以上前から売りに出されてた物件でした。
「買い手が決まるまで引っ越せないのか」そんなことを思い、彼女に話すと、「えっ、最上階ずっと空き家だよ。あのフロアーは1世帯分しかなくて広い間取りにオバサンが一人で暮らしてたんだけど、急に亡くなって息子さんが売りに出してるけどなかなか買い手が決まらないんだって」僕はぞっとしました。
「そのオバサンって60過ぎ位の小柄で優しそうなオバサン?」そう聞くと「私は会ったことがないからわからないよ。どうして?」「いや・・」それ以降エレベーターが11階に行くことはありませんでした。
(宮城県 男性)