オレンジ色のポロシャツの女の霊
今から20年以上前の体験です。私が妊婦中に住んでいたマンションの下の住人とのトラブルもあり、私が出産で入院中に主人が引っ越しを決めました。
退院後に里帰りし、私と産まれたばかりの子供で初めて引っ越し先に帰ると、玄関にただならぬ違和感がありました。
空気がどんよりしている感じで重苦しい雰囲気というか…次の日には玄関のコンクリート床に濡れた子供の裸足の足跡があったり、台所で調理していると背後をオレンジ色のポロシャツを着たボブの女性が通り過ぎたりと色々な事がありました。
当時、経済的な余裕が無く引っ越し出来ず、盛り塩をしたり線香を焚いたりして過ごしていました。子供が半年経った頃から、何かを目で追うようになり、1歳を過ぎた頃に寝室に知らないおばさんがいると言った事もありました。思えば背後を通り過ぎたオレンジ色のポロシャツの女の人も寝室に向かって消えた様に思います。
それから更に1年後、主人と離婚する事になり、友人と半信半疑で占いに行ってきたのですが、私の顔を見ると占い師さんが言いました。
あなたの今住んでいる所は人が住むべき所ではないです。と。
理由は分かりませんが、離婚の原因の1つに家相があるとも言われました。離婚後に早急に引っ越して、何度かあのマンションを見に行ったのですが入居者募集の張り紙がしばらく貼ってあり、間もなくマンション自体が建て替えされてました。
占いに一緒に行った友達がその後に結婚したのですが、偶然旦那さんもあのマンションに住んでいた事があると話してくれました。当時ネコを飼っていたらしく、そのネコが全く寝室に入りたがらないし、無理矢理連れて行っても怯えるように寝室を出て行くと話してくれました。その旦那さんの部屋は私が住んでいた部屋の上の部屋だったそうです。
(北海道 女性)
夫婦仲が悪くなる家賃の安い心霊マンション
結婚で、新しいマンションに引っ越した時の話です。当時私は妊娠しておりました。そこは最初から嫌な雰囲気でしたが、家賃が安かったため住むことに決めてしましました。
引っ越して数日の事です。寝ていると人生初の金縛りに遭いました。急に玄関から歩いて来る足音が聞こえてきて、体が動かなくなったしまったのです。しかし、部屋の中には入ってきません。起きた時にはすごい汗をかいていました。
他には食事を作っていても、お風呂に入っていても背後からすごく気配がしていました。旦那も霊感がないのに、その旦那さえも嫌な感じがすると言っている始末です。二人で気分が悪いねといった毎日を過ごしていました。
その後、徐々に旦那と仲がかなり悪くなり、毎日のように喧嘩ばかりしていて、私はは狂ったかのように暴れだしてしまったのです。今考えるとまるで自分の人格が無くなっていくような感じです。どんどんと自分たちがおかしくなっていくのがよくわかりました。
これではいけないと思い、引っ越すことを決心し、部屋を片付けていた時に、いつもと違う部屋で寝ていました。すると夢に、髪の長い女の人が出てきて「出ていけ」と殺気を感じる目で叫んできたのです。その後、なぜか小さな女の子の夢を見て「絶対にお祓いにいって」と最後に言われ、旦那とお祓いに行きました。
お祓いし引っ越した途端にそのような現象はなくなりましたが、非常に不思議で怖い体験でした。
(福岡県 女性)
いわくつき物件に住みスピード離婚
愛知県の海沿いの某市にあるアパートでの体験談です。
そこのアパートは、元旦那が私と結婚するために一足先に住んでいて、私は籍を入れてからそこに入居しました。
築30年の木造家屋で2LDKの部屋です。元旦那曰く、アパートの各部屋の中でそこが一番綺麗だと言うことを自慢げに話してくれました。
しかしいろいろと訳あり物件なようで、前の入居者は借金苦で夜逃げしてから大家が部屋を確認したところ、内装が相当痛んでおりリフォームしたようです。確かに外観から見て内装はかなり綺麗なので、ラッキーと感じるかもしれません。ですが、この部屋、いつも湿っぽい感じがして、南向きで陽の光は入るけど、なんだか暗いんです。1人でいると落ち着かないというか、居心地が悪いというか。
そこで私は友人に相談し、スピリチュアルに詳しい人の所へ行ってみることにしました。
そこで受けたアドバイスは「いい部屋じゃないね。ここから出た方がいいんだけど、どうしても住むつもりなら、部屋に岩塩を置いてみて」との事。
そして信頼できる店で購入し、さっそく部屋に置いてみました。すると1ヵ月くらいして気が付いたのですが、岩塩の大きさが半分ほどの大きさになっており全体的に湿気気味で溶けていました。
「岩塩ってこんなに溶けて小さくなるんだ」と疑問に思いつつ過ごしていたのです。
しかし、その後はこの部屋に住んでからどんどんと夫婦喧嘩が絶えなくなり、私たちはいつもイライラ。結果的に別居が決まり出て行くのですが、置いていた岩塩はそのまま回収しました。
そして新しい部屋で水で洗って、乾かして置いておいたのですが、その岩塩は全く溶けなかったのです。
元旦那はそのアパートに住んでいたので、その後もそのアパートに行ったのですが、以前に増して落ち着かない状態になっていました。とにかく部屋に居たいとは思わないのです。との時主人が居たので、聞いたところ「〇〇が出て行ってから、夜中に人の気配がしたり、ラップ音みたいなのが鳴る。この前、友人が泊まりにきた時は火事の夢を見たんだ」と。
私は「ここから出た方がいいんじゃないの?」と言うと、一応返事はしていましたが、その後離婚したので元旦那が出て行ったかは不明。
また不動産屋に問い詰めて聞いてみたところ、ここの隣に更地があり、そこで過去に火事があってお二人亡くなってしまったという話があったそうです。(事実確認済み)
私自身、あの居心地の悪さ、湿気の多さ、更にいわくつきの土地だったと聞き、納得しました。
その後、離婚したのですが、スピード離婚もあの部屋に住んだことが原因だったのかなと、つくづく住む家は大事だと思いました。
(愛知県 女性)