憑依系の怖い話

☆【怖い話・実話】 憑依され暴走してしまった先生 

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今から20年くらい前の話なのですが、私が田舎の中学校に通っており、そこは山の麓にありました。そして音楽と授業中の事です。

音楽の先生は普段は穏やかで優しい感じの男性教諭でした。しかし、ある授業中に入口のすぐそばに座っていた私は扉から黒茶色のまだらっぽい球体が浮遊して入ってくるのを見てしまいました。私はビックリしてその球の行方を眺めていると、球体は先生の足元に纏わり付いていたのですが、クラスの人は全く気付いていない様子で、何も言う人はいません。私も怖くてただ黙って見ているだけしかできませんでした。

そして事件が起こりました。その時は授業開始から後ろの席でずっと雑談している男子たちがいたのですが、先生は気にせずに授業を進めていたのです。

そして突然先生が黙り、もの凄い形相で後ろの男子一人のいる席へと激しい勢いで向かって行きました。そして、その男子の髪の毛を鷲掴みして叫びながら引きずり始めたのです。クラスのみんな恐怖のあまり声も出せず、黙って茫然と見ていました

私はその時にあの球体が先生の頭に被さっているのを見つけたのですが、それでも先生の変貌ぶりが怖くて動けませんし、声も出ませんでした。そして男子が「すいません!ごめんなさい!」と謝った瞬間、先生はいきなり教室から出ていき、しばらくすると教頭先生がやってきて、「○○先生は体調不良で早退されたので自習してください」と言って、暴行された男子を連れて出て行きました。

教室内は騒然としてみんなガヤガヤとその話を話している様子でした。その後日、何事もなかったかのようにその先生は復帰して授業も再開されました。それ以来はその球体は見ていません。あの球体のせいで先生が暴れたのか、後ろの男子がうるさくて切れてしまったのかはわかりませんが、不気味な体験だったことは間違いないです。

(兵庫県 女性)

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