友人との電話で待っていると、知らない女の子に挨拶された心霊体験談
約10年前、高校3年生ぐらいのころ、中学生の頃から一番仲の良かった子がいました。しかしそのこは霊感がとても強い子で、以前から自宅で幽霊が出るとか、いつも自分に幽霊が付きまとっているなどと言っていました。ですが、私とほかの友人は霊感全くないため、正直全然信じていませんでした。しかしあるときその子と電話で話していて、友人が飲み物を買うからと言うので待っていると、電話越しから小学生ぐらいの女の子が私に「こんにちわ。」と言ってきたのです。それはもうはっきり、そしてしっかりと聞こえました。
びっくりした私は友人にすぐそのことを話しました。今飲み物を買っているのを待っていたけど小学生ほどの女の子がこんにちわ。とあいさつしてきたと。
女の子と一緒にいるのか?それか周りにいてたまたま私が聞こえたのか?と。しかし友人はひとりでいるし、周りにもそんな子はいないと言うのです。
今までそういった心霊体験などしたことがないし、その子を疑っていた私はとてもびっくりして鳥肌が止まらなかったことをよく覚えています。
友人も「だから言ったでしょ」と。それ以降はその友人とだんだん疎遠になりそういった心霊体験は一切ないため、私にとってはとても印象に残る不思議な体験となっています。
(沖縄県 女性)
電話の録音機能の恐怖
私は大学生の時に、愛知県でアパートに一人暮らしをしていました。初めての一人暮らしだったのでもし心霊体験があったら怖いなと感じていました。なぜなら、私が住んでいたアパートの近くには、大きな霊園があったり何やら不気味な神社があったりしたからです。
バイトで夜帰りが遅くなる時には、毎回家に帰るまでの道が怖くて小走りで後ろを何度も振り返りながら帰っていました。
そんな私は、人生で初めて、自分が住んでいるアパートの部屋で心霊体験をすることになります。それは、新しくバイトに応募をするという時でした。
応募の電話をかけるのにとても緊張していた私は、あらかじめ、携帯電話の録音機能を使って電話で話をする練習をしていたのです。
今思えばおかしい話ですが、当時は真剣に録音機能に自分の声を吹き込んで、相手側に変に思われないかチェックをしていました。何気なく録音を終えて再生機能で吹き込んだ声を聞いた時に私はとてもびっくりしてしまったのです。
なぜなら、「もしもし、○○と言いますが。」と電話の始めの挨拶を練習していた私の声の後に、男性の声ではっきりと「はい。」と返事が入っていたからです。
もちろん、録音をしていた当時、アパートの部屋には私以外には誰もいません。
テレビや音楽も一切かかっておらず、しーんとした中で録音をしていました。なのに、ちゃんと会話になるような形で男性の声が入っていたので鳥肌が立ったのです。
誰かに聞かせようとしましたが、ずっと携帯電話にその声を録音しておくのが怖くなって、すぐに削除をしてしまいました。
あの声は一体何だったのかいまだに正体がわからず不気味です。
(静岡県 女性)
不可解に鳴る内線の怪
私が実際体験した話です。まだ実家に住んでいた頃2階にリビングがあり1階に私の部屋がありました。私の部屋には内線電話があり2階と繋がっていて、頻繁に誰もいない1階からの内線が鳴っていました。
最初は弟のいたずらかなって思っていたのですが、弟が学校に行っていて私しかいないときでも内線は鳴りました。
部屋には全面鏡になっているクローゼットがあり、よくそこに小さな女の子が移っているのを見ました。でも怖いという感覚はなくビックリするような事は当時ありませんでした。内線に始まり、当時はコンポでしたのでそれが勝手に音楽をかけしかも結構な音量です。
そういう現象もあり霊媒師というか地元で有名な人に見てもらいました。
その時畳を全部はがし写真を撮って映っていたのがキツネの霊。煙のような感じではっきりキツネの顔が映っていました。
その時はさすがに鳥肌が立ちました。
実際思い出しているだけで鳥肌が立ちます。一応除霊をしていただきその後はそういう現象は収まりましたが、連休を使い私は彼女と旅行へと出かけました。
家からの着信があり私は気付かず留守番電話に母親からのメッセージが残っていました。
着信に気づきメッセージを聞いた時に少しの間何も喋りません。5秒ぐらいたった時に結構焦った声で下の部屋から内線が鳴るけどどうしたらいいとの内容でした。
最初の5秒の所に何か雑音めいた音声が入っています。何回も何回も気になって聞きなおしました。
7回目ぐらいの時にやっと聞き取ることができました。
女の人のかすれ声で「中に入れて」っていう内容でした。
思わず携帯を投げ捨て冷静になっていもう一度聞きました。
耳が慣れてきていたせいか今度ははっきりと「中に入れて」っていう声が聞こえます。
実は弟が私の部屋に入っていたずらするのでカギを閉めて旅行に出かけたのです。
すぐ母親に電話をかけて「まだ内線鳴る?」って聞いたところ、ちょうど後ろで内線が鳴っていたので母親に私の部屋の鍵を開けてドアを少しだけ開けておいてとお願いしました。
開けた途端内線は一切ならなくなりました。
その後は一切そのような事もなく私はいませんが母親父親がのんびり生活しています。
(北海道 男性)