電車事故が起こった現場で起こった心霊体験
最近聞いた話です。友人は少し霊感があるらしく、聞こえたり、ぼんやり見えたりするらしく、いろいろな体験をしてきたそうです。その中でも怖かった経験を話してくれました。過去に電車事故があり数十名が亡くなった地域があります。その現場には慰霊碑が立っていて、線路に並行して道路が通っています。
昼間は自動車が行きかう道路ですが、夜間は街灯も少なく自動車の行き来も少なく真っ暗です。
夜10時を過ぎたころ、仕事帰りにその道路を通り、慰霊碑を通り過ぎたころ、ふとバックミラーを見ると何かぼやけていたそうです。
霧でもなく煙でもないものが移っていたそうです。ただ、1km位走ると消えてしまい不思議に思いながらいつしか忘れていたそうです。しかし、数週間後同じく夜に通るとまた同じ区間で同じものが映ったそうです。
数か月後、その話を知り合いにしたところ、たまたまタクシー運転手がいて、お驚くべきことを言うのです。
お客を目的地を送り届けた帰り、同じ時間帯、同じ区間で、誰もいないはずの後部座席で何かを感じ、バックミラーに目をやると、髪の長い女性が座っていたそうです。「いるなあ」と思っていたら、すーっと消えました。
あとでいろんな人の話を合わせると慰霊碑の付近が事故現場で、女性が消えたり、ぼやーっとしたものが消えた付近は、単線線路の電車が行き違える待避所があった場所だったそうで、女性はその場所へ戻り、家族の元に戻りたかったのではないかという話で落ち着いています。
タクシー運転手は仕事で行き来することはあると思いますが、知人は夜8時以降になるとその場所を避けて帰ってくるようにしているようです。
(滋賀県 女性)
息子を呼ぶ女の霊
以前私の母は介護施設で調理師をしていました。そこの主任さん(男性)がとてつもなく霊感が強い人だったそうです。
その主任さんには奥さんと息子の3人暮らしで、家族仲もとてもいいみたいです。
当時6歳の息子と主任さんと2人でCDで音楽を聴いていたそうです。主任さんの世代の歌でしたが、お父さんがよく書いていたからか、子供も歌を覚えて一緒になって歌っていました。すると、突然CDからその歌手ではない女性の声でが聞こえてきました。
主任は不気味だなぁ、と思った途端、息子が立ち上がりフラフラと玄関に向かって歩き出したのです。
後ろから呼び止めても歩くことを辞めず、ついには車の鍵をもって裸足のまま外に出てしまいました。
驚いた主任さんは息子を追いかけ、息子のむかった駐車場へと向かうと息子が車にエンジンをかけたところでした。危ない!と思った主任は息子の名前を何度も呼びながらほっぺを叩いたところでやっと息子が正気に戻りました。
「馬鹿野郎!なにエンジンかけてるんだ!危ないじゃないか!」と注意したところ「お父さん?僕、なんでこんなところにいるの?」とキョトンとした顔をする息子。
エンジンがかかったと同時に車内にはラジオが流れていたのだが、ブツッブツッと音が途切れたかと思ったその時"ちっ…もう少しだったのに"と先ほどのCDから聞こえた女性の声がカーステレオから聞こえてきました。
車はATなので、下手したら子供でも動かせたかと考えると今でもゾッとするそうです。
ちなみにそこの主任さんは霊感が強すぎて、その力が息子にも受け継がれてしまい、2人には行きつけのお祓いしてもらえる神社があるとのこと。
(岩手県 女性)
友人に付いて来た女の霊
霊感の強い友達から聞いた話です。友達と駅で別れて帰っている途中、10月の夜なのにノースリーブの白いワンピース1枚の女の人とすれ違いました。直感でこの人は普通の人じゃない!と感じて気づいてないふりをして家まで帰ったそうです。
家に着いてくつろいでいると急に悪寒がしたそうです。友達が住んでいるのはアパートの2階の角部屋で窓を開けると細い路地が側にある作りです。ちょうどその時友達は窓の側にいて少し窓を開けていたそうです。そしたら自転車のベルを鳴らす音が聞こえてどんどん近づいてきて路地の方に入って来た気配がしました。
やばい、あの女の人連れて来てしまった、と思って怖くなりベルの音もどんどん近づいてくるので窓を閉めたくても閉める時にもっと怖い事が起こったらどうしようと思ってパニックになる友達。
霊感が強いのは家系みたいで友達の家族はみんな霊感強いのでおばあちゃんが龍が刻印された小さい水晶をお守りにくれたと言っていました。(見せてもらった事があるけど本物でめちゃ高そうでした。)そのお守りを思い出して握り締め、心の中で来ないで!お願い!と願っていたそうです。
ベルの音はどんどん近づいて来て窓のすぐ下まで来たそうです。
さらに音はどんどん近くなります。
このままでは入られる、と思ったときふっと気配が消えたそうです。
汗だくできっとお守りが助けてくれたんだ、と思って水晶を見ると龍がいなくなっていました。その後ワンピースの女の人に会うこともなく同じ部屋で怖い事が起こった事もなかったみたいです。
(富山県 女性)
岩礁海岸の心霊
私の友達は、学生の頃よく一緒に行動する4人仲間で、休日は車でいろいろな場所へ遊びに行っていたそうです。
その仲間のひとりの女の子が霊感の強い子で、昔から霊が見えていたのだそうです。
友達と一緒に遊びに出かけた際も時々霊の存在を口にすることがあったようで、友達は全く霊感がないとはいえさすがにその場にいると少し怖かったと言っていました。
その友達が、「中でも一番怖かったことがある。」という話があります。
その日もいつもの仲間4人で車で出かけたそうです。行き先は何となく、「海だよね」と、日本海側まで車を走らせました。
道中、特に変わったこともなく目的地に無事に到着し、4人は岩礁まで降りて遊んでいたそうです。
霊感の強いその友人も特に変わった様子もなく楽しんでいるので、友人は「よし、大丈夫だ」と、心おきなく遊べたとのことでした。
その帰り道のことです。
件の霊感の強い友人が、「実は、岩にいた。」と言い出したそうです。
岩礁に降りた時には既に見えていたと。
岩に立ってじっとこちらを見ていたそうです。
その霊は今まで見てきた霊とは比べ物にならないくらい危険だと彼女は感じたのと同時に、とてつもない恐怖に襲われたそうです。
恐怖のあまり、彼女は霊から目を逸らし、見えないフリをして仲間と遊び続けました。
気づかないようにしながらも、霊はこちらをじっと見続けています。
尚も無視し続ける彼女。すると彼女の耳に、女性の声が。
「見えてるくせに。」と言ったそうです。
その霊感の強い人曰く、岩場のある海は霊が集まるそうです。
(愛知県 女性)
友人が小さい頃に遊んでいたあの世の友だち
私の友人は小さな頃から霊感があります。まだ彼が小さかった頃こんなことがあったそうです。
私の友人は一人っ子で家にいる時は一人で遊ぶことが多かったそうです。いつものように一人で遊んでいて、途中で喉が渇いたので自室を出て1階に降りて、母に『ヤクルトを2個(本)ちょうだい』と言いました。
何故2本なのだろうと思った彼の母は『なんで二本なの?』と聞きました。すると彼は『1本は友だちにあげるから』と言ったそうです。
彼の母は彼に2本のヤクルトを渡すと、彼は自室に戻って行きました。
こっそり彼の自室を見にいくと、テーブルの上の自分の前に1本、対面した場所に1本置いてあり『ヤクルトおいしいね』などと見えない誰かに話しかけながら美味しそうに飲んでいたそうです。
彼のお母さんも彼ほどではないのですが少し霊感があるようで、彼のいう友だちの姿は見えなかったもののいる気配は感じたそうです。
彼と出会ってから3年くらい経って初めてその話を聞いたので、霊感があることに驚きました。
彼はその友だちの顔をもう覚えていないそうですが出来事はなんとなく覚えているそうです。
(東京都 女性)
首を絞めてくる老婆の霊
友達から聞いた話です。その子の家では以前から、心霊現象が起きていたらしいです。
誰もいないのに階段をのぼる足音がしたり、電気やテレビが勝手に消えたり。その友達のお兄ちゃんは霊感があって、普段からしょっちゅう霊がみえていたそうです。
「今あそこに女の人がいるよー」とか平気で言うので友達は怖がっていました。
ある日の夜お兄ちゃんが突然「今日は何か変な感じがする」と言い出したそうです。
それを聞いた友達は、またいつものことだと思い、無視していました。
そして寝る時間になって、友達は布団に入りました。
夜中に扉が開く音がして目が覚めました。気味が悪くて布団に潜っていると、足音が徐々にこっちに近づいてきます。
怖くて友達はずっと布団にもぐっていたのですが、近づいてきた足音はすぐ近くで止まったような気がしました。
おそるおそる布団から顔出すと、白髪のおばあちゃんが立っていました。
その時急に金縛りにあって、声も出せず体も動きません。
するとそのおばあちゃんが上に乗ってきて首を絞められました。
そこで意識がなくなって朝を迎えました。
あーとんでもない夢を見たと思い、洗面台に行き鏡を見ると、首に手形がついていたそうです。
この話を聞いたとき本当にゾッとしました。仲のいい友達から聞いた心霊体験でした。
(神奈川県 女性)
霊感の強い後輩の話
後輩の男性が、見えてしまう人です。生きていない人間が普通に街を歩いていて、日常的にすれ違ったりしていると聞きました。
彼はホストクラブで働いていた経験があるのですが、当時の常客のとある女性が来店すると、必ず赤い服を着た細身の女性の霊も必ず付いてきて隣に座っていたのだと言います。
とある時に、その常客の女性にそれを打ち明けたところ「やっぱり。誰だかわかってる。よく一緒に飲んでた子なんだけど自ら命を絶ってしまって……」と言われたそうです。
他にも、彼は肝試し的に心霊スポットの廃屋に行った際に憑りつかれて何分間か記憶を失くし、その時に窓から飛び降りようとしていたのだそうです。
一緒に居た友達が止めてくれて怪我も無かったそうですが、その廃屋に入る前から独特の気持ち悪さを感じていたのだと言います。
先日も一緒に某グルメサイトに掲載されていた店で食事をしようとしたら、その独特の気持ち悪さを入る前に感じてしまったそうです。
「ここは止めましょう、居ます」と言われ、一瞬で全員の背筋が凍りました。
私は全く見えない人間なのですが、本気で怖かったです。
(埼玉県 女性)