大阪府某市カラオケ店 憑いて来てしまったカラオケボックスの霊
霊感の強い友達に付き合ってたら自分にも幽霊が憑いた話をします。 誰も信じてくれないのですが、本当にあった話です。 その日、霊感の強い友人とカラオケに行き歌うのにも疲れた後に怖い話をお互いしていました。
心霊好きな人なら聞いたことがあるかも知れませんが、カラオケというのは霊的なエネルギーが集まりやすい場所だそうです。
「言霊」という言葉を聞いたこともあるかも知れませんが、歌うことによって霊的なエネルギーが集まりやすく、それに引き寄せられて霊も引き寄せられるそうです。
その時友人と僕はお互いの怖い話をしていたのですが、話も終わったその時、BGMも消して静かになってる僕らの部屋の隣の部屋から「ううう…」と女の人の泣き声がハッキリ聞こえてきました。 顔を見合わせる僕と友人。それもそのはずです。そのカラオケ店はその日ガラガラで入室前に「このエリア誰も入ってないじゃんー。貸し切りだな」と話していたからです。 怖くなったので、隣の部屋を覗きに行っても誰もいません。
恐怖を感じて帰途に着いたのですが、それから僕の身にはずっと心霊体験が続いていました。 その頃は深夜の工場で働いていたのですが、男子トイレに行って用を足している時に個室の部屋がいきなり勢いよくバン!と開いて、驚いて中を見ても誰もいなかったり。 開くためには思いっきり引かないといけない扉が勝手に開いたり、自宅に居る時に自室の電気が消えたりなど怪奇現象のオンパレードでした。 体調も悪くなり肩が異常に重くなり、それが1ヶ月続いた後に徐々に怪奇現象は減っていったので事なきを得たのですが、それが僕が体験した霊体験です。
(大阪府 男性)
北海道札幌市某カラオケ店階段で起こった奇妙な人影
今から十年ほど前、大学生のころ友だち十四人と北海道札幌市中心街でオールカラオケをしたときのことです。
大部屋が開いておらず、私たちは同じフロアで三部屋ほど借りていました。平日の夜ということもあって、深夜を過ぎた辺りから他のお客さんの姿はだんだん見かけなくなっていました。ほとんど貸し切りのような状態で、カラオケの大音量に疲れた友だちの何人かが廊下や階段でおしゃべりしていましたし、店員さんも注文がない限りはそのフロアまで来ませんでした。
遊び疲れた私は階段に座って、友だちと眠たい目を擦りながらまったり始発が出る時間を待っていました。朝の四時くらいだったでしょうか。あと一時間くらいしたら、お腹もすいてきたことだしマックへ移動しようか、と相談していたときのことです。
階段の上の方からコツコツコツと階段を降りる足音が聞こえてきました。四人が階段いっぱいに座り込んでいるので、ここを通るには私たちが避けなければなりません。私たちがいたフロアは四階で、エレベーターもあるのに階段を使うなんて珍しいな、とぼんやりした頭で思いながら私たちは階段から廊下へ引っ込みます。
じろじろ見るのも失礼ですから、廊下へ戻った後は階段へは誰も目を向けていませんでした。しばらくそのまま話していましたが、みんな徹夜で遊び疲れて、できれば座りたい状態でした。「さっきの人、もう行ったかな?」と友だちに聞きましたが、知らないとみんな首を振るのです。眠くて頭はほとんど働いていなかったので、ちょっと通り過ぎて行っただけの人に気付かなかったのでしょう。
まあ、時間も経ったことだからいいか、と私たちは階段へ戻りました。
また階段を塞ぐ形に座っていると、また上の階からコツコツと足音がしました。今度はさっきより近く、私たちのすぐ上です。その音にふと顔を上げましたが、薄暗い手摺の向こうに人影ひとつありませんでした。気のせいだったのか、とみんなで顔を見合わせましたが、全員が足音を確かに聞いているのに、気のせいだったなんてことあるでしょうか。
呆然としたまま階段に座っていると、突然、「おい!」と男の人の野太い声が階段に響きました。びっくりした先頭の友だちが悲鳴を上げて廊下へ逃げるとみんなで慌てて付いて走りました。
廊下に引っ込んでからもう一度階段を見ましたが、誰もいません。なのに、ダン!ダン!ダン!と怒ったような足音だけが階段を下りていくのが聞こえました。
(女性)
山梨県K市某カラオケ店にある寒い部屋
ある、カラオケに友達と行った時のことです。妙に寒く、すぐに温度を下げたのを覚えています。冷房効き過ぎじゃない?なんて文句を言いました。しばらく歌っていると、何処かからうめき声が聞こえてきました。
何処かの部屋の歌がこんな声がするのかなとその時は気にしなかったのです。部屋は、温度を上げても寒く、真夏だったのでエアコンを消しました。すると、まだ時間でもないのに、部屋に設置された電話が鳴り、出ると「あの...」と言われて切れました。
電話をかけ直すと、電話をしてないとのこと。
おかしいと思いながらも歌い続けたとき、再び電話が。出るとすぐに切れました。かけ直すとやはり電話していないと。
部屋はエアコンを消したはずなのに寒くて、おかしいなと恐ろしくなりました。その日はあまり盛り上がらずに、延長なしで早めに退散しました。
何だったのだろう。色々壊れていたのかなでその時は終わりましたが、後に、友達があるカラオケ店の噂を教えてくれました。そのカラオケ店の隅の部屋は、店員が行きたがらない。何故なら、その部屋だけ寒く、呻き声や何度も電話がかかってくる不気味な部屋だから...そのカラオケ店、まさに、私が行ったあのカラオケ店でした。
(山梨県 女性)
東京都渋谷区某カラオケ店 嫌な雰囲気がするカラオケボックス
高校2年生の時の話です。私には、霊感のある友達がいます。ある日、私はその霊感の強い友達も含めて8人ほどで渋谷区にある某カラオケボックスに行きました。
8人にしてはかなり広い部屋でした。霊感の強い友人はその私たちのカラオケ部屋に入る前まではとても元気でしたが、その部屋に入るや否や「なんかこの部屋いやな感じがする、少し薄暗くて空気も重い」と言い顔色を悪くし始めました。しかし、私もその子以外の友達たちも全くその変化には気づかづ気のせいじゃない?と言いました。それならとその子も部屋に入りカラオケを始めました。
するとその友人は「私そっち行っていい?」と今まで座っていた席から移動し、更に顔色を悪くしました。そこでなぜ席を移動したのか尋ねると黙ったままでした。
その子の様子がおかしいなと感じながらも、カラオケを終えカラオケボックスから私たちは出ました。するとその友人は突然泣き始めました。びっくりしてどうしたのか尋ねると「さっきの部屋、私がずっと座っていた席あったでしょ?そこだけ薄暗いとか感じなかった?」と言われましたが、そんな気を感じた人は誰一人いませんでした。
するとその友人が「その席の付近にね、女の子がいたの。見えなかった?みんなが怖がると思ったし楽しい雰囲気を壊したくなかったから言えなかったんだけど。カラオケから出たら安心して泣いてしまったの、ごめんね」と言いました。さっきまでいた部屋に誰かがいた。すっと血の気が引きました。
(東京都 女性)
大阪府某カラオケ店 不気味な少女
高校時代友人と二人で大阪にあるカラオケ店に行きました。二人で歌っていると、急に「ガチャ」と扉が開く音が。何も頼んでいなかったのでびっくりして見ると、5、6歳くらいの女の子が笑いながら立っていました。驚きながらも、「部屋違うよ、お母さんは?」と聞くとまた笑いながら扉を閉めてどこかに行きました。
何なんやろー、部屋まちがえたんやろな?と友達と笑いながらまた歌うのを再開していると、また「ガチャ」。振り向くとまたさっきの女の子でした。また笑いながら立っていました。え?と思いながらもよくその子の姿を見ると、服はボロボロ。歯も虫歯なのかボロボロでした。笑っている…と言うよりもニタニタしている感じ。
なんとなく怖くなって、「部屋間違えたらあかんよ。お母さんはどこ?」と言うとまたニタニタ笑って扉を閉めて出ていきました。どこに入るのか見ておこうと思ってすぐに追いかけたのですが、カラオケの細い廊下にはもう誰もおらず、すぐに追いかけたのにどこのドアも今閉まったような感じはありませんでした。なんとなく不気味に思い、カラオケ店をすぐに出たのを覚えています。
(大阪府 女性)
東京都某市カラオケ店 いわくつきの部屋
20年ほど前に心霊体験しました。まだ私が小学生の頃で、家族や学校の同級生達とよく利用していた、とある地元のカラオケボックスでの出来事です。
そこは商店街の地下にあり、階段を下りて店内に入るようなあまり目立たない場所にありました。知る人ぞ知るカラオケボックスで、いつでも商店街で買い物ができるなどの利便性は高い立地にありました。チェーン店のカラオケではなく、個人経営のお店で玄関にジュークボックスやスロットが置いていたりと、店主の完全な好みや趣味の物で溢れていました。店員さんみんな愛想が良くて、価格もリーズナブルだったのでよく利用していました。
私が心霊体験したのは、母と2人で来店した時のことです。その日はいつもよりもお客さんが少なく、若干店内の照明が薄暗いなと感じていました。
突き当たり1番奥の右側にある部屋を案内してもらいました。
歌い出してからしばらくすると、ソファの足元あたりからゴンゴン!と何かを叩くような音がしました。「あれ、なんかさっきから足元で音うるさくない?」と私が言い母も音を感じていました。しばらく無視して歌い出すとゴンゴン!の音と共にマイクからわずかにキーキーと高音が響き渡りました。
私と母は最初、隣の部屋の人が壁蹴ってるんじゃない?とか工事でもやってるのかな?とか話していましたが鳴り止まない音に段々と怖くなり、店員さんに相談しに行きました。そしたら、店員さんから衝撃の一言。
「また今日も出ましたか...。いや、前から困ってたんですよね。以前この場所を借りてたお店の、奥の真ん中の部屋で自ら命を絶った人がいたらしくて、今そこの部屋だけ閉鎖してるんです。両隣の部屋は今もご案内していますが、お客さんが怖いから部屋を変更して欲しいとよく言われるんです。」と。
その生々しい話を聞いてからは私は、1度もそのカラオケボックスへは訪れなくなりました。今はこちらのカラオケボックスが閉店した話を友人から聞いて、驚きと共にやっぱり噂が広まりすぎて、誰も来なくなったのかな?と思いました。今は結婚を機に引越ししましたが、未だに忘れられない記憶です。
(東京都 女性)