私が中学生の時なので8年ぐらい前に体験したことなのですが、ある日、大阪府にある中学校に通っており、学校から帰っていつも通り部屋でゲームをしていました。その日は、父は仕事、母は祖母の病院通いに付き添っていたので、家には自分一人しかいませんでした。
そのゲームをしている最中に何か物音が別の場所からはっきり聞こえ、確認しましたが何もなかったのです。ただ、物音がすることは我が家では当たり前に近いことだったので、あまり気にしていなかったのですが、その何時間か後に今度はインターホンが鳴ったので、モニターで確認したら誰もいなかったのです。
この現象はあまりないので、さすがに前の物音といい、少し恐怖を感じました。
その後、家に帰ってきた母親にこれらの現象を伝えると、インターホンのことに関しては私が学校に行っている間に、何度かあったというのです。
それでも原因はよくわからなかったのです。いつも奇妙に感じることはないのに、その日だけすごく変な感じでした。
そして夜になり、就寝しました。するとその数時間後に目が覚めて、気付いたら自分が寝ている部屋の隣の部屋に、しかも直立不動で体の向きも部屋と正反対になっていたのです。
私が寝ていた部屋と隣の部屋に移るまでの間に、本棚と扉でかなり狭い通路があるので、寝転びながら移動することによる痛みは不可避なのです。しかし、私は一切痛みを感じていなかったのでおかしいのです。
さすがに夜中に気付いたものですから、鳥肌がおさまらず、恐怖に震えた夜になってしまいました。
なお、この現象は今になってもよくわかっていません。
(男性)