九死に一生な話

☆【九死に一生な話・実話】 海釣りでの危険からの生還エピソード

これは3年前兵庫県に釣りに行ったときの話です

日が暮れて船で10分ほど走った沖にある堤防に渡してもらい釣りをはじめました

1時間程経ったとき急に天気が崩れ始めて大雨になりました

天気予報では雨の予報は出ていなかったので雨具は持っていません

雷も酷く竿に落ちては危険と判断して道具を片づけました

雨がしのげる場所を探しては見たのですがここは沖の堤防です

雨をしのげる場所などありません

唯一の障害物は高く積まれたテトラポッドのみです

少しでも雨をしのげるように陰に隠れて天気が回復するのを待ちました

段々と風も強くなりはじめ嵐のようになってきました

夏だと言うのにどんどんと気温も下がり寒さで震えました

2時間程経って天気が回復してきました

釣りをしていた場所に戻ると飲料水を入れていた発泡スチロールの箱が有りません

おそらく風で飛ばされたんでしょう

この時は雨に濡れた寒さで飲料が無くなった事に対して不安感も無く釣りを続行しました

翌日日が昇っていつもの暑い夏日が始まりました

沖の堤防は日を遮るものがありません

10時を過ぎたときには暑さで意識がもうろうと始めました

こんなに暑いのに汗も出ません

脱水症状になりかけていると思いました

携帯電話で船を呼ぼうと思いましたが昨日の雨で水没したのか電源が入りません

帰るの船が迎えに来るまでまだ2時間あります

他に客が居れば船が来るのですがいつ来るか判らない船を待つのは危険すぎます

このままでは死んでしまうかもしれない

目の前には小さく漁港が見えていますあそこまで泳いでいけば飲み物が買える

2時間待つのは危険と判断して泳いで船乗り場のある漁港を目指すことに

運が良い事に満ち潮で沖から陸に向かって潮が流れています

しかし途中で体力が尽きたら足がつかない深場ですから溺れてしまいます

浮き輪の代わりになるものが無いか探したところ魚を冷やすクーラーボックスが目に入りました

私はクーラーボックスにしがみ付き漁港を目指して泳ぎ始めました

20分以上泳いだと思います無事に漁港にたどり着き飲み物を購入できました

飲んだ瞬間体中に水分が行きわたるのが判ります

一気に汗も出てきました。

その後渡船屋に行って状況を沖の堤防に荷物を取りに行って無事帰宅できました

あの以来釣りの時は必ず雨具を持ち飲料も多めに持ち込むようにしています

(静岡県 男性)

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