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☆【不思議な話・実話】 歴史にまつわる不思議な体験4選

夢でタイムスリップ

夢で見た不思議な話なのですが飲食店のアルバイトでとても忙しく疲れていた普通に帰って家に着いて寝ました

ぐっすりと寝た時に急に京都の江戸時代の雰囲気なところにポツンと私が居て最初は動揺して焦りました

しかし周りは着物をきて歩いている男女がいてどうやら私には気づいていないようで目もくれませんでした

どうしようかと悩みながら江戸町を歩いているとダンダラ模様の白黒の羽織を羽織った集団がいました

それは私が好きな新撰組でつい声をかけました

不思議なことに新撰組の方々には私が見えていたようで驚いた様子で私を見ていました

そこからは記憶があやふやなのですが気づいたら新撰組の隊士になっていました

きつい訓練や稽古がありましたが隊士といろんな話をしたりととても楽しかったことを覚えてます

しかし楽しいのもつかの間で戦いが酷くなるばかりで話した隊士が目の前でやられていくのを見ていました

その時の心情を今でも覚えてますすごく苦しくて泣いていました

そこから場面が変わって池田屋事件が起こる間近にスリップしました

私は稽古のおかげで剣の腕が良くなり池田屋突入メンバーに加えられていました

その時の気持ちもすごくワクワクしていたのを覚えてます

突入して人との勝負が始まり私も人を斬っていましたあまりにも夢中に切っていたので背後からの敵に気づかず背中を斬られました

そこがまたリアルで激しい痛みの感覚もありこれは本当に夢なのかと疑いました

まだ私は息がありそれを確認した浪士が刀を振り下ろしてトドメを刺されて目が覚めました

当たり前なのですがベッドで寝ていたわけなのですが冷や汗がびっちゃりとかいていて起き上がると背中が痛いのに気づきました

そんなわけないと思いつつも鏡で確認したら背中に細い線が入っていて初めは寝相が悪かったのかと思ったのですがこんなこと初めてでその時に一気に夢の出来事が現実に近くに感じてしまいとても怖かったです

もしかしたら夢の中ではなくどこか遠くに意識が飛んでいたのかもしれないと思うとゾッとします

(千葉県 女性)

天狗党

これから書き綴るお話は特に怖くはありませんただひたすらに不思議な感じが漂うお話です

私は福井県某所へ行ったことが数回ありますなぜかと言いますと福井県は母親の出身地で母親がこの町に行きたかったからです

母親は思い出にひたりそのほかのメンバーは観光しようと地元の有名なポイントをめぐることになりました

その日は秋とはいえ海に近いせいか暑い日でしたホテルから出ても有名な神社に行っても暑いのですどこへ行っても暑いのです博物館に入ってやっと涼しくなるほどですそれなのにある所へ行くと一気に涼しくなりました

お寺と神社が隣接している海側に比較的近い場所ですその地には幕末に命を落とした多くの水戸浪士の魂を慰める場所があります

彼らは京の帝のもとへ行く途中幕府側によって捕まってしまいこの地を治めていた金沢藩のとりなしもむなしくニシン小屋に監禁殺されてしまいました戦前は彼らの遺骨発見することができたと聞いていますこの地に行くと私はいつも寒さを感じいったん脱いでいた上着を再び着ることになりますそしてこの地を離れると再び暑さが私たちを襲いました

この文章を書いている今も寒気に見舞われていますこの寒さはきっと水戸浪士からのしっかりしろというメッセージなのかなと勝手に受け止めています

(広島県 女性)

古代人

私が中学校2年の春の時期だったと思います

当時は陸上部に所属しており部活をして帰ると19時頃になっており風呂から上がるとすぐに二階の自分の部屋でベッドに横になりました

いつもなら部活の疲れもありぐっすりと睡眠についていたのですがどういうわけかその日は体が疲れているのにも関わらず何度も目が覚めてしまいなかなか寝付く事ができませんでした

そして寝返りを打って天井を見つめた時でした

突然金縛りに遭い体が動かなくなり私の視界の中にあり得ない物体が飛び込んできたのです

マンガなどで言えば大和朝廷時代の長髪の髪の毛を両耳の脇で縛ったような白装束を着た古代人とでも言うのでしょうかその人物が天井に浮かび私の方をじっくりと見ていたのです

幽霊とも何者ともとっさに感じ、しばらく体を動かすことも瞼を閉じる事もできずに恐怖を感じていました

その浮遊体は何をするでもなくただ空中に浮かび自分の方を見ているだけでした

そんな私は思いっきり気合を入れて体を壁側にひねる事ができ布団を頭までかぶりじっとまる事ができました

ただ恐怖感だけが残り何をされるのか近づいて乗り移られるのではないかなど様々な思いが頭の中をよぎりました

寝る事もできず厚い布団にくるまっていたために体中から汗が流れるのが判りました

なるべく体を動かさないように姿勢を変えないようにと思いながら自分の背後を見ることなく部屋に浮かぶ古代人から隠れていました

そのあとどれくらいの時間がたったのかは分かりませんが部屋の中がうっすらと明るくなったので朝になったと感じて恐る恐る部屋の中を眺めました

すると部屋の上に浮かんでいた古代人のような物体の姿はなくそれ以降も自分の前に現れる事もなくなりました

その物体が何であったのかもわかりませんし何の目的で現れたのかもわかりませんでした

実は浮遊する古代人のような姿は自分のご先祖様で何かを伝えに来たのではないだろうかと感じました

(鳥取県 男性)

コロポックル

あれは北海道に住んでいる時のことでした

自宅の和室で読書をしていると突然強烈な眠気に襲われました

本を閉じ置こうとした畳の上に1寸から2寸ほどの小さい人間が見えます

それはまるでアイヌの物語に出てくるコロポックルのような彼らはキィキィと騒ぎながら槍で私を突いてきました

本を置こうとしているんだよねまだ起きてるよねそれとも実はもう寝ていて夢を見ているの

彼らに気付いた私に彼らは驚いているようでした

1人が大きな声で叫んだかと思うと目の前の壁から100人くらい新たに現れ私を取り囲みました

現実とは思えない状況に何かがおかしいと気付きながらも起きることができません

鉛のように重い身体がゆっくりと引きずられていきました

足が壁にぶつかる抵抗できず私は目を瞑りました

予想していた痛みも無かったので私は目を開けると濃霧が立ち込めた細い一本道に立っていました

沢山いたコロポックルみたいな彼らもいません

道の先には古い病院のような大きな建物が見えます

私は病院に向かって歩きだしました理由は特にありません道の真ん中に立っていても仕方がないしその程度です

病院に入ると人では無いなにかがウロウロしていました

妖怪妖魔魑魅魍魎取りあえず出よう

後ろを向いて走り出したのに何故か病院の奥へと進んで行きます

どうしよう反対方向に走っちゃった角を曲って足を止めるとなぜか自宅の和室でコロポックルみたいなのがーわー騒ぎながら壁に消えて行くところでした

(北海道 女性)

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