見知らぬ女の子を見てから霊が見えるようになってしまった体験
私が初めて心霊体験したのは、小学2年生の夏休みでした。
いつもと同じように夕御飯の準備をしていたとき、母から「カーテン閉めてね」、と頼まれてリビング側のカーテンを閉めようと庭を覗いた瞬間、見知らぬ女の子が視界に入りました。
驚いた私は母に「女の子が庭にいるよ」、と言いましたが母には見えていないのか「いないよ」、と返されました。
もう一度庭を見たらその女の子は窓の近くまで迫ってきていたので急いでカーテンを閉め、リビングから離れましたが、この日を境に幽霊が見えるようになり、翌日家族と祖父母と一緒にお墓参りに出掛け、墓前で手を合わせていたときに幽霊がたくさん見えてしまい、お墓参りの帰り道に私だけ具合が悪くなりました。なので、ここ最近お墓参りに行くときは私は幽霊を見て具合が悪くなるので留守番をするように、と祖父に言われます。
高校1年生の5月に友達を病気で亡くしたときも夢に出てきたり、近くに立っていたりとしていましたが、何故か恐怖を感じるどころが全然平気でよくよく考えたら私のことを見守っていたのかな、と思うようになりました。
今現在も気配を感じると傍にいることもあるのであまり怖がらないようにしています。
(宮城県 男性)
墓地で消えたお婆さんと出会ってから霊が見えるようになった
私がお墓参りに行ったときのことでした。バケツに水を汲んでいたところ、お婆さんがこちらに歩いて来たので同じ檀家さんだと思い、「こんにちは」と挨拶しました。
お婆さんは無言のままこちらに歩いて来て、すれ違い様に微笑んでから私の横を通り抜けました。
なんだか上品なお婆さんだったなぁと思いながら、なんとなくお婆さんが向かった方向に顔を向けると、お婆さんがいませんでした。
あれ?そこの通路は一方通行で行き止まりも見えているのに、なんで姿が見えないのだろう。お墓で隠れているわけでもなく、本当にお婆さんはいませんでした。何かの間違いだったのだろうかと思いながらその日は帰りました。
ですがその体験以降、たまに心霊体験と言うか、幽霊かな?と思う影が見えるようになりました。
海の近くにある職場では、二度ほど白い影を見ました。海では自殺者が絶えません。そういった話も多々ありますが、自分に害がない限りこのまま生きていくと思います。きっかけとなったお婆さんや白い影、怖いと思うかは人それぞれですが、これが私の心霊体験談です。
(女性)