宿泊施設系の怖い話

☆【怖い話・実話】 嫌な雰囲気(気配)がするホテル 体験談7選

視線と気配を感じる夏の保養所

このお話は子供達がまだ幼稚園児だった頃なので15年くらい前(2004年頃)の話になります

その夫の会社の保養所が新潟にあり夏休みに家族でそこに泊ることになったんです

保養所と言っても大きなホテルのような一室を買い取ったような感じになっていて下にはロビーや大浴場テニスコートなどなんかもありました

その1室はキッチンとリビングダイニングそれと8畳くらいの和室が2室とバストイレという構造になってて部屋には暖房器具と大きな扇風機が一つ夏場でもそこは夜になると涼しくなる地域で扇風機があれば用が足りるようでした

昼間にたくさん遊んで疲れた私達は大浴場でお風呂に入ってから休むことにしたんです

先に夫に子供達と一緒に入ってもらうことになり私は一人で部屋で留守番をしていました

別に何がどうというわけではないのですが一人にされた途端急に恐怖を感じるようになったんです

誰もいないのに誰かがこちらをてるような何か人の気配を感じる気がして思わずテレビをつけて一人で気を紛らわせようと必死でみんなが帰って来るのを待ちました

そのうちみんなが帰って来たらその恐怖も消えたので私の気のせいねとそのことは何も話さなかったんです

私達夫婦はその後も部屋でお酒を飲み子供達はというとずっと大好きなDSのゲームをやっていて私にいい加減になさい怒られるそしてそれから眠りにつきました

途中朝方にゴソゴソ子供達が起きている音がしたのでまたゲームをするつもりだな思いながらも一時間程してから起きてみるとゲームではなくテレビを見ている二人

あんなにゲームが好きなのに珍しいなと思ったのですが子供いわく別にテレビ観たかったからとの返事でした

そしてその部屋を後にしたわけなのですが帰りの車の中でそれにしても昨日の夜は寒かったわよねお母さん分厚い掛け布団を引っ張り出してちゃったもの話すと僕も昨日は眠れなかったよ小さな男の子がずっと部屋にいるしゲームやってると後ろから覗き込んでくるし聞けば子供達と同じくらいの男の子がその部屋にはいたそうで僕のことはお父さんやお母さんに言っちゃ駄目だよ言われていたそうな

やはり気のせいではなかったんだと思った瞬間怖くなりました

因みにその保養所は老朽化で今は無くなったようです

(埼玉県 女性)

背後から強い気配 心霊現象

10年以上になります

都内のとあるホテルで当時付き合っていた恋人と宿泊をすることになりました

相場よりも安くてまだ学生でお金がない我々はラッキーという感じで喜んで宿泊をしました

部屋の構造は通常のホテルとほぼ同じでユニットバス形式となっておりお風呂とトイレが一緒の部屋になっています

その部屋を出ると目の前に大き目な洗面台がありそこに備え付けされているドライヤーで髪の毛を乾かしたり歯磨きをしたりします

その日は今までのお泊りと同様にお互い別々にお風呂に入りました

時間は若かったこともあり夜中の1時前後でした

自分がお風呂から出てドライヤーで髪の毛を乾かしている時でした

後ろから誰かに見られているような視線を感じました

理由はわからないのですがなんとなく嫌な気持ちになりました

真冬にも関わらず背中に冷や汗もかきました

思わず後ろを振り返りましたが当然誰もいません

鏡にも何も映りません

とにかくそこから離れたい一心でさっさとドライヤーと歯磨きを終わらせました

布団に入りましたが彼女を怖がらせるわけにもいかずこのことは言わないでおきました

驚いたことにそこの場を離れると視線も悪寒も無くなり冷や汗もかかなかったので気のせいかとも思いました

しかし翌朝彼女にあそこの洗面台さ言うだけで彼女がかいたよね応えてきました

今でもそこのホテルは使わないように避けています得体の知れない何だかわからない言葉でも表せられないような心霊体験でした

(神奈川県 男性)

寝てると大きな手に掴まれた体験談

大阪のホテルに泊まった時の話です

友人と三人で宿泊したのですが部屋は少し変わった造り入った時からなんとなく居心地が悪いような感じがしていました

部屋の形が台形のような形をしていたので変形したコの字のような格好で三つのベッドが壁側に並べられていました

大阪を観光し部屋に帰ってきたのは21時を回った頃だったと思います

少しお酒も入っていたので既に眠くそれぞれさっとお風呂に入って寝る事にしました

私は特に霊感があるというわけでもないのですが時々金縛りにあう体質です

それでも自宅以外で金縛りにあう事は滅多にないので疲れている時に身体が先にちゃってるんだろうなーとあまり気にしていませんでした

けれどその日の夜は違いました

ずしっと身体が重くなって動かなくなった瞬間はいつもの金縛りだ外で金縛りになるなんて珍しいな気楽に考えていたのですがすぐにいつものそれと違う事に気が付きました

横向きに寝ている私の後ろにはっきりと誰かがいる気配がするんです

恐くて目は開けられませんでしたが耳は聞こえていました

聞こえてくるのは少し遠くにある友人の寝息が二人分だけでそれ以外の音は聞こえません

でも絶対に誰かが真後ろにいるという感覚があるんです

恐くて友人に助けを求めようと声をあげようとしますが口元が強ばって声も出せません

軽いパニックに陥っていると二の腕をがしっと掴まれる感触がしました

とても大きな手でした

思えば普通の人間の手にしては少し大きすぎるんじゃないかと思うくらいに

気絶したのか寝落ちしたのか次に気が付いた時は朝でした

物凄くはっきりと覚えてはいますが悪い夢だったのかなーと思っていると昨夜何度もトイレ行ってたけど誰かお腹壊してたの友人が言いました

私は勿論ですがもう一人の友人も夜中にトイレになど行っていないと言います

でも何度も水が流れる音とトイレのドアが開け閉めされる音してたよ大丈夫かなーって思いつつあんまり眠くてそのままちゃったけどその話を聞いて私はうなじ辺りがぞわっとしました

私の二の腕を掴んだモノと友人が聞いたトイレの音とは同じモノが起こしていたものなのでしょうか

心斎橋近くで便の良いホテルでしたが二度と泊まりたくはありません

(東京都 女性)

海に近いホテルでの怪

私が昔、入社した会社のオリエンテーションをかねた合宿で泊まったホテルが怖かったです。

そこは港のすぐ隣にあるホテルで、窓からすぐに海が見えるような場所でした。

そこの海では投身自殺をするような人が多いらしく、よく死体が浮いているとかそういう話をききます。

その泊まった日も家族からその辺はよく自殺が起きてるし、不気味だから気をつけてねと言われていました。

私が泊まった日の夜のことです。

私は一人の部屋だったのでもちろん私一人しかいなかったのですが、パチパチパチと手を叩く音がきこえました。

あとは歯を磨いている音とか、人の唸り声など。

私はてっきり隣の部屋の人の声や物音がきこえてきていると思い、なんて壁が薄いんだろうと思っていたら隣にはだれも泊まっていないとのこと。

私の近くの部屋はほぼ空室で、さらに奥の方に私の同僚が泊まっているような状況でした。

でもまるですぐそばにいるかのような近さで手を叩く音がきこえてきます。

それは夜中まで続いて、私は一度寝たのですがその音で起きてしまうほどでした。

自殺のスポットに近いだけあって怖かったです。

(女性)

重くどんよりした雰囲気の部屋

20年ほど前の体験です

高校生だった私は夏休みに母と一緒に北陸へのツアーに参加し某温泉地に宿泊しました

そのホテルは町の中にあり特に外観が古いなどの所見もみられませんでしたが案内された部屋に入ったあたりで妙な感じを受けました

なんのことはない和室なのですがなぜか空気が重いというか...電気が付いているのになんとなくどんよりしているような感じがしたのです

入るのを躊躇しながら進んでいくと和室に続く廊下の右手に板の引き戸がありました

何故かこの戸は妙に古臭く見え部屋全体や建物は近代的な材質なのにそこだけ何十年も前の物のような様相でした

なんとなく気になった私はその戸を開けようと手を伸ばしたのですが触れようとした瞬間どういうわけかグラリと視界が揺れました

いうより空間が歪んだ?ようなものすごい違和感があったんです

よくSF映画等で時空が歪む際に絵がぐにゃっとなる描写がありますがあんな感じです

気味が悪くて手を引っ込め母にそれを伝えましたがオカルトや心霊など一切信じない母には一笑に付されて終わりでした

その後勇気を出して戸を開けてみましたが中は何の変哲もないユニットバスで壁などにも特に不自然なところはありませんでした

その後何かが起きるということもなかったのですがやはり部屋の中の重苦しい感じは抜けず気味が悪いので私は早めに床に就きました

その私は随分怖い夢を見て魘され(どんな夢だったのかはもう覚えていません)夜中に汗だくで目を覚ましました

母は旅好きなので私も子どもの頃から旅に慣れていましたが旅先でうなされるようなことはほとんどありません

部屋の気味悪さも手伝って最悪だ...」などと思いながら体を起こした就寝前には消えていたはずの電気がついてるのに気が付きました

振り向くと母が固い表情をしてテレビを見ていて声をかけると怖い夢を見たのよなんだか落ち着かなくてテレビをつけたのよね引きつった笑顔でそう言いました

私が部屋に入ってからずっと重苦しい感じがすることを伝えると確かにあんたの言う通りよねなんか空気が重いわ...。

前述したように母は堅い性格の公務員で心霊などは一切信じない人です

その母も気味の悪さを感じたということは本当に何かがいたのでしょうか...。

大して怖くはない話ですがあの違和感を覚えたのは後にも先にもこの時だけでした

(新潟県 女性)

深夜にトイレに行った人は誰?

仲良しの女友達3人と福島の某レジャー施設へ旅行に行った時の体験です。

当日は朝早くに集合し、仙台から電車を乗り継いで某レジャー施設へ行きました。

プールでたくさん遊び疲れた私たち4人は、レジャー施設から出ている無料送迎バスを利用し最寄り駅の湯本駅前に予約していたビジネスホテルへ移動しました。

途中晩酌用にコンビニでお酒やおつまみを購入しホテルへチェックイン。

まだ建てられて間もない感じで、4人一部屋では狭いものの部屋の内装は新しく綺麗でした。

遊び疲れと酔いがまわり、ガールズトークもほどほどに10時には就寝しました。

眠って何時間か経った頃、誰かがもぞもぞと動く気配で目が覚めました。

足元からは反対の壁側に寝ていた友達二人の寝息が静まり返った暗闇の中ではっきりと際立つように聞こえてきましたが、誰かが足元を通りトイレに入って行く気配を感じました。

寝ていた二人のどちらかがトイレに起きたのだろうと思いましたが、なかなかトイレから出てきません。

その時は気にもせずまた眠りにつきました。

翌朝、友達に昨夜トイレに起きたかどうか尋ねると、誰も起きていないとのこと。

しかも隣に寝ていた友達の一人も同じく誰かがトイレに入っていく気配を感じ夜中目を覚ましていたのです。

後から考えると、トイレに入って行ったのは誰だったんだろうと、とても不気味な気分になりました。

それ以来そのビジネスホテルに泊まることはなく、今でもあの時の体験は友達4人の中で忘れられない思い出の一つとなっています。

(女性)

風呂場から感じる気配

8年くらい前(2011年頃)の名古屋での体験です

当時交際していた方と名古屋に二泊三日で旅行に行くことになりました

お宿は一泊ごとに違う所に泊まる事に

今回のお宿の予約はすべて彼に任せていました

旅行の一泊目の

チェックインのホテルのロビーへ行きました

ロビーの内装は白で統一されておりフロアは白のタイル張りになっていました

明るい印象の反面何か空間に歪みを感じましたが気にすぎと思うようにお部屋へ行きました

ツインベットのお部屋でした昼間たくさん遊んだので疲れた彼は早々に就寝することに

私はひとりでゆっくり入浴を済ませ休む事にしました

私はバスルームに近いベッドで寝ていたのですが少し眠りに入った時に誰もいないはずのバスルームから何かの音が

背中越しにはっきりと何かの気配を感じましたが彼はぐっすり夢の

起こすわけにはいきません

音はだんだん激しくなってきましたが私はバスルームの方を見ないように布団に丸まって一晩を過ごしました

怖がらせてしまうため翌朝も彼には黙っていましたが二泊目は違うお宿で助かりました

(大阪府 女性)

-宿泊施設系の怖い話

© 2024 不思議な話・恐怖心霊体験談