飲み屋系の不思議・怖い話

☆【怖い話・実話】 従業員が体験したいわくつきの土地に建てられたスナックでの心霊体験2選

お客さんの幽霊目撃情報が多いスナック

20代の母がスナックを経営しており私も手伝っていたのですがもともと立地条件が良くなかったのか一人のお客様が誰もいないはずのボックスを指差してあの人放っておいて大丈夫なの?」言いだしたりあれあの子新人さん?」聞かれたりするようなお店でした

母は見えているようでしたが、気にするタイプの人では無かった為か所謂話のネタにして話していたくらいですのでお客様もあまり怖がる方はおられず、悪い影響もなかったので、そこの場所で営業を続けていました

しかしある時から水の音が店内でするようになり各水道を確認しても水は出ていないが見に行くと止まるといった現象頻繁に起こり始めました

店の上が大家さんの自宅だったので念のため大家さんの自宅もお店も業者さんに確認してもらいましたが水漏れなどなく原因不明でした

暫くして大型連休になりお店も連休を頂いて休み明けに店に行くと店のトイレからカウンターまでが水浸しになっていました

結局そのまま大家さんを呼びクリーニング業者さんに入ってもらい絨毯を乾かす作業をしてもらう事になりましたが乾くまで3週間ほど掛かってしまいその間も水が漏れている可能性を指摘され、水道業者の方に来てもらいましたがどこも異常はなくやはり原因不明のまま。

なんとか営業再開したのですが、頻繁に水浸しになるので最初の水濡れから1ヶ月程度で店を移転する事になってしまいました

思い出しても原因は不明なのですが、お客さんも霊を頻繁に目撃していたので、そうゆう事が起きても不思議ではないのかなとは思います。

(広島県 女性)

手招きする細い手の霊

10年位前のことです以前私が勤めていた母が経営するスナックで開店前の準備をしていました時間は20時頃その私はカウンターの上を拭いたり電話に出て対応していたりといつも通りに仕事をこなしていると突然胸が詰まるような息苦しさと身体じゅうが熱くなる感覚に襲われてソファに座り込んでしまいました

次第に声もにくくなり言いたいのに言えないと、まるで金縛りの様な感覚で身体も思うように動かせず

一緒に働いていた姉がどうしたの私に声を掛けてくれている間にふとカウンター越しにあるキッチンへ曲がる壁の所から女性の青白くて真っ白な細長い手がこっちへおいで2回手招きして私を呼んでいるかのようでした

その手は明らかに人間ではなくこの世の物でもない不気味な手でした。

姉に手がそこを見るように促すと何のことやらと言った様子で全く見えていないようでした

それを見て感じたのは私だけ…

そのあと母の常連客にお坊さんが居たので急遽お店はその休業してその日の内で呼んでお祓いしてもらいました

私も一緒に祓ってもらい身体の不快感はスーッと軽くなっていきました

その地は元々近所の人からの噂でも幽霊が出ると評判で感じやすい人には見えたりすることがあったそうです

母が経営していた店舗の上の階は住宅になっていてその後そこに住んでいた住人が自殺もあり母はお店を閉店したのですが、あのお店を続けていなくて私は良かったなと思っています

(沖縄県 女性)

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