人形系の怖い話

☆【不思議な話・実話】 自宅の中を移動する河童の人形

私が小学生のとき体験した不思議な出来事を書かさせて頂きます

私達の家族は祖父母の介護のため一緒に暮らすことになりました祖父母の家は田舎にあるため月に一回くらい家族の誰かが祖父母の家に行き空気の入れ替えをしたりしていました

そんな生活が始まって1ヶ月ほどしたみんなで暮らしている家で不思議な出来事が起こりはじめました

まず私は3人姉弟で一人づつ子ども部屋がありましたある私が部屋の掃除をしていてもう小学生になったことから お気に入りの人形以外の人形はクローゼットに片付けていました

しかしその日の片付けたはずの大きな可愛いカッパの人形がベッドの上に置いてありました

あれ思いまたクローゼットに片付けました

すると翌日の隣の部屋の姉の部屋に片付けたはずのカッパの人形があったと言われましたしかもその人形の置き方が不思議で 逆さまに置いてありその上に姉の部屋の人形が積まれていたそうです

その置き方と話を聞きみんな怖くなり人形はそのままにしておくことにしました

その以降起きると別の部屋に移動していたり家族みんな不思議に思っていました

家族の誰かがイタズラしているのかと最初は思っていたのですが部活の合宿等で姉や弟が居ない夜や夜勤のため母が居ない夜も翌朝人形が移動していたりしました

一緒に暮らしていた祖父母も寝たきりなため私たちの部屋がある2階へ上がることが不可能でした

そんな家族みんな不思議に思っていましたしかしそんな現象が起こっているのに怖い気持ちにはなりませんでした

その後人形の移動は1階のリビングにたどり着きその以降は人形が移動することはなくなりました

この出来事は何の出来事かは分からなかったのですが私の母と祖父母が後に話してくれたのがちょうど人形が移動していた時期祖父母の家へはもうあまり帰らなくなったため祖父母の家の横の大きな蔵を解体中だったとの話しでした

祖父母の家は(蔵も含め)100年以上の歴史が詰まった家とのことでその蔵を壊したことに対してご先祖様が何か伝えたかったのかなと話していましたその話しを聞いて人形が動いて怖いという気持ちにならなかったのはご先祖様のメッセージだったからかな とも感じました

(大阪府 女性)

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