仕事中に憑依されてしまった体験
昔ゴルフ場でキャディとして勤務していた時の体験談です。
最終パーティーで日の入りをして、残り3ホールを残している時、風邪を引いていないのに熱っぽく、体調が優れませんでした。そして肌寒く、風邪の引き始めかな。明日の仕事に影響しなければ良いなと考えておりました。
どんどんとが重くなる中、なんとか仕事を終え控室に戻ると、他の仲間たちが待っておりました。
その中の27歳の女性が、私に向かって「気持ち悪いから寄るな!」と言いました。
私は普段の彼女とは全く違ったので戸惑いましたが、お風呂に入ってないからなのかな。と思い、「ごめん。お風呂にこれから入るから.....」と彼女の前を通り過ぎようとすると彼女が後ずさりして避けられました。とにかく近寄るなと言うのです。
しかし彼女の前を通らないとお風呂に行けないので、どうしたものかと考えていると、男性社員のひとが、「あなたに言っているのではなく、後ろにくっついている人に言っているんだよ」と。
もちろん後ろには人はいません。
私の体調の変化は霊に憑かれているということなのかと思いました。とりあえず、そのままでは帰せないということで、男性社員に塩を掛けてもらい払ってもらいました。その後は特に何もなく過ごすことが出来ています。
(沖縄県 女性)
ドライブに行き、霊を連れてきてしまった
今から10年前、運転免許を取得し、彼氏を助手席に乗せて福岡県の久山へ夜のドライブに行きました。
そこには片側1車線のカーブをしている道があるのですが、私には右にカーブしている道にしか見えず、右にハンドルを切ったところ、彼氏が「危ない!」と声を掛けられサイドブレーキを掛けられました。
いったい何のことだかさっぱりわからずにいると、そのカーブは左カーブで壁に突っ込むところでした。
ドキドキと鼓動が強くなり冷や汗をかきました。
その後は、Uターン出来る場所を見つけて彼氏の実家に行ったところ、彼のお母さんに霊が取り憑いていると、背中をポンと叩かれました。まだ抜け切れていないようだと言われましたが、私は半信半疑でした。
数日後の晴れた日に一人で運転しており、場所は福岡県東区。見通しの良い3車線のバイパスです。そこはどう考えても事故を起こすような場所ではありません。
そこで私の携帯が鳴りました。
路肩に停車して、着信履歴を確認してみると、それは彼氏のお母さんからで、すぐに掛けなおすと、嫌な予感がするから運転しているなら気を付けるようにとのこと。なんだろうなと思いながら電話を切り、再び運転しました。
そして赤信号で待っていた時に、後ろから車が突っ込んできて、前方方向に押し出されました。
しかし幸いケガもなく事故処理をしていると、再び彼氏のお母さんから電話が掛かってきて、「今追突された」と言うと。「ほらね」と言われ、とてもゾッとしました。
(岡県 女性)
友達の家に居た霊を連れて帰宅
私が中学生の頃の体験談です。その日は仲の良かった友達の家へ遊びに行き、入った瞬間すぐに寒気のようなものを感じたのですが、気にせず友達の部屋でおしゃべりなどをして楽しんでおりました。
それから少し経ってから身体の変化に気付き、寒気が止まらずブルブルと震えてしまいました。
ちなみにその時の季節は真夏で暑い日です。風邪でも引いてしまったのかと思い、家に帰ることにして、帰宅しました。しかし帰宅途中も寒気が止まらず震えながら帰りました。自宅に着いても震えは止まらず、さらには力が全く入らず、床に倒れてしまいました。そこで母が帰宅してきて、私の異変に気付き、母が私を起こし、背中を強気叩くと寒気も震えも消えていました。
母は元々霊感があり、私に何か取り憑いていたと言いました。その日のことは友達には言わないように黙っていることにしました。後日学校でその子と話をしていると、とんでもないことを話してきました。
友達は以前、自宅近くの踏切で飛び込み自殺を目撃してしまったと言ってきました。
その話だけでも怖かったのですが、目撃してからは自分の家で黒い影を目撃するようになったと。初めて目撃した時は夜中トイレに行こうとした時で、お兄ちゃんかと思ったそうです。
友達は「お兄ちゃん、玄関で何してるの?」と言うと、急に消えてしまったと言っていました。その後に私が遊びに行った日の話になります。また友達から私が遊びに来た日から黒い影は現れなくなったとも言われ、そこで気付きました。その寒気と震えの原因は友達の家に付いてきた霊が私に取り憑いてしまったのだと。全て繋がってしまい、とてもゾッとした体験となりました。
(神奈川県 女性)
憑依され記憶を失った
4〜5年前、実家で体験した不思議な体験談です。
自分と父親は何かの話をするために実家へ行きました。
最初は話を聞いていた父は、虫の居所が悪くなり怒りながら家を出て行ってしまいました。途方に暮れていると、戻ってきた父はウィスキーを片手に帰って来るなり飲み始めました。
そんな父にがっかりし悲しく諦めた気持ちになったのを記憶しています。
その後、なぜか自分もウィスキーが飲みたいと父に伝え、怒りで話すら出来ない父もなぜかグラスに少し注いでくれました。一口飲んだ後は記憶がなくなり気付けば朝になっていました。実家のソファで寝ていた様で、目の前に愛犬が座り私を観ていました。訳が分かりませんでした。おまけに猛烈に気持ち悪く全身が痛かったです。
その時、一瞬の映像として記憶がフワッと浮かびました。
一つは、何者かに身体を転がされている感覚で床を転がり続ける自分がいて、低い男性の声で面白がるように「もっとやれ」と言う声が聞こえるというもの、もう一つは、自分がトイレで吐いているというもの。母いわく、経緯は不明だが泣きながらあっちに転がり、こっちに転がりして止められなかったと言います。
止まった後は、泣きながらあれこれ話したそうです。部屋の中でもあちこちに吐き、猟奇的な私の姿に驚いた愛犬は怯えてしまったとのこと。記憶が無いとは言え、自分がしたことのない言動が恐ろしすぎました。その結果、足や腕だけでなく肩にまで無数のアザが出来ていた事が怖かったです。
操られているという感覚とあの声がずっと残っていて気持ち悪さもあります。そもそもウィスキーは飲めないのに何故その言動にったのか謎なままです。後にも先にもこんな経験はこの時だけなので恐怖度は5段階中5です。
(神奈川県 女性)
ずっと側にいる髪の長い女の霊
2005年頃から、少し離れたところに、常に髪の長い女が立ってずっとこっちを見ていました。小学生の頃で妄想癖があったことを理解していたので気にせず生活していました。その女は何かするわけでもなくただ一定の距離を保って見ているだけでした。
それから2年後、女はうつ伏せになって少し離れた場所から私を見ていました。それはまるで妖怪てけてけのようにです。またその時も何かするわけでもありません。さらに2年後、私の側まで付いて来るようになり、逃げても追いかけて来ました。それは近くまで来たと思ったら何もぜず、私の顔を覗いているだけでした。
車に乗っている時まで追いかけてきたは顔を覗いているだけでした。
両親は私に塩をまいたり、お祓いに連れて行ってくれました。そこからは不思議と見なくなりました。今でも、あの女が私の妄想だったのか霊かはわかりませんが、結局何もされなかったという不思議な体験です。
(沖縄県 女性)
ネットで知り合った男に憑依する女
今から20年くらい昔の体験談です。当時、ネットでA君という10代の男性と知り合って、電話をするようななった時の話です。
電話中、些細なことで喧嘩になり、私が悪かったので、A君がちゃんと謝られるのを待つ、としばらく電話を繋いだままにしていました。ただ、あの頃はなかなか素直になることが出来ず、無言になってしまいました。
しかし、そんな無言だった電話口から、A君の声で、ボソボソと何か聞き取れないような事をつぶやいているのが聞こえたのです。
そして一言だけ、「今夜.....金縛りに....遭わせて」というような事だけ聞き取れたので、さすがに怖くなり、謝るどころではなくなり、「ねえ、ずっと何を言っているの!?聞こえてるんだよ」と言ってみましたが、A君は「何も言ってない」と主張したのです。
その後も電話を繋いでいたのですが、そのつぶやく声は聞こえ続け、怖くなり電話を切りました。
その直後にA君のアドレスから「Aに取り憑きました」というメールが。
ネットとかでよく見る不気味な日本人形の画像も添付されておりました。
それから、「きちんと謝らないあなたも悪い」と言う、メールが届き、なんだかんだで再び電話することに。
電話を繋ぐとA君の声なのですが、しばらくすると、急に声色が変化し、あのつぶやく声のトーンになりました。
「聞きたいことはあるのか?」と問われ、性別を聞いたら16歳の女だと言われました。なんでも、A君の元彼女で、A君の元へ行く途中に事故で絶命してしまったと......。それで霊になった今、A君と一緒にいて、A君の目の前に姿を現すことも出来ると言いました。
そんな会話をしている時は、彼女の力でA君を気絶状態にしており、彼女と話して私が謝ると言うことで落ち着いたら、最後にA君のタンスに手形を残し、最後にA君に姿を見せて天国に戻ると言い、直後にA君の声に戻りました。
電話をしながら、タンスに赤い手形を見つけたようで、「タンスに何か付いてるから拭かなきゃ」と言うAの目の前に彼女が現れたのか、「Y子!ごめんな!」と言う叫び声が聞こえました。
おそらくY子というのが彼女の名前なのでしょう。
落ち着きを取り戻した後に、A君から彼女の事を聞きました。それからはもう、彼女の気配はなくなり、元のA君と会話しました。
しかしその後は適当に連絡を絶ち、とても悲しくて辛い話でしたが、とても怖かったです。
(愛知県 女性)