夢で祖母が母の体調不良を伝えにきた
20代の頃、亡くなった祖母が夢に出てきて「母親の体調に気を付けるように」と伝えてきました。
その言葉とともに、母が痛そうにお腹を押さえている姿が現れました。そして、施術室の前に立つ私の姿が登場しました。
手術室の慌ただしい雰囲気や病院独特の空気感など、実際にその場にいるようなリアルさがあり夢とは思えませんでした。
あまりのリアルさに起きてしばらくは驚き動くことができませんでした。しばらくすると、とてつもない怖さを感じ、母に病院に行くように行きました。
しかし、母は「大丈夫だから」と病院受診を拒否しました。1週間ほどたった頃、母が突然お腹が痛いと苦しみだしました。
その様子はゆめで見た母の姿、そのままでした。救急車を呼び、結局母は緊急手術をすることになりました。
手術室に行く母を見送るが見た光景も、夢のままでデジャヴを見ているようでした。
母は手術をして1ヶ月ほどで退院し、今は元気に暮らしています。
あの時、祖母が出てきた夢は予知夢で、母のピンチを伝えたかったのだと思います。
先に病院受診をしてもらうことはできませんでしたが、事前に予知夢を見ていたおかげで心の準備ができていたようです。
焦らず手術や入院に臨むことができました。
(三重県 女性)
夢で必死に訴えかけてくる謎の人物
6年ほど前のことです。数年前から、体調不良が続いていたのですが、子育てに追われており、体調イマイチだなと思いながらも、病院に行くことはありませんでした。
その10年ほど前に、やはり体調不良で緊急入院したことがあったので、また緊急入院になるかもしれないという思いもあり、なかなか病院にかかる勇気が無かったのも事実です。
そんなある日に、知らない白装束を着た男性が、私も知らない和室の仏壇の前に座り、私の方を見て何か必死に訴えている夢をみました。
今だに鮮明に覚えているのですが、仏壇の写真が、その人の写真なんです。でも、怖いとか全く無くて、とても優しい空気が漂っていたのを覚えています。
目が覚めたときに、なんだったのだろう、あの人は誰だったのだろうと考えたのですが、心当たりが無く、不思議な夢だったなと、その時は思っていました。
相変わらず体調不良が続き、立っているのがやっとで、歩けないぐらい体が大変になり、これは本当にまずいかもしれないと思い病院に行きました。
色々症状を伝え、とりあえず採血をしたところ、ヘモグロビンが3、血小板が1万という値で緊急入院になってしまいました。やっぱりかと覚悟はしていたのですが、先生叱られ、この数値でよく生きていられたねと言われ、病院でちょっとした騒ぎになってしまったようです。
色々と検査をし、手術をし、結局は血小板の数値は数年低いままなので国の指定の難病ということで、今も通院しているのですが、普通の生活は出来ています。今思うと、あのときの男性は、私に早く病院に行きなさいと必死に伝えようとしていたのかもしれないと時々思い出します。
(女性)
夢に出てきた義理父の忠告
今から20年程前の話です。私は特に霊感があるという訳ではありませんが、不思議な出来事がありました。ちょうど、夫の父が亡くなり 1年経つか経たないか位だったかと思います。一時退院して自宅に戻って来ている夢を見ました。
それはたわいもない話をしながら 穏やかに過ごしていた。そんな義父が私に突然 こんな事を言いました。“俺の保険金 ちょくちょく使ってんのか?”と… 私は、“関知していないからよく分からない”と答えました。
そうかと…。 辺りを見渡し 遠くを見るような感じでそのまま目が覚めてしまいました。その事を夫に話し、調べてみると 夫の姉に見事に使い込みされていました。このままでは 三回忌までお金が残らない。慌てて 口座を変えました。
もし、夢に出てきてくれなかったら 間違いなく全額使われていたでしょう。これは、予知夢というものなのでしょうか。
夫の所ではなく、私の所に来てくれたこと 感謝しています。その後も たまに夢に出てきてくれています。
(神奈川県 女性)
夢に出てきた何者かの忠告
今から15年ほど前に不思議な夢をみました。当時20代後半だった私は、同じ歳の美容師の男性とお付き合いをしていました。優しくてイケメンで友人たちにも羨ましがられ、どんどん彼に夢中になっていきました。
彼とのお付き合いも1年が過ぎ、結婚の話がでるようになりました。彼との結婚を夢見ていた私は、完全に舞い上がっていました。
そんなある日、自宅で寝ていた私は、白くてふわふわとした雲の中のような世界にいました。大きなレンガの壁。その壁の前に立っていると黒い服を着たひとりの女性が話しかけてきました。
「あなたがお付き合いしている人はダメよ。やめなさい。」
びっくりした私は「どうして?」と聞き返しました。
「彼にはあなたの他に女の人がいるの。その人とは別れられないの。だからやめなさい。」
彼に夢中だった私はポロポロ泣きながら「そんなの信じない。あなたは誰なの?」と聞きましたが教えてくれませんでした。
気づくとその場に彼がいました。彼に駆け寄り「あなたに別れられない人がいるって本当なの?」と聞くと彼は「ごめん。」と言って横を向きました。
その視線の先には、ひとりの女性が立っていました。「この人とは別れられないんだ。ごめん。」と言われたところで急に目が覚めました。
夢の中と同じくらいポロポロと涙が流れていて悲しくて苦しくて、現実に体験していたかのようなはっきりとした感覚でした。
翌日、彼の家に遊びに行った私は、夢の話をしました。だんだんと様子がおかしくなっていく彼。まさか、と思いながら「別れられない人はいないよね?」と聞くと「ごめん。」と下を向く彼。
なんと、既婚者だったのです。しかも3歳になる子供がいることも分かりました。
「誰に聞いたの?」と、誰かに聞いたことを夢の話として問い詰められていると思ったようでした。
別居はしていたけれど子供がいるから離婚に踏み切れずにいた彼。この夢を見なければ、まったく気付かなかったと思います。
あの夢とは思えないようなリアルな夢は、今でも忘れられません。
本当に夢だったのかなんだったのか。でも、私を救ってくれたことだけは確かです。
(東京都 女性)
夢で恋愛の忠告をする祖父
今回は、私が体験した夢枕についての話をさせてください。先日眠っているときに一年ほど前に亡くなった、大好きだった祖父が夢に現れたのです。
その祖父は小さい頃からよく遊んでくれ、楽しかった思い出がたくさん残っていましたのでとても嬉しかったことを覚えています。
話を聞いてみると、天国はちょうどいい気温で過ごしやすいこと、美味しい食べ物も沢山あることなどを教えてくれ、「お前も生きているうちに良いことを沢山しておきなさい」と話してくれました。
そして何故夢に出てきてくれたのかをたずねると、「お前のことが心配でやってきた」というのです。どういうことかとたずねると、「お前が結婚を考えている相手は悪い奴だからやめておけと伝えに来た」とのこと。
当時、私にはお付き合いしている方がいて、誰にも話していませんでしたが結婚も視野に入れていました。ただ、最近は相手の仕事が忙しいようで2,3ヶ月に一度会えるか会えないか位の頻度になっていたのです。
突然のことにびっくりしましたが、祖父はかまわず話し続け「結婚を考えているならどうしてもっと頻繁に会わないのだ」といいます。祖父の話では相手は浮気ばかりを繰り返していて、結婚しても私が不幸になるだけだとのことでした。
その会話を最後に夢から覚めたのですが、なんとその日に相手の浮気が発覚したのです。
相手は「もうしないから許してほしい」と言ってきましたが、祖父のことが頭をよぎった私は別れを切り出しました。
夢のことがなければ、ずるずると関係が続いていたかもしれません。
それ以降祖父が夢に現れることはありませんが、また夢に出てきて話をしてほしいなと思います。
(奈良県 女性)