台風の強風の恐怖
今から8年前の出来事です。私は家族4人で一軒家に住んでいました。
家族構成は両親と子供(私と姉)の二人でした。事故があったその日は9月頃台風がきた時でした。今でもその当時のことはすごくトラウマになっています。
その日の台風は私が生きてきた中で一番の凄さでした。台風で風も強かったので学校も休みになり姉と二人で家の中で遊んでいました。
当時流行っていた人生ゲームをやろうとリビングで二人で盛り上がっていました。
両親は隣の部屋のソファーに座っているという状況でした。遊んでいるといきなりすごい音がしてガラスが飛んできました。
隣の家の屋根の瓦が風により飛んで来たのです。座椅子に座っていた私と姉の部屋のガラスでした。
ガラスから真正面に座っていた姉はびっくりしてひっくり返り座椅子に助けられました。
私はもろにガラスが当たり大怪我をしました。そこで救急車を呼び病院にて手術をしました。
頭を縫う大怪我でした。先生には死んでもおかしくなかったと言われました。死なずにいれて本当に良かったです。
(山口県 男性)
強風で瓦が飛んできた
30代女性です。地域は兵庫県、時期は昨年の9月の台風でのできごとです。
今までの経験上、台風が来ても大した被害がない地域でしたので、何の対策もせず傘立ても外に出したままでした。そして、台風当日に異様な音がしてため外へ出てみると、前のマンションの屋根が剥がれる音でした。
風も強かったため傘立てを中に入れようと外へ出た瞬間、剥がれた屋根が風に舞って飛んできて色々な場所はぶつかりさらにぶつかって壊れたものが辺り一面に飛び交っていました。
私は慌てて家に戻ろうとドアを開けようとするも風の強さでなかなか開かず、ようやく中に入れた後は扉を閉める事が次は困難になり必至に扉を閉めました。
安堵して部屋から外を確認しようとすると、玄関から対角線上に見たこともない瓦があり、どこの窓も割れておらずどこから入ったのか一向にわかりませんでした。
気味が悪かったので手当たり次第に調べると玄関の扉に傷があり、その次に台所への扉に傷がありました。
玄関に当たった瓦が中に入り、開け放たれていた台所の扉に当たって対角線上の部屋に入ってきた事がわかり、重たい瓦がここまで飛んできた事に血の気が引きました。しかし、玄関の扉の傷を見てさらに血の気が引く事になりました。
その傷の高さは丁度私の顔辺り、扉を閉めようとしていた際、少しでもタイミングがずれていたら私の首が飛んでいたかもしれません。
そのくらい大きな瓦でした。そして台所の扉はガラス格子です。
丁度下の部分に辺りガラスが割らずに済みました。
顔から首の位置にかけて飛んできた瓦、玄関と台所の扉に深い傷を付けた瓦。全てが解明された瞬間、ゾッとし全身から血の気が引きました。あの瓦の剥がれる音は一生忘れないでしょう。
(女性)