いわくつきの心霊公園
私が高校生の頃の話です。その当時遊んでいた仲間でよく遅くまで遊びに出かけていたのですが、ある日、男二人が野球をやる人達だったので急にキャッチボールがしたくなった!との事で、男女2人ずつのペアでバイクに乗り地元静岡県内の公園に行くことになりました。
男二人は早速グローブとボールを持ちバイクから降りて公園へ向かう坂道を上がっていき、広場に出ると多少の街灯で明るくなっているスペースを見つけキャッチボールを始めました。
しばらく二人のやり合いを眺め、みんなでワイワイと野球を楽しんで帰ろうとした時、同じ坂道を下っていた時にふと一人の男が私のほうを見上げ、すごい形相になり大きな悲鳴をあげながら私達を置いて一目散にバイクの停めてある場所まで走って行きました。
私達は何事かと疑問に思いながらも走って後を追うように戻ると、急いでヘルメットをかぶりバイクへまたがり帰ろう!!と私達をせかすようにしていて、私が何?急に。どうしたの?と聞いてもなかなか教えてくれず、いいから帰ろう!後で話すからと言われしょうがなくそこを出てから近くのコンビニへ止まり話を聞くことになりました。
そして私が改めて何だったの?と聞くと、帰り途中私の方をふと見た瞬間に男性の顔がふっと私の背後を横切ったそうなんです。
それも首までしかない男性の顔だけ。
そして表情は何とも言えない憎らしい笑い顔だったと言い、私は恐怖のあまり何も言葉も出ませんでした。そうなるのがわかったからあの場では何も言わなかったと話してくれました。
そしてそれからしばらくしてふとその話を友人同士で話す機会があり、、あの時怖かったねー。という流れから、そーいえばあの公園で昔、その道路脇にある側溝に変死体があったという話を聞きました。その話を聞いて私は思わずぞくっとしました。
(静岡県 女性)
夜の公園に現れた火の玉
15年ほど前の夜、公園の公衆トイレの車椅子用トイレからラジオが爆音で流れていました。気にせず呑みながら喋っていると、私たちがいる近くにある大きな木の上を火の玉のような光がヒュ〜っと空に上がっていき、一緒にその光景を見ていた子と目を合わせすぐ他にいた友人に説明しました。
少しの間不気味な雰囲気が流れたいましたが、お酒も入ってたこともあり、時間が経つにつれそんな空気も忘れ、ワイワイ騒ぎながら明け方まで飲んでいました。時間も時間だったのでその日は解散し家に帰って寝ました。
次の日、たまたま公園の前を通るとパトカーが止まっていました。気になって事情を聴きに行くと、ここの公衆便所の車椅子用のトイレで首吊り自殺があったとのことでした。
昨日のことをふと思い出し、あの火の玉は、人の魂が旅立った瞬間だったのかと、足元から強烈な寒気を感じました。それと同時に、あそこで首をつりながら、私たちの楽しそうな声を聞いてどう思っていたのか、近くにいた私たちに何かできることがあったのではないか、助けてあげられなっかった自分。
知らなかったとわ言え、ひとつの命を見殺しにしてしまったととても悔しい気持ちになりました。それにしても、火の玉というものが本当に存在するものだとは、信じがたい事実でした。
(大阪府 女性)
友人が見た夜の公園にいた女の子の霊
大学時代の体験談です。その頃、私は弁当屋で夕方くらいから22時くらいまでアルバイトをしており、バイト終わりは更衣室で仲間と話をしてから帰宅することが多かったです。
その日も仲間と話をしていて、そろそろ駅に向かおうかってなり、店を出ました。駅までの途中に小さな公園があるのですが、話足りなかったので再びそこで話し込むことになりました。
ブランコに乗りながら話をしていると、突然仕事仲間が「なんか、今見ちゃったんだけど」って言いだしました。私は幽霊の話は興味がありますが、全くそうゆうのが見えないので、仕事仲間の言っていることを信じることが出来ず嘘だと思っていました。
そこで、私は「どこにいたの?」と聞くと、ブランコの真正面にある公園の入り口の右側にいたと指をさしていました。
私はまだ疑っていたので、「入口の端で木もあるし、ただ人が通っただけじゃないの?なんで幽霊だった判断できるの?」と聞くと、入り口に立っていたけど消えたとのこと。
ちなみにとても冷静に言っておりました。しかし私にはまったく見えてませんでした。
仕事仲間が「もういいから帰ろう」と言い公園から出ようということになりましたが、その入り口を通らないと出れないため、「ここだった」と実地検証までして帰りました。翌日もバイトで、昨日の実地検証をした場所を通るのですが、私はすっかり昨日の夜のことも忘れていたのですが、嫌でもその場所を通った瞬間、思いだしてしまいました。
その場所に昨日は置いていなかったのに、その日は花が供えてあり、昨日実地検証した場所でした。私はようやく昨日の話が本当だったんだと納得しました。 それと同時のぞっとしながら興奮しつつ、店に着いた時に仕事仲間に報告しました。でも仕事仲間は案外冷めており、見える人と見えない人では温度差があるんだなと、妙に納得した記憶があります。
(女性)
仕事帰りに起こった心霊体験
私は夜が静かで落ち着くのでとても好きです。私は普段から仕事終わりに10分くらい公園に寄り、ブランコに座って夜空を見上げながら、ジュースを飲んで帰宅する習慣がありました。
その時は、仕事のことで悩んでおり、辞めようかなどと考えていました。そんなこともあり、夜の公園で過ごす時間も長めに公園にいました。そんな行動になってから1ヵ月程たった日、いつもの公園に行き、ブランコを見ると、小学生くらいの女の子が座っていることに気が付きました。時刻は22時過ぎくらいです。近くに親でもいるのかな?と思って見渡しましたがいません。
私はどうしたのかな?でも、もう、22時過ぎだし、危ないんじゃないか....と思い、女の子に「大丈夫かな?」と尋ねると、「うん」と答えたので、私は「でも、もう遅いし、おうちに帰ったほうがいいよ?」というと女の子は「おうちは、ここ」と食い気味に答え....、ブランコをこぎ出す女の子。
私も、こんな時間に子どもを相手にするのも変だし、子供も危ないので警察に連絡しようとスマホを出そうとする動作をしたときに、うろ覚えで、はっきり聞き取れなかったのですが、女の子は「ひと、なにか、ひと、みんな、ひとひと」と、そのような言葉を言った瞬間に消えてしまいました。
足音もなく一瞬の出来事でした。その後は仕事も忙しくなったりして公園に寄らなくなり、どうこうしているうちに会社も辞め、そこに行くことはなくなりました。
(大分県 女性)
公園のベンチに座る女の人の幽霊
地元の群馬県で中学生の時に体験した心霊恐怖体験の話です。中学生の時、毎週、塾の帰りに道に橋を渡って帰っていました。毎回その橋を通るたびに橋の下から見えるちょっとした公園のベンチに白い服を着た髪の長い女性が座っているのが見えていました。
時間は塾終わりなので22時過ぎでなぜこんな時間に夜は誰も近寄らないような場所で、ベンチにずっと座っているので不気味だなと思っていましたが、特に気にもせず通り過ぎていました。ある時、やっぱり今日も座っているなぁと思い、そろそろ見えてはいけないものが見えている気がして、その話を母親にしました。そしたら母親がこんな話をしてくれました。
私が幼少期の時に、その公園のトイレで私が用を足しながら一人でブツブツ何かをつぶやいていたという話を聞きました。何をそんな一人でブツブツ言っているのか、もしくは母親には見えない誰かと会話をしていたのかわからず、母親が、その内容を聞くと女の人がここに一人でいて可哀想だと話ていたそうです。 母親が何が見えるの?と聞くと、髪が長くて白い服を着た女の人がいると返事をしたそうです。
母親はその時びっくりしたようです。私はそんな出来事を全く覚えていないのでそんな過去があったのか・・・と驚きました。そしてよくよく考えたら中学生の時に見た女性の特徴と幼少期の私が見た女性の特徴が一致しており、かなりゾッとしたという経験があります。
母親に話をしてから急に見えなくなってしまったので、なんだったんだろう?何かメッセージでも伝えたかったのかな?と今更ながら感じています。
(神奈川県 女性)
人気のない場所にたたずむ不気味な女の幽霊
今から3年前の高3の文化祭の打ち上げで学校の近くの公園で打ち上げと花火をした時の話です。午後19時過ぎにバーベキューを終えて、クラスのみんなで花火を楽しんでいました。そして門限のある子や電車の時間が迫っている子たちは続々と帰るため、楽しかった記念で写真を撮ったりしていました。
クラスのほとんどの子たちが帰っていき、仲の良かった子も帰ってしまったので、私もそろそろ迎えに来てもらおうと思い、親に電話をかけて待っていました。
それから数十分後に親が到着したと連絡が来たので、みんなにバイバイと言いながら帰ろうと公園の入口の方に向かっていくと、入口の方は街灯がなくて暗く、そこに屋根があり座れる場所がひとつだけあり、そこだけライトが照らされていました。
その頃の公園はもうクラスの数人しか残っているだけで静かだったのですが、その座るスペースの横に髪が長い女の人が立っていました。その女の人はこっちをじっと見ており、表情ははっきりはわからないのですが、でも睨んでいる気がして背筋が凍ったようにひんやりしたので、走って車に向かいました。
次の日は休みで、月曜日に学校に行ったときにみんなにその話をしたら、私の前に帰った子たちはそんなの見ていないと言われ、私が見たのは何だったんだと思いました。しかし打ち上げの日に撮った写真に光る玉みたいなのが写っていました。
そしてそれが心霊写真じゃないかと霊感がある子がしゃべっており、怖くなり消しました。特に何もなかったのですが、とても怖い思いをしました。
(宮城県 女性)
消えてしまった不思議な公園
私は霊感は全くなく、生まれてから一度もそういった体験はなかったのですが、5年前に一度だけ心霊体験をした事があります。日ごろから私はお酒は全く飲まないのですが、その日は友人の結婚式という事もあり、普段飲まないお酒をたくさん飲んでしまいました。
もちろん悪酔いしてしまい、披露宴までは頑張りましたが、二次会に突入する前に私のキャパシティを遥かに超えてしまったのです。
結婚式場は市街地の中心辺りにあり、そこから約5分くらい歩いた場所が二次会の会場でした。私は歩いて移動したのですが、歩く事もままならず、途中にあった自動販売機で水を購入し、公園で少し休んでから向かおうと思い、休憩することに。20分くらいたって、なんとか落ち着いてきたので二次会の会場に向かいました。
結局その日は三次会まで参加して、いざ帰ろうかと思って時に引き出物の手提げがないことに気が付きました。思う返したら公園のベンチに座った時に置いたままなのを思い出し慌てて取りに行きました。
三次会が終わったのが深夜2時頃でしたが、中心街のため明るく、一人で歩いて向かいました。しかし探せど探せど公園は見つかれず、公園が無いのです。 意味がわからず歩いていましたが何とか式場からの道順を思い返してまた戻って歩いてみると、私が公園だと思っていた場所は公園ではなく、小さな墓地でした。
その理由はその墓地の端のところに私の引き出物がポツンと置いていました。怖くなり、私は急いで引き出物を拾い、そのまま家に帰りました。休憩した場所は間違いなく公園だったので、とても奇妙な体験でした。
(鹿児島県 男性)