憑依体質
初めての除霊の時の話です。元々友人の家のパソコンを借りて、霊媒師の方を調べていたという事もあったのですが初めての不安感と恐怖心もあり、友人の家からも割と近くでしたので、友人に付き添ってもらいました。
まず、私はというと、霊媒師の方の元に到着してからずっと笑いが止まらなくなってしまい、お祓いどころではなくなってしまっていたのです。
それを見た霊媒師の方のから、落ち着かせる時間も必要だし、私よりも友人の方がよろしくない言い出し、今回だけ特別にと友人を見て下さり、友人の除霊を先に始めました。なんと、友人には水子の霊が憑いていたのです。自身が中絶したわけではないのに。
そして除霊が無事に終わると、その友人は泣き出してしまいました。自分でもわからないそうなのですが、とにかく悲しくて涙が止まらなくなったと言っていました。泣き止むまで静かに見守り、落ち着いてきた頃にその霊媒師さんから恨んではやらないであげてくれとの言葉と先祖を大事にしてあげてと言われていました。
二度目の憑依体験についてです。体や心の様子のおかしさを数日感じており、以前お世話になった霊媒師さんに電話を入れて状況を話しました。すぐに見てくださるという話になり、翌日、会いに行きました。前回の時とは異なり、意識までもが飛びそうな恐ろしい感覚を覚えつつもなんとか意識だけは保っていました。ですがどうしても耐えきれず、倒れてしまいました。
それでも意識だけはしっかりとしていたのですが、自分の意思とは裏腹に手がどんどん握られてグーの形になるのです。それも両手です。かなり気持ち悪くてずっと恐怖に怯えていました。それでも意識だけはと保っていた時、目を閉じている暗い部屋にも関わらず、眩しいくらいの光を感じました。それと同時に力が入っていた体はすーっと軽くなり、奪われていた体の自由もなくなったんです。
霊媒師の方曰く、仏様に迎えに来て頂いたそうです。信じられない気持ちと温かさも眩しさまでも感じさせた光のおかげか信じるしかなかったのですが。私に憑いていたものはキツネだったそうです。それを聞いてまたゾッとしました。未だに感覚を思い出すと恐怖心を感じずにはいられません。
(東京都 女性)
結界を作り除霊
自宅の部屋で異様に片方の窓(窓の外は人が歩けない2階で、隣の家とは2メートル空いています。)気になり、意識を集中したら、私の知らない男性。おじさん。
毎日いるわけじゃないけど気持ち悪い。…と言う事で、霊能者に相談したら「うん。いるね。おじさんの歳の男性が視える。成仏してもらうために、盛り塩をしてそこにお線香を立てて供養したら大丈夫だよ。
そうすれば、盛り塩で結界も作れるから。変な人じゃないし大丈夫。」とアドバイスをもらったので、さっそく盛り塩とお線香を焚いて、「これをアナタの為にお供えします。もう大丈夫なので、成仏してください。ここにいても私は何もしてあげられないのでいても仕方ないです。大丈夫。上に行ってください。」と言ったら、「ありがとう。」と一言言ってス~っと上に上がっていきました。
最近は、別の気配がしょっちゅうしています。シャボン玉みたいに綺麗なオーブが自分の手元からぽわ~っと出たり(自分のエネルギーかと思いました。)黒い小さな影が一瞬通ったり、ドアの一か所に顔っぽいのが浮かんだり。毎日じゃなくたまになので、ほっといています。(気づいていないふりをしています。)(笑)
(静岡県 女性)
どこからか連れてきてしまった霊
元々霊感のようなものが遺伝的なものもあり、あるのですが、実際に見た事があるわけでもなくあまり気にはしてきませんでした。
たまたまツアーで新潟に行く機会があったのですが、その日は寝坊してしまい、お葬式の時に着ていたカーディガンを着てきていました。車に乗り込み向かっている最中に暫く濃霧が襲ったのですが、そこから様子がおかしくなりました。
車の中は機材しか乗っておらず、その場所から大量の気配を感じたんです。同乗していた子に見えてしまう子がいたので確認してみると割と乗り込んできたとの話をでした。
あまり気にしても仕方ないと思い、現地に着き車を停めて仕事をこなし2日後にまた車に戻ったのですが、もういないと思っていたそれらは数を増やしていました。さすがに都内に帰るまでには消えるだろうと思っていたものの、その気配もなく着いてしまいました。その中の一体に気に入られてしまったらしく、粗塩を試したり、神社に行ったりとお祓いを試みたものの一ヶ月憑依された状態でした。
なんとかネットで調べて霊媒師のもとを訪れて払って頂いたのですが、生霊がついていたと言われました。初めてのことではあったのですが、本当に怖かった初めての憑依体験でした。
(東京都 女性)
事故現場から連れて来てしまった危険な霊
私が16歳の頃の話です。住まいは埼玉県ですが、事情があり北海道の札幌で暮らしていました。真冬のとても寒い夜に知人とドライブに出かけましたが、その日は気温も低く道路はアイスバーン状態だったようです。
私はまだ車の免許などもなく運転に関しての知識がなかったのでわかりませんが、突然車はスピンして私が乗っていた助手席側から電信柱にぶつかり、車はくの字形に変形する事故になりました。
私はその前あたりから記憶がハッキリとありませんが、なぜか何百メートルも離れたところを歩いていたようで、不思議なことにそこへ従姉妹が通りかかり、私を車に乗せて連れて帰ってくれました。
事故を起こした車の状態は助手席のシートが飛んでいだそうです。運転手は頭や顔にも怪我をして肋骨なども折れて入院したのですが、私は幸い全く怪我もなかったです。ですが、頭と胸が痛み、微熱もあったので従姉妹が病院へ連れて行ってくれましたが、何も異常もなく熱の原因はわからないまま従姉妹の家で寝かされました。
翌朝、従姉妹が仕事に出かけて行ったあとも私は体調が優れず布団に寝ていました。すると、ガチャっと玄関のドアノブが回る音が聞こえたので、うつらうつらする中、従姉妹が帰宅したのだと思いながらも、また眠ってしまったのだと思います。
その後部屋の中に誰か入ってきた気配があり、私の布団に近づくのがわかりました。その瞬間、肩と両足を誰かが押さえてきて驚いて目を開けると、女の子2人とその母親と思われる女性が私を押さえつけていました。それから、何度もそれは続き、熱は一向に下がらず、私は埼玉県の実家の母に事情を話しました。
母は私が霊感のようなものがある事には気づいていたようで、色々と調べて霊能者の方に相談をしたそうです。その霊能者の話では、私の乗った車が事故を起こした場所で不慮の事故に巻き込まれて亡くなった親子の霊だと言う事でした。
同じようにアイスバーンで滑った車が親子に突っ込み3人は亡くなったそうです。ずっとその場所を離れずに彷徨っていて辛かったようです。成仏できずに苦しんでいることを気づいて欲しくて私についてきたとの事でした。
霊能者の方にお祓いをしていただけたのはすぐにわかりました。周りの空気が軽くなり、その場で身体は楽になりました。でも、押さえられていた時に見た記憶は手の部分だけです。今でも思い出すと切なくなります。
(埼玉県 女性)
除霊体験
はっきり言って理由もきっかけも何もかもわかりません。ただ、私は憑依体質らしく、色んな場所で、自分の意思とは裏腹に連れて帰っていたようです。
その中での気持ち悪かった体験のひとつになります。
ある程度年齢を重ねてからというもの、自分の異変などで何かを連れて帰っているという事に気づくようになっていました。その時はとにかく恐怖心が凄かったのを覚えていました。
意を決して、以前お世話になった事のある霊媒師の方に連絡をして、すぐにお祓いの予約を取り付けてもらいました。
一人で向かった事もあり、冬の夕方という事で辺りは真っ暗。ひたすら恐怖心との戦いでした。
なんとか到着し、その恐怖心を伝えて、お祓いを始めて頂いたのですが、意識が遠のきそうになる思いとずっと戦っていました。目は閉じているものの、意識だけはしっかりとしています。ですが、まるで金縛りにでもあっているかのように、自分の体が言う事を聞いてくれません。自分の意思とは裏腹に、手が勝手に動くのです。そして手がグーの形になり、体をずっと丸めた状態で倒れ込んでいました。
そうこうしているうちになんとか体をから大人しく出て行ってもらい、話を聞くときつねが憑いていたと言われました。今でもあの感覚は忘れられないくらい気持ち悪かったです。
(東京都 女性)
近所のおばあちゃんから教えてもらったおまじない
福島県郡山市在住の営業をやっています。昔から付き合いのあるおばあちゃんのお宅にお邪魔した時の話です。
そのおばあちゃんは「あなた憑かれやすいわね」「今日は蛇さんが二匹憑いてるわね」と言った事を言う方だったのですがある日、「あなた今日はやけにいっぱい悪いものが憑いてるわね?」といわれました。
確かに肩コリがひどく頭痛もして体調はよくなかったのですが...。そのおばあちゃんが言うには「あなたは憑かれやすいから寝る前に一言、今日も1日ありがとうございました、って手を合わせてから寝なさい?そうすれば悪いものはいなくなるから。一週間も続ければ肩コリも頭痛もよくなるから」と笑顔で言われ、半信半疑でしたがやってみる事にしました。
始めの三日間はなにも変わらない感じでしたが、四日めの朝、起床すると肩コリと頭痛が少しよくなったような気がしました。そして七日めの朝、肩コリも頭痛もすっかりよくなり爽快な気分で起きることができました。
その報告をしようと仕事とは別におばあちゃんのお宅に行くとお葬式が行われていました。おばあちゃんは1人暮らしだったので、息子さんがお葬式を執り行っていたのですが、おばあちゃんとの事を話すと「あなたがマサトさんですか、母が言ってました。あの人は普通の人より憑かれやすい体質だからおまじないを教えてあげたんだよって。母は昔から霊感って言うのが強かったらしいので」と言われました。
おばあちゃんは心不全で亡くなったとの事ですが、今でも何か体に変調をきたした時は寝る前におばあちゃんに教えてもらった事をしています。
(福島県 男性)