威嚇する愛犬
普段ビビりのワンコの行動に驚きました。
父親が犬好きで私が子供の頃からずっと犬がいました。
性格は比較的おっとりした子が多く、玄関の脇に犬小屋を作り番犬になるかと思いきや、人が来ても吠えない。
むしろシッポを振り触ってくれと言わんばかりに飛び付く。
番犬にならないね!と母が飽きれるくらいマイペースなワンコが多かった。
最後に12年飼ったメス犬だけは臆病者で人が来ると物凄い勢いで吠え、家族にしかなつかない。
近所の子供たちの声が聞こえると犬小屋に逃げ込み震えていました。かなりのビビりでした。
父親があまりにも吠えるので室内で飼うことに決め、亡くなるまで私の部屋で寝起きしていました。
私が中学生の時、引っ越しをしました。室内で犬が飼える借家です。
この家に引っ越してから私は金縛りにあうようになりました。
信じないようにしていましたが金縛りだけでなく、誰もいないはずの部屋から足音が聞こえたりしていました。両親に言っても信じてくれません。
この頃からビビりのメス犬が全く吠えなくなりました。
自宅に居るときは片時も私の側を離れようとせず、お風呂やトイレにもついてきました。
寝るときは布団でしたが私の体にピッタリ体をくつけて寝るようになりました。
金縛りになるとこのメス犬がいきなり吠え、部屋の中をグルグル回るようになりました。それが深夜2時頃に必ずおきました。
両親もこの頃から何かおかしいと感じるようになったと後日聞きました。
ある日風邪で高熱を出して学校を休んでいたとき。
夜、側で寝ていたメス犬が起き出して窓の側にお座りしていました。
カーテンは閉めてありましたが時折、唸り声を出して威嚇するような感じでした。
静かな夜でしたがいきなり窓がガタガタなり、それと同時に猛烈にメス犬が窓に向かって吠えました。
窓の外に何かを感じたのか今までにない吠えかたにビックリしました。両親が慌てて様子を見にきたらピッタリ吠えなくなりました。
後から知りましたがこの借家の側の家で自ら命を絶った人がいたとか。
普段ビビりのメス犬でしたが私を守ろうと必死で吠えたのだと思います。
中学卒業と同時に引っ越したのでそれ以後はいつものビビりに戻りましたが感謝しています。
(茨城県 女性)
吠えた理由
2014年の夏、私と13歳のいちごちゃん(愛犬)が体験した怖い話です。
私の祖母の実家(人里離れた山の中)に遊びに行った時の事です。
ちょうどお盆の時期だったと思います。
私の家族と姉の家族と父と母の9人で行きました。
山奥なのでとにかく車で行くと怖いような感じのする所なのですが、とても景色が綺麗に見える穴場スポットでもあるのです。
祖母の実家に着いて、庭でバーベキューの準備をすることに・・・でも子供たちはどっか行こうと騒いでうるさかったので、子供たちと私と姉といちごちゃんで、散歩に行くことにしました。
少し登って行くと橋がありました。
橋を渡って森の方に進んで行くと、途中にお墓があり少し怖いなと思いました。
それでもう帰ろうかと思った時に、いちごちゃんが凄い勢いでお墓の方に向かって吠えたのです…えっ?これはヤバイと直感的に思い、子供たちを抱いて、小走りでお墓を去ることに…それでもいちごちゃんはお墓に向かって吠えて困ったのです。
無事に戻ったのですが、当時3歳の娘が「お友達がいたんだよ」って言ったのです。
娘にも見えていたようで「ゾッ!」っとしました。
(山梨県 女性)
体温計と愛犬の不思議な心霊体験
私はある日、調子が悪いので体温を計りました。
そのときの体温は平熱でした。
しばらくして、肩のコリやしんどさを感じながらも晩御飯を食べていると、急に愛犬が私に向かって吠え始めました。
普段は愛犬は私に吠えないので、不思議に思いました。とその時、私の後ろを風が切ったのです。
私は後ろを即座に振り向きましたが、誰もいませんでした。
愛犬はしきりに吠えています。
私は霊がこの家にいるのではないかと怖くなりました。
母親はその時もう自分の部屋で寝ており、私はお風呂上がりでひとりきりでした。
とても怖かったです。
愛犬は私に向かって吠えていましたが、急にさっき机に置いた体温計に近づきました。
そしてまた吠えたのです。
そのときです、体温計がひとりでになったのです。恐る恐る体温計を見てみると41度でした。
私は恐怖に震えながら、かろうじて母の部屋にたどり着くことができました。
翌日には体の調子も治っていたのですが、今思うとこれは、なにかの感染症にかかり熱に苦しみながら亡くなった人の霊が、私に取り憑いたのだと思います。
(神奈川県 女性)
突然吠えた愛犬
約5年前のことです。
私は実家のある三重県で犬を飼っていました。
とても大人しいゴールデンレトリバーで、あまり吠えたりしませんでした。
そしてある日、その子が家の中でひっきりなしに吠え始めたのです。
「どうしたの?」と優しく声をかけても何もない空中を見つめてただひたすら吠え続けるのです。
おかしいなぁと感じてどうにか落ち着かせようと思い、おやつをあげるとようやく落ち着いてくれました。
その時はお腹が空いていたから吠えていたのかなと思い、特に気にはしませんでした。
それからしばらくしたある日、私はテレビで心霊特集を見ていました。
その中で、動物には幽霊が見えることがあり、特に何もないところでおかしな行動をとったりする場合はその場に幽霊がいることが多いのだそうです。
ということはあの時家の中で普段は全く吠えないうちの犬がひたすら吠えていた時、そこには幽霊がいたということなのかと思い、少し怖くなりました。
その後も不定期に何もないところで何かを見つめながら吠えていることがしばしばあったのでやはり何かあるのかと思い、厄除けのお札を買い、家の中に貼りました。
するとその後はいっさい何もなかったのでやはり何かいたのだなと思います。
(愛知県 女性)
守ってくれる愛犬
これは、私がまだ19歳の頃のお話ですが、その頃一目ぼれしてお家に連れて帰ってきた、愛犬と住んでいました。
私は一人暮らしだったのですが、そのアパートは、入居した時からなんか気持ち悪い雰囲気に包まれたアパートでした。
そんな事を気にしないで住んでたのですが、愛犬と住むようになってから、とても不思議な経験が多かったです。
ずーっと一点を見つめ、ぼーっとしている愛犬の姿を見て、もしかして私に見えてないものが見えてるの?と、たまに怖さを感じました。
そんな生活が半年くらい続いたある日、いつものように愛犬と布団で寝ていると、突然火がついたように吠え出し、一目散に玄関に向かっていったのです。
そのすぐあとに突然激しくドアを叩く音がしたのでのぞき穴からのぞいたのですが、誰の姿もありませんでした。
それからまたしばらくたったある日、今度は目で何かを追いかけていた愛犬がまた怒り出し、私には見えない何かに向かって怒り出しました。
あまりにも怖くなって引っ越したのですが、どうやらそこはお化けが出る事で有名なアパートだったらしく、愛犬はそんな幽霊から私を守っていたのかもしれません。
(女性)
視える愛犬
「視える犬」私が不思議体験をしたのは中学生くらいのときでした。
その頃おばあちゃんの家で飼っていたペットの犬がいました。
暇を見つけては犬と戯れにいっていました。
いつもは寄って行くと嬉しそうにしっぽ振るカワイイ犬なのです。
が、その日はなんだか様子が違いました。
いつもなら嬉しそうにしっぽふりふりしながら飛びついてくるはずの犬が私の後ろをじーっと見てるんです。
私は、まったくこっちに感心を持ってくれない犬にちょっと焦れてこちらから近づいて行って頭をなでたのです。
ですが犬はそちらの方向を食い入るように見て姿勢を低くしだしました。
そして急に「う~」っと唸りだしたんです。
こんな行動見た事ありませんでした。
知らない人が来た時にこのように攻撃的に歯をむき出しにするのですが、それ以外で初めてでびっくり。
「ワン!ワン!」吠えて何かを威嚇している様なのです。
その時、おばあちゃんちのわんこは、私には見えない何かを見て吠えているんだと分かりました。
「ゾ~っ!」としてその場を離れましたが、それでも犬は「ワン!ワン!」っと吠え続けていていました。
今でもあれが何だったのか分かりません。動物には見えるといいますが、本当なのでしょうか。
(女性)
助けてくれた愛犬
私が可愛がっていた初めて買った犬に助けられたお話しです。
その犬は処分されそうになっていた犬で一切躾がされていなかったのですが、引き取り一緒に暮らしていくうちに吠える事も全くなく、大人しく良く言う事を聞く良い子になってくれました。
ある夜に一緒にベットで寝ていたはずの犬の存在が感じられず、どうしたのかと思って起き上がろうとした途端、身体が動かなくなりました。
すると、愛犬の唸り声が聞こえてきて何があったのかと確認しようとするも動けずにいると声が聞こえてきました。
「一緒に行こう…?」「一緒に遊ぼう…?」と小さな女の子2人の声でした。
それが何度も繰り返し、ずっと言われ続けるので私は「一緒に行かないし、遊ばない!他当たって!」と念じ続けました。
どれくらいそうしていたのかわかりませんが、その女の子の声と私の念ずる声に交じって唸っていた愛犬の唸り声が一瞬「がうぅっ」と飛びつくような声に変わった瞬間、金縛りが解けました。
私が飛び起きると、枕の上でお座りをしてこちらを見ている愛犬の姿しかありませんでした。
その愛犬は寿命でもう死んでしまいましたが、今でも感謝しています。
(兵庫県 女性)
夜中の2時
今から5年位前の体験談です。
その時は、岐阜県の関市にある、あるアパートに住んでいました。
当時一緒に住んでいた彼は霊感のある人で、良く色々と心霊体験をする人でした。
対して私は全くそう言ったものはなく、むしろお化けなんて信じていない人間でした。
その彼が当時住んでいた部屋が、お墓と鬼門のちょうど間にあるから霊の通り道だとゆうのです。
はじめは全く信じていなかったのですが、毎日、何となく夜中寝ていると右足が冷たくなる感覚に襲われました。
初めは気のせいだろうと思っていたのですが…。そんなことが続いていたある日、犬を我が家で買うことになったのですがその犬が毎晩、足が冷たくなる時間帯になると吠えるようになったんです。
うっーっ!!わん!わん!と、普段はあまり吠えない犬なのに決まって夜中の2時くらいに、壁の方を見ながら必死に吠えたてるのです。
しかも決まって犬が吠え出す寸前に右足がひんやりとするんですよね。
今、思うと私の足首を何かに捕まれていたのかも、霊感が無いから見えないだけで何かいたのかもしれないな、と、そしてそれを犬が必死に追い払おうとしてくれたんじゃないかと思います。
あのとき、犬を飼っていなかったら私はどうなっていたのか、考えるとゾッとします。
(岐阜県 女性)
散歩中に現れた不気味な白い影
これは私のペット(ポチ)と体験した不思議な話です。
我が家では犬を飼っており、週に2,3回私が散歩に連れて行くという習慣があります。
先日、私がポチを連れて散歩していると、急に何もいない場所に向かって吠え出しました。
普段歩いているときは何もないのに、不思議に感じながらその方向を見てみると...ぼんやりとした白い影がゆらゆらと動いていました。
突然のことに声も出なかった私は、その場に座り込んで動けなくなってしまいました。
動けない私に気づいた白い影は少しずつ近づいてきます。
「この影につかまったらいけない」と本能で感じながらも動くことができません。
そんなとき、私の身体をぐいぐいと引っ張るものが...!なんとポチが私の服を咥えて力強く引っ張っています。
まるで「何してるの?早く逃げなきゃ!」と伝えているようでした。
その様子に気づいた私はようやく立ち上がることができ、その場から逃げ出すことができました。
帰ってから祖母に体験したことを話すと、「ポチがこの世の生き物でないものから守ってくれたんだね」といってくれました。
結局あの白い影の正体は分からずじまいでしたが、「もしあの時つかまっていたら...」と考えると今でもゾッとします。
まだあの白い影は棲みついたままなのでしょうか。
あの日以降散歩コースを変えたため知る由もありません。
(奈良県 女性)
荒れ果てたお地蔵様
わたしがまだ小学5年生位の時のお話です。
私は、田舎で育ちました。なので、遊び場はいつも自然いっぱいの広場や山などでした。私は友達と合わせて4人で、山で遊んでいるとお地蔵さんがいました。そのお地蔵さんに近づいていくと、その先にもお地蔵さん。その先にもお地蔵さんと、山道に進むにつれ、たくさんのお地蔵さんがいました。
「なんか、不気味だね。」と、1人が言いましたが、1人の活発な子が、「あっち行きたい!あっち行ってみよーよ!」と言い、みんなでついて行っていると、先程は綺麗なお地蔵さんばかりだったのに、お地蔵さんがどんどん荒れ果てており、首が折れていたり、どこかが破損しているお地蔵さんが多くなっていき、なんと言えばいいのかわからないのですが、なんだか気持ちの悪い、ピリピリとした、妙な空気感がしました。
活発な子が、振り返った際、一体のお地蔵さんが倒れてしまい、その時その子は「気持ち悪!」と言い、お地蔵さんを蹴ってしまったのです。すると、ザワザワが大きくなり、「帰ろうよ。」と私が言った瞬間、一人の子は犬を連れていたのですが、その犬が突然威嚇のように吠え出し、クルクルとまわりはじめ、そのまま犬はパニックのまま、下の川に落ちてしまいました。
川はとても浅かったので犬は無事だったのですが、4人はパニックになりました。でもそんな中、犬を助けようと、そのお地蔵さんの場所から離れ、犬を助けようとしていたら、通りかかった農家のおじいさんが助けてくれました。ですが、そのおじいさんが「なぜこんなところで遊んでるの?危ないよ。」と言ったので、「でも、いつも探検するよ!」と活発な子が言うと、「ここはダメだ。あんたたち、お地蔵さんは見たの?」「うん」「忘れなさい」「なんで?」と言っている活発な子をはぐらかしながら、おじいさんは私たちを学校の近くまで送ってくれました。
(大分県 女性)