異次元・異世界の不思議な話

☆【不思議な話・実話】 まるで違う世界に迷い込んでしまったような実体験4選

運転中に2人とも記憶が飛んでいる不思議な現象

今から20年程前の事になります私は当時地元の高知県を離れ都会で専門学校へ通う学生でしたが地元にお付き合いしていた人がおり暇を見つけては時折帰省しておりましたこれは何度か帰省していたうちの夏の夜に体験した不思議な体験です

友達も含め夜に集まって楽しく大騒ぎすっかり夜も更けそろそろ私と彼氏はおいとましようという事になり車に乗り込みました

友達の家での集まりだったのですがその家は田んぼ道の山の麓にあるような所で辺りはもちろん真っ暗静かで虫の声がよく響いていました時間は夜中の12時になろうと言う所でした真っ暗な田んぼ道をそろそろと抜け普通に会話もしていましたそして田んぼ道から国道に突き当たり車も来ていなかったのを2人で確認し道に出ましたすると次の瞬間とてつもない衝撃でハッとして私は突然吐き気を催して車外へ飛び出し道端へ吐き戻してしまいました

何が起こったのか何が何だかわからないまま困惑して2人でパニックになっていましたしばらく真っ暗な周りを確認してみましたがそこが何処かも見当がつきません車は神社の鳥居の柱に衝突しまっていました

車も動きませんので夜中でしたが友達と彼の親に連絡して助けてもらいました後からわかり不思議だった事ですが2人して国道に出た瞬間からぶつかるまで記憶がなかった。さらに私達がぶつかった神社のあった道は国道から車一台通れるくらいの細い道を入った場所にあった。そこまで普通に行けば15分程度で着くのにぶつかるまで2時間以上が経過していたという事ですもちろん彼氏はお酒は呑んではいなかったし私も酔うほどは呑んでいませんでした居眠り運転なら何時間も走り続けられますかすぐ何処かにぶつかっているはずです

さらに後にわかった話ですが友達の家の近くでは数日前に事故があり男性2人が亡くなっていたそうですそして私達がぶつかった場所から更に山へ登っていくと先は崖になっていて車ごと落ちてしまう危険の場所でした

おばあちゃんは神様が助けてくれたと言いますが本当にそうかもしれません霊体験なのか未だにわからない体験ですがあの2時間以上も私達2人は一体どんな顔をして何をしていたのか考えるとゾッとします

(高知県 女性)

慣れた道で迷い続ける怪奇な現象

15年くらい前の体験です

当時営業の仕事をしていたのですが今までに何度も行った飯田橋の会社に打ち合わせに向かいましたが途中から道が全くわからなくなりました

駅から出て少しの間は見慣れた風景の中を歩いていたのです不思議なことにアポの時間があるのに全く焦る気持ちにもならずこういうのって狐につままれるって感じなのかなぁとか異次元に行っちゃうのかしらなんて思い歩き続けていました

文京区の平日の昼下がりの裏道は普段も静かではありますが人ともすれ違わず見たこともない高級住宅地に迷い込みました

ちょっと古めのでもそれぞれに趣のあるお屋敷が並んでいましたけどあまりにも人の気配がないので急に焦りました

いままで何も考えずにお散歩みたいな気分だったのですが時間も気になってきっと会社に電話がてるなとかちょっと早足になり大きな道に出なきゃと出てきた道は東京大学の外周の道でした

私が行こうとしていたところからだと徒歩で30分位はかかるかなという感じでしょうか参りましたこれでなんだか不思議な場所から抜け出せたという安堵感はありましたがまだでした

ガードレールの内側を歩いていたのですが後ろからガシャンガシャンと自転車が近づく音がして狭くよける場所もないのですが反射的に塀にへばりつきました自転車どころか見渡す限り誰もいませんでいた

通ってきた道はガードレールの反対側はほぼブロック塀かいきなり玄関の引き戸って感じの道で自転車が入っていける道はなかったのです

こういう体験皆無の私は怖いというよりとにかく不思議でなんだなんだって考えながら歩いているといきなり打合せする会社の角についていました

慌ててアポを取っていた方に本当にすいませんこんな時間になり連絡もせず平謝りすると時間はアポの時間より10分ほど過ぎた時間でした怖いのか心霊体験なのかよくわからない内容ですが自分にとっては本当に不思議な体験でした

(女性)

不気味な荷物

大学時代の趣味はサイクリングだった大学が休みの俺の過ごし方は大体京都観光京都で一人暮らしを始めて間もない俺にとって見慣れない町並みは走っているだけで楽しかった

ほどなくして湖に到着目的地だったわけではない俺のサイクリングの行き先は大抵行き当たりばったりだスマホで調べてみるとどうも湖ではなく池らしい向こう岸に古民家らしき建物も見えて風情ある感じだった道の脇に自転車を停めて池の周りをうろついてみる当然だが人気はなかった季節は初夏で盆地の夏はとにかく暑いこんなところ好んで歩く奴なんてそういまいここから先は草の高さが膝より上に達するなという辺りで散策を止めた

大きく伸びをする開放感からバックパックを木陰に置こうとして流石に止めた。リラックスし過ぎだと思ったからだ

そして何となく俺は振り返った目の鼻の先に陽炎があったメカニズムはわからないただ二三歩進めば触れる距離にある空気がゆらゆらしていた触ってみると冷たくも熱くもなかった正直拍子抜けだったそう思って目線を逸らした先で俺はありえないものを見つけて固まった

木陰にバックパックが転がっていたのだそれも俺の持っているそれと全く同じデザインのものが慌てて背中に手を伸ばしてバックパックを背負っていることを確認した確かに世界に一個しかないカバンじゃないでも偶然にしては出来過ぎている木陰にあるバックパックは外見からわかる凹凸までのと同じだった何だかすごく嫌な感じがした振り向いて陽炎に触った俺の触り方が不味かったのかそいつはかき消えてしまった

改めて木陰に目をやるとそこにバックパックはなかった

今になって考えると実に微妙な異世界体験だと思うどこらへんが異世界体験だったんだと思う人もいるだろうそれには俺なりの理由があるあのとき俺は一瞬迷ったのだ伸びをしたあとバックパックを木陰に置くかどうかそしてあの陽炎に触れた直後木陰にのとそっくりなバックパックが出現したつまりあそこは木陰にバックパックを置くという選択肢をとった方の世界だったのではないかそう考えると戻れて良かったと思う反面気がかりな要素もあるあのとき木陰にバックパックを置くという選択肢をとった一体どこにいたのだろう

(岡山県 男性)

くしゃくしゃの紙 消えた工事現場の不思議

私の友達Aさんから聞きました

去年の秋たまたま仕事が忙しかったので夜の1時ぐらいに犬の散歩をしていたようです

家から出て一キロ先に神社があるためそこを目標にして散歩をしていたら道中クシャクシャな紙が落ちていました。普通なら素通りするはずが何故か好奇心で中を見ると別に何も書かれていませんちょっと裏切られた様な気がして心底残念な気持ちで散歩したと言っておりました

神社に着いたらまたクシャクシャな紙が落ちており、中を確認するとそこには無表情な男か女か分からない顔の写真が貼ってあったようです

その写真を見た時に寒気を感じたのですぐに帰ろうと思い、神社を歩きで出ると、またクシャクシャの紙が……。その紙は赤黒い色をしており、不気味なので見なかったようです。そのまま帰宅しようと歩いていると何故か工事現場に居たようです。

そこの工事現場には犬の亡骸ありよく分からない呪文みたいなもの聞こえて怖くなり、出ると、道中に真っ赤な目の写真が落ちていましたが、拾おうとはせず逃げて家に帰ったと言ったおりました

翌日の朝に通ってきた道を確認してみると紙も落ちてないし、犬の死体もない、さらには工事現場さえなかったようです

1番驚いたのが一年後に例の所で工事が行われるという事を知った瞬間引っ越そうと考えたと言っておりました

(愛知県 男性)

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