学校系の怖い話

☆【怖い話・実話】 大学の合宿で起こってしまったヤバい怪奇現象3選

怪談話

大学生の部活の合宿で1週間長野県に行きました1年生は先輩の部屋に布団を敷きに行かなければならないという伝統があり恐る恐る先輩の部屋に行くと部屋の電気が消え懐中電灯の明かりを中心に先輩数名が車座になっていました

何をしているんだろうと思ったら怪談話をしていましたちょうど良いところに来たなお前も聞いていけ車座の端に座らされました

どうやら順番に怪談話をしているようでどこかで聞いた事のあるような話ばかりで退屈していたところ普段大人しくて口数の少ない2年生の先輩が僕の実家は群馬の山奥で庭に謎の祠があるんです物静かに語り出しました今まで聞いた事のないパターンの話でまた先輩の話し方も上手くグイグイ引き込まれて行きました

クライマックと思えるお祖母さんが呪文を唱えたというところでバタンという音がしました

どうしたのかと思い上級生が部屋の電気をつけるとさっきまで話をしていた先輩が倒れていましたそこまで演技しなくていいよ起きろよ上級生が声を掛けましたが反応がありません

よく見ると蝋人形のような顔色になっていました大丈夫か上級生が頬を叩いたりしましたが起きる気配が無く布団を敷いて寝かすことにしました

布団に移そうと先輩の足を保とうとすると先輩の脹脛に手で強く握ったかのような紫色の手形の痣がありましたよく見ると両足に何箇所も痣がありあたかも下から何人かが引き摺り下ろそうとしたようにも見えました

結局翌朝まで先輩は目を覚ます事がなく目を覚ました先輩に話を聞くと途中から全く記憶が無いと事でしたそして誰かに足を掴まれる夢を見たと言っていました先輩のリアルな怪談が何かを呼んでしまったのかもしれません

(神奈川県 男性)

迫りくる気配

広島県のとある遊園地近くの合宿所で一部屋6人で合宿して泊まったときのこと当日は体を動かす研修をしていたために私も他の皆さんもくたくたの様子10時頃消灯だったので次の日のことを考えて早めに寝ることになりました

皆さん5分くらいで寝つき普段どこでも寝れる自信のある自分はなぜか目が冴えて全然眠れない一時間ほど携帯をいじったりして時間をつぶしていましたが段々とトイレに行きたくなってきました

トイレは部屋にはなくひとつの階に一ヶ所だけ電気の消えた廊下を非常灯頼りに歩いていかなければなりませんもともと怖がりなのでもうこれは我慢して寝てしまおう思っていると外からピィーーーっという甲高い笛のような音と器械が擦れるようなキィキィという音が聞こえて来ました

なんだか気味が悪いのですが近くの遊園地の何かしらの音がしているのかと気にしないようにしていたらだんだんとその音が大きく耳にまとわりつくような感じになってきました

まわりの皆さんを起こそうとしましたが誰も起きません

すると廊下をペタペタとゆっくり歩く音がだんだんと部屋に近づいてきて非常灯に照らされた影がドアの下の隙間から見えてついに自分の部屋の前のところで止まりました

ドアノブがガチャッと言いましたが怖くて目をつぶりそのまま布団にもぐって過ごしましただんだんと近づいてくる音と耳のなかから頭を突き抜けていくような感覚気配とっても怖かったです

(広島県 女性)

深夜に買い出し

私が心霊体験をしたのは数年前の大学のサークルの合宿の時です当時私は3年生でしたオールラウンドサークルに所属しており夏休みを使って静岡県のロッジでバーベキューなどを楽しみました

初日は何も起きることはなくバーベキューや花火を思いっきり楽しみました心霊体験をしたのは翌日の夜のことです

私の同期の男が煙草が切れたから買いに行きたいというのでアルコールを飲んでいなかった私も同伴で行くことになりましたロッジがあったのは山の腹部だったのでそこから車で30分ほど山道を下った先のコンビニまで行かなくてはなりません

同期が運転をして私は助手席に座り出発幸い夏の晴れた夜でしたので見通しは良かったのですが真っ暗な山道ということもあり薄気味悪さは感じていましたそして10分程進んだ時です

道路の緊急避難用のスペースに白いものが見えました辺りは真っ暗だったのでちらっと視界に入っただけなのですが白いものが何かありましたそしてそれを同期に確認すると人がいたというのです

女の人が白い服を着て踊っていたと言っていました

流石にそんなことはあり得ないだろう私を驚かすために冗談を言っていると思っていましたが彼はそれからコンビニに着くまですっかり怯えてしまいましたそして問題は帰り道です

言わずもがな先ほどの白い女が気になってしまいますすっかり怯えた同期は帰りは私に運転を任せました私は山道を運転するのが嫌だったのですがさすがに何もしないのもと思い引き受けました

そして例の緊急避難地帯。そこには確かに白い布がありましたしかし女ではなく木の枝に布が引っかかっているだけだったのですそれを同期が勘違いしただけだと思い通り過ぎました

そしてもう一度バックミラーで確認した時でした真っ暗なはずなのに白い女がこっちを見ているのがはっきり見えましたそしてそれに気を取られてカーブを見落としてしまったのですその幸い同期が前を見ていたので事故にはなりませんでした

もちろんその後確認した時には何もありませんあれは一体何だったのでしょうか

(東京都 女性)

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