キャンプ場で目撃した悲しげな女性と子供の幽霊
私が初めて体験した心霊体験です。小学生の頃、私の家族と幼馴染、その家族で兵庫県のキャンプ場に訪れた時の話。野外キャンプも初めてでとてもワクワクしていました。みんなでプレゼントを交換したり川に遊びにいったり夜ご飯を食べたりと楽しい時間を過ごしていました。
あたりは暗くなり、キャンプファイヤーの会場に向かってるときのことです。
なにやら異様な雰囲気をか持ち出した女性が。
白い着物を着てきたので幼い私でも"あれ……?"と思ったのを覚えています。
着物の女性の前方に男の子が走っていました。男の子は茂みの中に走って行きました。その後を着物の女性が追って行きます。茂みの中大丈夫なのかなと言う気持ちで母に"今、着物の親子が茂みに入っていったの見た?"と聞くと、姉も着物の女性を見ていたと言うのです。
母親含め一緒に来ていた友達はなにも見ていませんでした。のちにそのキャンプ場を調べると、心霊現象がよく目撃されている場所だったみたいです。
そんな初めての心霊現象以来、心霊体験を体験するようになりました。
今でもあの親子の魂が感じられない姿は忘れられません。何かを探しているような、何かを求めているような……男の子の表情は確認できませんでしたが、女性はどこか悲しそうな表情をしていました。
(京都府 女性)
キャンプ場勤務で体験した心霊現象
7年前に、派遣バイトで岐阜県の山奥のキャンプ場で働く事になりました。
そこでは霊感がある男の子もバイトをしており、「ここ、幽霊でるよ。特に大風呂のところ」と言っており、冗談で怖がらせようとしているんだろうなと私は気にも留めていませんでした。
バイト1カ月が経ち、少し慣れてきた仕事終わりに友達と電話がしたくなり電話しようと思ったが、私が泊まっているコテージでは電波が無かったため、電波があるロッジに行き電波を探してウロウロ。
大風呂がある休憩所の所に行くと電波が2本になりそこで電話をかけました。
電話しながら、休憩所の部屋に設置されていたテレビをつけて友達と会話をしていたら、私以外誰もいないはずなのに、突然テレビの電源が切れました。
「え?なに」と少し怖くなったが、山だから接続が悪いのかなっと思ったぐらいで、またテレビをつけて友達と会話をしていました。
だけど、その5分後ぐらいにまたプツっとテレビの電源が切れて怖くなり電話を切り部屋から出ていこうとしたら、耳鳴りなのか周りから聞こえている音なのかわかりませんが、「ふー」みたいな音が聞こえてきて怖くてダッシュで自分のコテージに戻りました。
霊感があるバイトの男の子が言っていた「幽霊出る」は本当だったんだと思いました。
(岐阜県 女性)
テントの中での不思議体験
今から15年前、私が8歳の時に体験した出来事です。 当時、私は北海道に住んでいて、週末になると家族4人でよくキャンプに行っていました。
その日もいつも通り山の方にあるキャンプ場へ行き、恒例のバーベキューをしたり一日楽しい時間を過ごしていました。
そして、夜になり、夜食にとテントの中でインスタントラーメンを作ってみんなで食べていた時、テントに吊るしていたランプが突然落ちてきたのです。
それはちょうど私の頭上に位置していて、「落ちてきたら危ないよね~笑」と話していました。 そして、ランプが落ちてくる直前に私はふいに腕を引かれて横に倒れました。
てっきり隣に座っていた母がとっさに腕を引いてくれたのだと思い「びっくりした~。危なかったね~」と言うと、母も「びっくりしたわ!よく避けれたね」と驚いていました。
確かに腕を引かれる感覚はあったのですが、家族は誰も手を出していないというのです。
じゃぁ誰が私の腕を引いたのか…。
ランプが落ちたのは私のすぐ隣。横に倒れていなければ頭に直撃していました。
父はご先祖様が守ってくれたのだと。私は助けられたのだと言っていました。
私も怖いという感覚はなく、不思議だなぁと思った体験でした。
(女性)
心霊バンガロー
中学生の頃の野外活動で体験した話です。 私たちが訪れたキャンプ場にはたくさんのバンガローがあり、4人班で1つのバンガローを使うことになっていました。
日中は楽しく過ごし、夜ご飯を食べ終えてお風呂に入りました。 私たちはバンガローに戻りましたが、真っ暗で怖かったため、最初に室内に入って電気を点ける人をジャンケンで決めることにしました。
じゃんけんの結果負けた子が最初にバンガローに入っていきましたが、何事もなく電気をつけて戻ってきました。 しかし、そのあと事件は起こりました。
別の1人が部屋に入ったそのとき、その子から笑顔が消え、涙をぼろぼろと流し始めたのです。 残りの3人は訳が分からず「どうした?なんかあった?」と聞きますが俯いたまま首を振ることしかしません パニックになり先生を呼びに行き、その子は先生の部屋に連れていかれました。
3時間ほどして戻って来た彼女は、バンガローに入ってからの記憶が無いというのです。
一体泣いていたあの子は誰だったのか、取り憑かれていたのではないかと、その夜は眠れませんでした。 確かにあの時の友達はいつもと様子が違い別人のようでした。
あとから聞いた話では、昔そのキャンプ場のバンガローで自ら命を絶った人がいたらしく、もしかしたら私たちの泊まったあのバンガローで、その霊が友達に取り憑いていたのではないかと思うと今もゾッとします。
(愛知県 女性)
キャンプ場の小屋の中に見てた3体の霊
小学生の頃、和歌山県の方に当時所属していたサッカーチームで合宿に行った時のお話です。
私は小さいころから少し霊感がありました。
3泊4日の中日、コーチが近くのキャンプ場まで散歩(肝試しという意味)に行こうと言い、泣く泣く20人くらいでコーチの後に続いて真っ暗な山道を歩いていた時でした。
昼間お弁当を食べたウッドデッキのある公園の真暗な小屋があり、空いている扉の前にコーチが立ち、「もうここ立ってるだけでめちゃくちゃ怖いもん」と行っていましたが、私はその奥に3つの人の顔のようなもの見えていました。
その時自分は脚を怪我しており、なぜかそこにいるときだけ痛みが増しているような気がしていました。
脚が痛いことをコーチに伝えると、痛みが悪化する前に帰ろうと言ってくれて、その場を立ち去ることに。 そのときも振り返るとまだ3つほどの顔のようなものが奥に見えている状態でした。
次の日の朝、覚えていないですが変に寝苦しく、目覚めると保護者やコーチと同じ部屋で寝ていて、おかしいなと思い理由を聞くと、昨日の夜遅くに僕の息が荒くなり、泣き出してそれに気づいたチームメイトがコーチを呼び、部屋に連れて行き寝かしたと言われ、一気に冷や汗が出ました。
ですが、足の痛みはマシになっていました。
しかしコーチの部屋に連れて行かれた記憶に全くありません。
(大阪府 男性)
心霊話
学生時代に私が専攻していた学科では毎年6月に恒例行事で全学年生徒全員でのキャンプがありました。
全国的に有名な観光地でもあるので日中は散策とウォーキングを楽しみ、夜はいくつかのグループに分かれて全員分の夕食を用意して楽しく過ごしました。
ひと通り1日目のプログラムが終了し自由時間になったのですが、入学間もない私たちは先輩たちに集められ、これまた恒例の全員で1人ずつ怖い話をすることに。 先輩たちの大きめのコテージに合わせて30人ほどが集まり、輪になって話し始めます。
最初は周りの人ともそれほど仲良くなれてなかったので、恥ずかしがったり、ありがちな話だったりしたのですが、専門系の学校で先輩の中には1度社会に出たことがある人もおり、先輩たちの怖い話はだんだん怖さを増していきました。
そのうちに部屋の裸電球がなんとなく暗くなったような感じになり、みんな『盛り上がってきた!』と気にせず話を続けました。
まもなく一周というところである先輩がキャンプの近くにある湖にまことしやかに囁かれている噂を話を始めたのです。
そこは昔戦場でたくさんの人が亡くなって、今でも湖畔に亡霊が出たり声が聞こえたりするんだよ、とその瞬間先ほどの裸電球が突然暗くなっては少し明るくなってを繰り返しついには豆電球ほどの明るさに。
じーーーっと湿った空気と仄暗い明かりを放つ裸電球の下でみんな慌てふためき抱き合って肩を寄せ合いました。
真っ暗な山奥のキャンプ場です、周りに明かりはありません。
どうしよう、怖い怖い!きっと数十秒のことでしたが裸電球は突然元どおりに煌々と光を放ち何事もなかったかのように灯りだしました。
もちろんオンとオフだけの調光機能などついていない昔ながらの裸電球が、です。
湖に誘われるかのように自ら入水して命を絶つ人もいると言う話でしたので、もしかしたらと今でもあの夜のことはみんな忘れられずにいます。
(栃木県 女性)
琵琶湖周辺での心霊キャンプ
滋賀にある琵琶湖、私は友人数人と自転車で1泊2日かけて一周する計画を立てました。ただ、やはりというべきか学生の立てた計画らしく予定していたキャンプ場につくことが出来ず、そこらへんにテントを張ることになってしまいました。
公園だったのかそれともキャンプ場だったか記憶が定かではありませんが、予定とは違う場所で、テントを張り夕食を済ませ、その日は早めに寝て朝早くから動く事になりました。
何時くらいかはわかりませんが何かの物音で目が覚めてしまいます。 それはテントを押す音でした。
恐怖よりイライラの方が強く、誰かのいたずらか動物の仕業か、その正体を突き止めるため外に出ると、何もいません。
またテントの中に入り待っていると同じくガサガサと、テントを揺らす音がします。
そうこうしているうちに友人も起き、風か何かだろうと話ているとテントを押す手の形が見えました。
これはさすがに誰かのいたずらだと思い外に出るのですが、誰もいません。
私も友人も幽霊とかそのたぐいなものは頭にもなく、ただ風かいたずらだと思い込んでいました。
テントを揺らす音は激しくなり私たちは眠ることができず外が明るくなってきました。
そうするとテントにうっすら透けた人影が見えてきました。
私たちはその正体を確認するために外に出るとうっすら白っぽい透ける人影だけがそこにはありました。
友人と二人で見たので、パニックとなり一旦その場から急いで離れ、日が昇ってから戻り、急いでテントを片付けすぐにその場を離れました。
(京都府 男性)