仕事場で起こった心霊話

☆【怖い話・実話】 バスガイドが泊まる宿で起こった心霊体験談2選

変更してもらった怖い部屋

今から10年以上前の話になりますが当寺バスガイドをしていた私は修学旅行の仕事で栃木県の有名観光地に宿泊することになりました

お客様はホテルに宿泊でしたが私たちバスの乗務員はホテルから近い民宿に宿泊することになりました民宿はとても古いかんじでお世辞にも綺麗とは言えないところでした宿泊した乗務員はドライバー2名バスガイドは私と先輩の2名の4人でした

部屋に案内され荷物をおろし着替えていると部屋をノックされました出ると民宿の方で部屋を移ってほしい言われました

不思議に思いながらも再び荷物を持ち違うフロアの部屋に通されたので部屋に入ろうとすると先輩がドライバーさんに部屋を交換してほしいとお願いしていましたドライバーさんは快く交換してくれました部屋に入り少し落ち着いたところで先輩が以前ここに泊まったときに体験した奇妙な話を聞きました

その奇妙なことが起きたのが先ほど案内された部屋だったとのことでしたなので部屋を変えてもらったんだと知り納得しました部屋は二人で泊まるには広い部屋で洗面台の向かいには木で打ちつけられた不気味な扉がありなんだか気持ち悪かったです

眠っていると重さを感じて目が覚めました寝相の悪い先輩がのしかかっているのはと思ったのですがふと隣を見るときちんと横で眠っています

私は金縛りにあっていたのです金縛りにあったのは初めてのことだったのでどうしていいのか分からずパニックになりました暗闇で目を開けているのが怖かったので目をとじるといつの間にか眠っていたようで気がつくと朝になっていました

きっとあの民宿には何かあるんだと確信してしまいました

それからはそこを利用する機会も無かったので今でもあるのかは分かりませんがなんとなく出そうな雰囲気のその宿には二度と宿泊したくないと思いました

(埼玉県 女性)

私が行うルーティーンをしなかった時の恐怖体験

今から15年くらい前、バスガイドの仕事で静岡県の有名な温泉街へ行った時の話です。業界ではよくある話なのですが、お客さんはホテルに宿泊し、乗務員は近くの別の宿の泊まる、業界用語で「流し」と呼ばれるシステムがあります。

その日もバスの掃除を終えた私とドライバーは民宿から迎えにきたワンボックスカーに乗り、ホテルから5分くらいの宿へ向かいました。その時は辺りはもう薄暗くなっていました。宿の外観は古かったのですが、中は清潔感があり普通の民宿という感じです。

そして部屋へ入るのですが、私には必ずやるルーティーンがあります。まず最初に窓を開けて外をチェック、次にベットの押入れの飾ってある絵の額縁の裏などお札が無いかチェックこれをして始めて落ち着くという感じす。しかしその日は夕食の時間が迫っていたので、行いませんでした。直ぐに食事会場へ。そしていつもならお風呂にはいるのですが、その日は疲れていたので、そのまま寝てしまいました。

何時間経ったのかわかりませんが、クーラーの羽根が動くカタカタカタという音が、やけにはっきり聞こえてきて目覚めました。部屋の電気は点けっぱなしです。そして何時か時計を確認しようと思ったら、体が全く動きません。あれ?と思って瞬間です。

身体をガシッと抑え込まれるような感覚があり、心臓がキュッとなったのです。怖くて目が開けられません。パニックになっているところに左耳に息遣いを感じて失神しそうになりました。

私は意識が無くなった方が楽なのにと思いつつも、逆に意識がハッキリとしており、相変わらずエアコンの耳障りな音がしているのがわかりました。

そして耳元で「おのれ…おのれ…」という声が聞こえてきて、地の底から響くような男の声でした。そして硬直して動かない身体は、何者かの力でベッドの頭部分にあった腰窓の方に引っ張られてはじめ、私は必死にお経を心の中で唱えました。その後は気付いたら朝になっていたのです。

翌朝窓を開けて外を見てみると、そこは古い墓地が並んでいました。

(神奈川県 女性)

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