ミラーに写る男の霊
広島県での心霊体験です。
昼間も薄暗い坂道で夜22時過ぎ友人と遊んだ帰りバイクで近道でもあったので通ったのですが、心霊体験など今まで体験したことは無かったので気にせず走っていた時、バイクのライトが消えエンジンが消えそうになり、慌てていると腰の辺りに違和感を感じました。
バイクは原付で1人で帰っていたのですが後ろに誰かしがみついている感覚がありました。
内心すごく怖かったのですが、確認するとミラーに男性が見え、男性は下を向いていたのですが足は見えず胸辺りまでしかありませんでした。
バイクはエンジンが止まり再始動できず、下り坂だった為停車することは無かったのが幸いでした。ですが、同時に何故かハンドルが傾きガードレール方向に進んでいました。
ハンドルを戻してもまた傾いてしまいます。
傾けられた先はガードレールが無い崖だとわかり恐怖しました。
止まることも出来ずパニックになりバイクから飛び降り崖の寸前でバイクは止まりました。
その直後忘れ物を届けに追いかけてきた友人に話し友人宅へ泊まらせてもらいました。
(沖縄県 男性)
新聞配達のバイト先の家で起こった不思議体験
私が大学生のころ少しでも貯金しようと新聞配達のアルバイトをしてた頃の話です。
新聞配達のアルバイトは早朝のイメージがありますが、自分の担当地域は広く深夜の午前2時からバイクで配っていました。
配り始めてから4日目くらいの事です。
午前3時くらいに到着する、ある1軒のお宅であることに気が付きました。
ポストの横の窓から女の子が無表情でこっちを見ていることです。
最初はびっくりしましたがはっきり見えているので幽霊とはまったく思わず、単純に(バイクの音や光で子供を起こしてしまった)と思い、ごめんねと手を合わせながらその日はその場を去りました。
その日からどんなに音を立てずに配達しても毎晩女の子はこっちを見ています。
自分もだんだん諦めがつき最後のほうは手を振ったりしていました。
女の子は無表情ですが「そういう子なのかな?」と思ったくらいで特に違和感を感じなくなっていました。
配達を始めて1か月くらい休みの日の昼間にその女の子の家に集金に伺いました。
その家からおばあちゃんが出てきて少しおばあちゃんと世間話をしました。
「いつも夜女の子起こしちゃうみたいなので裏口から新聞入れましょうか?」と聞くとおばあちゃんは不思議そうに「うちには子供はいませんよ?」と答えが返ってきました。
その日から急に怖くなり窓の見えない裏口に新聞を配るようになりました。
(愛知県 男性)
バイクの後部に乗っていた霊
これは高校3年生の夏休みの夜のことです。
スクーターで友達の家に遊びに行く途中に城跡があるのですが、その城跡の横を通り過ぎようとしたときに、後ろの荷台の所にドスンと何かが乗ってきたような感覚がありました。
あまりの怖さにフルスロットルで友達の家へ向かいましたが、気づいたら重さを感じなくなっていました。
怖いと思っていたからかな?とあまり気にせずそのまま友達の家に着きました。
友達と一緒にスクーターを確認したら何の異常も見られなかったので、気のせいじゃない?と笑われ、しばらく友達の家でTVを見ながらくだらない話をして過ごしました。
怖さも落ち着いたのでそろそろ帰るねと、私が先に階段を降りだしたら友達が急に真剣な声で「気のせいじゃなかった!今日は泊まっていきなよ」と言い出して、そのまま洗面所へ連れて行かれました。
鏡を見ると、私の背中には長い髪の毛が数本くっついていたのです。
当時の私はショートカット。
私の家族、友達、友達の家族、どんなに考えても同じ長さの髪の毛の人はいなかったのです。
私たちだけではどうすることもできなく、その日は泊まらせてもらいました。
翌日、母親に相談して地元で有名な拝み屋さんに服を持って訪れて、拝んでもらい服はそのまま預けてきました。
その後、不思議な体験はまったくありませんが、20年以上経った今でもその道は通っていません。
(埼玉県 女性)
ツーリング中に起こった心霊現象
高校生の頃の話ですが土曜日の授業が終わって悪友達とこれからどーする?なんていつもと変わらない談義をしていたのですが、誰かが今から温泉行かない?と突然の提案。
おーっ行こう行こうと勢いでバイク4台全て二人乗りの計八人で出発しました。
地元浅草から目指すは千葉県養老温泉。
当然一般道で走るので二時間近くかかってなんとか養老温泉付近まで到着したのですがどうも様子がおかしく何故か薄暗い峠道を延々と走っているのです。
おかしいなと思いつつ走って不気味なトンネルの中を走り抜け先を行く仲間達に追いつきなんか変だよな?と話をしていたら、僕の後ろに乗っていた友達が僕のヘルメットをバンバン叩き涙を流しているのです。
「どうした!」と問い詰めると、「さっきのトンネルあったろ…トンネルの先のカーブに材木置き場があったろ…お前見えなかったのか?」
「えっ?…」
重なった材木に首だけが何十人も並んでたろ!しかも目だけが俺達を追いかけてたろ!じーっと見てたんだよ。
そうです、ディズニーランドのホーンテッドマンションの中の首だけ彫刻のように目が追ってくるのです。
その場にいた全員が驚愕する中、地図担当者が「あっ道間違えた戻らなきゃー」と言い出しました。
そうあの材木置き場とトンネルをまた通るのです。
マジかー!嘘だろーっとみんなが嫌がる中地図男はさっさと出発してしまいました。
シブシブ付いて行きましたが材木置き場は一切視界に入れないように後ろのシートの友達共々よこを向いて走り去って行きことなきを得ました。ツーリング中の不思議ビックリ体験でした。
(東京都 男性)