必要以上の供養を行わない
私は3年前に愛犬を病気で亡くし、とてもかわいそうな最期でした。
後悔と悲しみで火葬をした後、家に家族で相談しテーブルを買い、そこにお骨や生前の写真やお花、好きだったお菓子などを盛大に飾り、水を備え仏壇を作りました。
そして毎日小さい子供も私達もその仏壇に向かって、般若心経を唱えました。
数日だったある夜、その部屋で息子とカーペットに横になっていたのですが、確かに犬の足の爪で、そのカーペットを掘る音がしました。
私と息子はお互い目を合わせ、「今の聞こえた?!」と声を揃えて言いました。
確かに私の愛犬がよくやっていた音です。
じゅうたんをカリカリと掘る音。
愛犬の影、形は見えませんでしたが、確かにいたと思います。
まだ49日も住んでなかったので、私達の周りにいたのでしょう。
そして毎日毎日般若心経を唱えていました。
すると、息子が最近ずっと背中が痛い。というのです。
私も毎日息が苦しいと思っていました。
愛犬をなくしたストレスからかと思っていましたが、ある霊が見れる先生に見てもらうと、まさかの回答がかえってきました。
般若心経はとてもパワーのあるお経で、動物に唱えると私の愛犬でなく、他の成仏されていないペットの霊が来てると言われました。
また水を備えるのは、そこに霊が漂うそうです。
お骨は直ぐにお墓を作って埋葬しなさいと言われました。
それ以来、息子の背中の痛みと、私の息苦しいのは無くなりました。
(女性)
ずっと落ち込まないで感謝の気持ちを持つこと
はじめまして。お世話になります。
私が5歳の頃から飼っていた犬が亡くなった時の不思議な体験です。
私が高校1年生の時、その子は11歳で亡くなりました。
ハスキーのMIXで大型犬の女の子でした。
当時学校の寮に入っており、週末は家に帰るという生活をしていました。
最期はほぼ寝たきりで意識もあまりない状態でしたが、家族みんなで明日はよく行っていた川辺に連れて行ってあげよう、目も見えないし耳も聞こえづらいけれどきっと喜ぶねと話していました。
その夜にその子は息を引き取りました。
小さい頃から共に育ち兄弟のように大切な家族を亡くし、わたしはショックが大きく一週間程学校に行けませんでした。
その一週間の間、不思議な体験をしたのです。
ふとその子のことを思い出しては泣き、とても不安定な状態でした。
火葬も済みその子はもういないはずなのに、いつものように足跡が聞こえたり、寂しがって鼻を鳴らす鳴き声が聞こえたり。
いつも一緒にベッドで寝ていたのですが、その重みを感じるようになりました。
ペットロスからくる幻聴や錯覚だと思われるかたもいらっしゃると思います。
しかしわたしは、きっとその子が落ち込むわたしを心配してそばに居てくれたのだと思います。
母親にその現象を話したところ母親も足音を聞いたと言っていました。
わたしがそんな状態だとその子は安心して天国に行けないよと言われハッとしました。
それからは、後悔や悲しみではなく、ありがとう、またねと感謝の気持ちを持つようになりました。
学校にも行けるようになり少したった頃から不思議な現象はなくなり、きっと天国へ行けたのだと思います。
それから10年近くたち、まだたまにふと思い出しては涙が溢れることもありますが、そのこには感謝の気持ちでいっぱいです。
亡くなったペットたちは虹の橋の下で飼い主を待っているという話もありますが、またいつか会えるその時を楽しみにしています。
(女性)