動物系の不思議な話

☆【不思議な話・実話】 父が溺愛していた亡きペットの白い影を見たエピソード

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8年前に飼っていたペットの話です

ずっと犬を飼いたかった我が家にマルチーズの赤ちゃんがやってきました

白くて小さくてふわふわで本当に可愛い子でした

名前はリリーと名付けました

どうしても私に懐かせたくて色々犬を懐かせる方法などを調べましたがリリーが懐いたのは父でした

特に犬が大好きだったわけでもない父はなんでこんなに俺に来るんだ不思議そうでした

父が歩けば必ず後を追いかけ寝ればお腹の上や腕枕をして自分も寝たりテレビを見ていれば膝の上に寝たりと常に行動を共にしていました

父もそんなリリーに愛情を持って面倒を見るようになりましたおそらく娘である私よりも可愛かったと思います

父の溺愛っぷりは近所でも有名だったので父の後を追いかけ常に爪の音がチャカチャカ家中に響いていました

そんな常に共に行動をしていたリリーも老いてくると目は見えなくなりやせ細り寝ている時間が長くなりました

それでも父が仕事から帰ってくるとハッハッと息を切らし尻尾を弱く振り父の元へ行こうとしていました

目が見えないので壁やテーブルにぶつかりながらも匂いでどこにいるかなんとなく感じ取っていたんだと思います

父はリリーを膝に乗せながら辛いか可哀想に

でもお前がいなくなっちゃたらどうすればいいんだよと話しかけていました

それから数日後家族全員に見守られながら息を引き取りました

14年も生きました

小型犬でこのくらいの年数を生きるのはかなりの長生きだと思います

父はしばらくの間元気がなくパソコンに入っているリリーの写真を毎日見ていました

泣いているところを見た時は私もとても辛い気持ちになりました

亡くなってから2ヶ月頃経ったテレビを見る私の視界に白いものが横切りその方向を見ると父が新聞を読んでいました

そして数分後は小さな音でしたがチャカチャカチャカチャカと聞き慣れた懐かしい音がしたんです

それは父にも聞こえていました

リリーか父が声をかけましたがそれからは何も感じませんでしたし聞こえませんでした

私が見た白いものはおそらくリリーが父の元へ歩いていたんだと思います

最初で最後の出来事だったので天国に行く前に会いに来たんだと思っています

8年経った今でも父はリリーのお墓に毎年好きだったやつを備えていますがその時はなんとなく近くにいるように感じると話していました

(青森県 女性)

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