事故現場から付いてきた老人の霊
今から25年ほど前、北海道札幌市での出来事です。 当時高校生だった私は通学のため地下鉄に乗っていました。
二駅ほど通過して次の駅に差し掛かったところで急停車しました。
どうしたんだろうと思っていたら乗務員から少し震えた声で「人身事故が発生しました。」とのアナウンスがあり、驚いてホームの様子を見ると地下鉄を待っていた人たちが手で顔を覆っていました。 きっと悲惨な状態なんだろうと思ったら凄く怖くなってきました。
処理のためどの位地下鉄から出られなかったかは覚えていませんが、その日は土曜日で3時間授業だったこともありどの道遅刻になるので帰宅しました。
帰宅してからも人身事故のショックで何も出来ず、自分の部屋のベッドでウトウトしていたら金縛りの気配がしてきました。
その頃は頻繫に金縛りにあっていたので「またか」と思っていたら次の瞬間、これはいつものとはちがう!やばい!と思い、急いで体を起こそうとしたのですが間に合わずかかってしまいました。 凄い恐怖の中で意を決して薄目を開けるとベッドの横にお爺さんか立っていて、ニコニコしながら私を見下ろしていました。
「うわ、出た、、、」お爺さんの膝から下はありませんでした。
もう一度目を閉じて思い切り上半身を起こすと金縛りは解けてお爺さんももういませんでした。
人身事故で亡くなった方も年配の男性だったそうで、その方が出て来られたのかは分かりませんが怖くて少し切ない気持ちになった心霊体験でした。
(北海道 女性)
握手を求めてきた幽霊
私が体験した経験は心霊かどうかは今でも不明ですが、8年ほど前に体験をしたことを書きます。
三重県のとある近鉄の電車のホームで電車が来るのを待っていたところでした。
時間帯は午後9時とかでしたので、電車を待っているホームの人の人数は5人というところでした。
その5、6人は全て横一列で立って電車を待っており、私は右から2番目の位置にいました。
そしたら、不意に一番右端の人が突然私に、「握手いいですか?」と言ってきました。
私はただの不審者だと思い、「いえ、結構です」と断ったら、「握手いいですか。わかりました」と言って、元いた右端に戻りました。
その人は、見た目は普通でしたが、若干色白というか、顔に血の気がないという見た目でありました。
その直後、先ほどの男が私の後ろを通り過ぎて、左のほうへ行きました。
私はどこへ行くのだろうとすぐに顔を後ろに向けたところ、その人は見当たりませんでした。
私は不思議に思い、ホームの中を少しだけ歩いて探しましたが、やっぱりその色白の人はおらず、ホームは私が一番右端になり、人数は4人になっていました。
その直後に電車が来ましたので、それに乗りましたが、もし握手をしていたらどうなってたんだろうと今でも思い出すと怖いです。
以上が私の体験です。
(三重県 男性)
踏切を渡っている時に友人と聴いた男の声 心霊体験
高校生の時のお話です。 夏の学校帰り、幼なじみとアイスを買いにコンビニに寄り食べながら歩いていました。
丁度夕日が落ちあたりが暗くなり始めた時間に、街の中心を通る踏切を渡ろうとしていました。 すると丁度踏切の真ん中当たりを通り過ぎた時に、男の人の低い声で「ヴォッ」っと言うような聞いた事のない音が右耳の方から聞こえました。
自分の空耳かと思い幼なじみの方をみると幼なじみも同じようなタイミングに同じ音を聞いていて、横を車が通り過ぎたのでそれかと思い見てみましたが、車の窓は閉まっていて、しかも乗っていたのは女の人でした。
その低い音もよく考えると車から聞こえてくる距離の音ではなくほんとに耳のすぐ後ろから聞こえてきていた音なので、車からなっていたとは考えにくいです。
また風なども考えましたが、その日はほぼ無風だったので風ということでもなさそうです。
あの日から、私は踏切を通過することが少し怖くなり、車以外で踏切を渡る時は、今でもイヤフォンを付けて通過しないと通過出来なくなりました。
あれはなんだったのか、今でも不思議です。
(北海道 女性)
踏切にいたおじいさんの霊
踏切事故現場。 体験した話は約5年前ぐらいのことです。
当時12月でしたので忘年会シーズンで酔っ払いの方が多く見られました。
昨夜父から同僚が酔っ払って踏切の上で寝てしまい始発電車に轢かれて亡くなった話を聞きました。
そんな深夜、高校生だったボクは250ccのバイクに乗って深夜友人5人その踏切をマフラー音で騒がしく抜けると一升瓶をもったおじさんに「うるさいんじゃ」と言われながらその一升瓶を投げつけられました。
そこにいた友人すべてが一斉に頭を下げたので間違いありません。
我々も高校生でまだ粋がっていたのでバイクを降り文句を言おうと思ったのですがそこにいたはずのおじいさんはおらず、一升瓶すらありませんでした。
その時父から聞いた話を思い出し急いでバイクに跨り逃げたのを覚えています。
その朝気になった僕たちは現場に戻ると花と一升瓶が置かれていました。
そのおじいさんはお酒が大好きだったはずだけどこの事件によりお酒が嫌いになってしまったのかと思いました。
ボクはお酒が苦手であまり飲みませんがもし、酔っ払うことがあっても踏切や道の真中だけでは寝ないようにしないとと思います。
(兵庫県 男性)
いわくつきの駅 北海道某H駅の怪
私は小さい頃から霊感が強く、何回も心霊体験をしたことがあります。 その中で一番怖かった体験をお話しさせていただきます。
北海道での出来事で大体5年ほど前高校生だったとき電車での通学だったため行きも帰りも電車に乗っていたのですが、夏頃にいつも通り学校に行こうと思い電車にのったらH駅に近くなった時急に肩が痛くなり、でもすぐに治ったのでそこまで気にしてはいなかったのですが、帰りの電車に乗りそのH駅がもう少しって時にまた同じ肩の痛みがでてきて、痛みとともに右肩が上がらなく何かのってるかのように重くなりました。
その時ガラスに反射した自分がうつり右肩がとんでもないぐらい下がっていて、左肩がかなりあがってる状態になっていました。
なんか変だなって思いながらそのH駅に着いた時ちょうど太陽の光がガラスに反射し、自分が映ったのですが、右肩に女の人の長い髪の毛がのっていました。
髪の毛は自分の身長と変わらないぐらい長く黒くてまっすぐな髪の毛でした。
この後にこのH駅を調べてみたのですが、結構人身事故やそこの駅で自殺する人が多い駅だったみたいで、毎回そこのH駅で肩が痛くなったのはそうゆうことだったんだなって思い今でもそこの駅でよく肩が痛くなります。これが一番怖かった経験でした。
(北海道 女性)
ホームにいた不自然なサラリーマンの幽霊
東京都の八王子と新宿を結ぶ私鉄に乗った時の話です。 当時仲の良い友達は都内や区に住んでおり、私だけその私鉄の真ん中あたりの市に住んでいました。
新宿で都内に住む仲の良い友人たちと昼すぎから飲み、21時ごろ電車で帰ることになりました。
いつも特急に乗り帰るのですが、もう帰るのもめんどくさいので各駅停車の電車に乗り寝ながら家に向かうことにしました。
乗ってすぐに寝付いた私は自分の降りる駅の2つ前あたりで目が覚めましたが、もう一度寝てしまいました。
次に目が覚めた時には八王子寄りの誰も降りないような駅でした。 さすがに反対側ホーム行かなきゃまずいと思い電車を降りて反対側のホームに向かいました。 誰もおらずなんかおかしいとも思いましたが酔っ払っていてはやく帰りたいとしか考えていませんでした。
反対側のホームに着いて電車を待っているときにさっきまでいたホームに男の人が立っていることに気がつきました。
さっきあんな人いたかな?と不思議に思いましたがじっと見るのも失礼なのでベンチにすわり音楽を聴きながら当時ipodについていたゲームをしていました。
ゲームを下を向きながらしていましたが、反対ホームの男の人の足は視界に入っていました。
するとどんどんその足が透き通ってきます。
私は目の錯覚だと思いましたが声も出ず前も向けず薄くなる足視界の端で見ていました。
完全に足が見えなくなり、なんだか目の錯覚で誰もいなかったかもなんて思い始めてふと前を見てみると、下半身のないさっきの男の人がまだいて、浮いていました。
うわっと声が出ましたが、その足のない浮いている状態の男の人の隣にスーツのおじさんが増えていました。
スーツのおじさんは足がありふつうの人です。
しかも2人は会話をしている様子でした。
どうゆうことなの?私が酔っ払ってるからかな?とずっと見えている足のない浮いてるおじさんに恐怖も消えてきたころ私の乗る電車が到着し乗り込んだ後おじさん達をみたところ足のないおじさんがホームのフェンスの裏側にいて、スーツのおじさんはフェンスを乗り越えようとしていました。
フェンスの奥は草ボーボーの山みたいになっていてあきらかにおかしい様子です。
しかし電車が発車してその後どうなったのかはわかりません。
友人に話しても家族に話しても酔ってたからだと信じてもらえませんが、私が体験した唯一の不思議、心霊体験です。
(東京都 女性)