嫌な感じがする押し入れの中
わたしは福岡県に住む20代主婦です。わたしはバツイチです。そのアパートの心霊体験は元旦那と一緒に生活していたアパートで起こりました。今から約四年前、子供が産まれて落ち着いた頃に実家を出て3人で生活をしていこうと家を探してたいたときにそのアパートにたどり着きました。
3LDKで家賃は45,000円とこちらからするととても安くここなら生活していけると思い契約しました。
しかし、下見をした当初から気になっていた部屋がありました。わたしは、少なからず霊感がありその時は和室の押し入れになにかがいるような感覚でした。
案内してくれている人にも、ここは曰く付き物件ではないですよね?と質問してもそのような話はきいておりません。とお返事が返ってきました。わたし自身納得ができなく知り合いの霊が見えるという方にメールで画像をみてもらうことにしました。
すると、すぐ返信があり「女の人がいるね。でもそこまで強い力ではないから四隅に盛り塩を置いておけば何もしてこないし出ていくと思うよ」と言われたので、それならいいかと思い契約しました。
それから生活が始まりましたが、押し入れのことは気になっていましたが盛り塩の話はすっかり忘れてしまってました。
生活をしているなかで、夜中わたしだけがガラス張りリビングの扉を閉めてテレビを見ていると黒い影がすぅーと通ったり、金縛りになり玄関のドアノブががちゃがちゃと動いたりと怪奇現象が止まらなくなりました。終いには、なにもかもが上手くいかず結局半年でそのアパートを引き払い旦那の実家に生活することになり、隣の方へ挨拶に行った時でした。
「隣の方へ引っ越します」という挨拶をすると、「え??そうなの?でもこの前家の前を通ったらお風呂の水の音が聞こえたからあー帰ってきてるんだと思ってたところだったのよ。」と言われ鳥肌がたちました。
私は、「生活をここでしていたのは約2ヶ月くらいのみであとは荷物を取りに来たりとこのアパートにはいなかったですよ!」というと隣の方は、「やっぱり押し入れの女の人が原因なのかしら」と意味深な事を言われたのでそれについてもわたしは鳥肌がたちました。
もちろん押し入れの女の人の霊のことは隣の方には話していませんでした。それなのに同じことを言うということはやはりあのアパートにはなにかがあったのでしょう。
それから彼とは離婚してたまたまアパート近くを通ると人が住んでいるみたいですが何もないといいなと思います。
(福岡県 女性)
友人の住む半額の部屋
大学時代に友人が住んでいたアパートの話です。そのアパートは単純に家賃が半額になるという事だけで選んだそうですが、そこでは、奇妙な出来事が起こるのです。
霊感のない私と、霊感のある友人でその友達のアパートへ泊りに行くことになりました。霊感のある友人がまず初めに言ったことは、「幽霊は夜になると物に触れることが出来る」と言い、その事を馬鹿にすると災害に出くわしてしまうと。
そんな事をつい知らずか、アパートに住む友達は、「幽霊なんかいない、いたら除霊してやる」と言っており、夜遅くまで酒盛りしていると、突然「ドン!」と部屋の奥で音が鳴りました。まるでドアに何かが当たったような音だったので、ドアを開けて確認してみると、そこには誰もいません。そして、霊感のある友人がそそくさと、外に出ていき、それを追って帰ると言ったのです。
車じゃないと帰れないため、無理やり引き留めましたが断固拒否されて去って行きました。
ちょっとした物音で帰ってしまった友人をよそに、私たちは笑いながら楽しいひとときを過ごしました。
しかし酔いが回り、寝ようとした時、再び「ドン!」と音が鳴り、ビクッとした瞬間、急に人がドアを強く叩くような音に変わったのです。「ドンドンドン」とかなりうるさい音です。
友達は寝ており、起こそうとしたその時でした。
急に起き上がり、目を開けずに、「帰れ…」と言い、そのままバタンと倒れ、金縛りにで遭っているかのような苦悶の表情に。少し痙攣もしているようでした。私は腰を抜かし、そのまま地べたから動けなくなり、そのまま気絶するかのように眠ってしまったのです。
朝起きると、何事もなく、朝食を作っている友達。これは私だけしかしらない、人生で初めての心霊現象だと思います。
些細な事ではあったのですが、未だに忘れられません。物音だけなら、良かったのですが、喋られると身も凍るエピソードだったのですが、誰も信じてくれる人はいませんでした。
(香川県 男性)
最高の条件だったけど即解約
今から6年ほど前、私は石川県で1人暮らしをするためにアパートを探していました。当時は収入が少なかったのもあり、安めの物件を探していて何件か紹介されそのうちの1件に決めました。
そのアパートはリフォームをされていて中は綺麗で職場からも近く、交通量も少ない住宅街の中にあるのでとても静か。それでいて家賃が安いのに惹かれました。ただ、近くに心霊スポットで有名な大きめの墓地があることが少し気になっていました。
そこに住み始めて1ヶ月ぐらい経ったある日、仕事で疲れていた私はリビングで昼寝をしていました。途中ふと目が覚めたので身体を起こそうとしたところ、目は開いているのに身体がビクとも動かず声も出せなくなったのです。人生初めての金縛りでした。
全く動かない身体に恐怖を感じていた時、自分の耳元でいきなり足音が聞こえてきました。その足音は右に左にと私の顔周りをぐるぐると回っていて、怖い!誰が助けて!と思ったその時「水…水……」という声が聞こえてきたのです。
その声は今まで聞いたことのないようなか細く弱々しい男性の声でした。
それからどれだけ時間が経ったのか記憶に無いのですが急に金縛りが解け、起き上がることが出来ました。足音や声も消えていて、ただただ自分の心拍数が響き渡っていました。
それが私の初めての心霊体験、金縛りです。もちろんそのアパートはすぐに解約。もう二度と墓地から近い物件には住まないでおこう!と心に決めました。
(女性)
心理的瑕疵物件
北海道の東側に住んでいた時の話です。自分自身は霊感が全くない人間なのですが、あるアパートを借りた時にあった話です。当時、私は結婚してまして(離婚しましたが)、家を購入する為にお金を貯めようと考え、安いアパートを見つけて住み始めました。
暮らし始めてしばらく経つと、嫁がこう言ってきました。「この家に3人の霊がいる」と。
テラスハウスタイプのアパートでしたが、嫁が言うには一階に幼稚園ぐらいの男の子、階段に50代ぐらいの男性、二階に恐ろしい形相の女性。私は霊感がないとは言え、なんかいい気がしない家だなってぐらいは思ってました。
嫁は見える人だったのですが、入居前には何故か感じなかったそうです。住み始めて数週間経ったあと、下請けの業者さんに、「いまは、あそこのアパートに住んでるんだよね」と話しをしたら、「えっ!?」と言うんです。「何かあった?」と聞くと、「そこ、友達が住んでたんだよね。でも、2年ぐらい前に、家の前で家族で花火をしている時に、子どもが道路に飛び出してはねられて亡くなったんだ」と。
嫁にその話をしたら、子どもの霊はたぶん亡くなったその子。女性の霊は、母親の無念な思いが生霊として残っているみたいだと。
男性は女性の生霊に引っ張られて住み着いているとの話でした。大家さん、契約前に一言も説明なかったですよ・・・
しばらくは我慢して、念願のマイホームを購入。引っ越しを終えて、最後に物置にある小物を片付けにいきました。片付けていると、嫁が手伝わずに遠くからこちらを見てます。
「運ぶの手伝ってくれよ」と言うと、絶対無理と言います。理由を聞くと、、、物置の前に居間の窓があるのですが、そこにビッチリ霊が張り付いていると!自分が行くと新居に憑いてくるから絶対ダメと言われました。
無事に新居に引っ越しましたが、なんで私には憑いてこなかったかというと、二匹の犬が守護霊として憑いていたからだそうです。まとまりがなくてすいませんが、これで私の話は終わりです。
(北海道 男性)
開かずの部屋の恐怖
今から20年ほど前、私が昔住んでいた実家での話です。元々不可解な現象の多い家だったのですが、というより一つの部屋がです。
5歳くらいの時にその部屋で母と一緒に遊んでいると、突然小さなコツンというような音と共に人の気配がして怖くなったので、母に「この家に私とお母さんしかいないよね?」と聞くと、母は質問しは答えず「公園でも行こうか…」と言われ、普段はあまり外に連れたてってくれることはなかったのに珍しく公園へ行くことになりました。
それ以来その部屋は物置にしていると言う理由で中に入ることは許されませんでした。
その後、私も社会人となり、実家を出る事になりました。それと同時に両親も私の暮らす街の側にマンションを購入し引っ越すことになりました。
引っ越しの準備中、両親が引っ越し業者と会話している時に、ふとあの部屋のことが気になり、こっそり見に行くことにしたのです。
扉を開けてみると、カギもかかっておらずに開き、そこを見ると今でも忘れられないくらいに壁一面に御札が貼ってあり、何も置いていないその部屋は少し寒く感じました。それと同時に小さい頃に感じたあの嫌な雰囲気を思い出し、そのまま扉を閉めました。
非常に怖いし、不気味なので両親には未だに聞けません。ただ、あの家は新しめの中古の一軒家を安く購入して住んでいたようです。
(神奈川県 女性)