佐波河ダムでの心霊体験
山口県で初めて就職をしたばかりの20代の時に夜、職場の同僚4、5人と肝試しによく出掛けてました。
初めは墓地や寺などを巡ってましたが、心霊スポットの方が面白いだろうという事で、その時は山口県でも有名なダムのトンネルに行きました。
夕方から集まり、車内ではワイワイ「楽しみだなぁ」なんて話をしながら目的地まで向かい、到着する頃にはもう真っ暗でした。
場所はダムの堤防の先にあるトンネルなのですが、そこまで行くには道が狭いので、車から降りて歩いて向かいました。
懐中電灯で足元を照らしながらダムの堤防にたどり着き、その先に問題のトンネルが見えました。
そこでも僕らは「怖い〜雰囲気ありそ〜」とか「俺から先に行こうかな〜いやお前か?」とかふざけてました。
トンネルの前まで来ると突然、人の呻き声が聞こえてきました。
それも1人ではなく大勢の「おおぉ〜ううぅ〜…」という声がトンネルの方から聞こえてきて、それが段々近づいて来るのもわかりました。
僕らはあまりの怖さにダッシュで車まで戻りました。
なんとか車にたどり着いた僕らは「声聞こえたよな?」「なんだあれ!」と半分パニックでした。
その後、帰りの車内は静まり返り、誰も話をしませんでした。
それ以来、肝試しはしてません。面白半分でしてはいけないと恐ろしくなったためです。
(山口県 男性)
周防大島嵩山山頂への道路 轢かれた女の霊は追いかけてきた
高校二年生の修学旅行で山口県周防大島に行った時の実体験です。民泊をしていたおじいちゃんに山の中にパラグライダーの飛ぶところがあるから観に行こうと言われ、車で山道をおじいちゃんと私含め4人の女子で向かってました。
行きはなんともなかったのですが帰り道、山を下っている時に1人霊感が強い女の子がいるんですが急に叫び出して「おじいちゃん今人ひいたよ?」って。
おじいちゃんがバックしてみても何もなく「勘違いだよ」と言われ、何事もなかったように思ったのですが急にみんな窓閉めて「急いで、入ってきちゃう」と泣き叫んでいました。
みんなふざけてると思って笑ってたんですが「なんで見えないの?女の人走って追いかけてきてる、おじいちゃんスピードあげて」って。
車の中は異様な雰囲気でした。
そしておじいちゃんが「どんなのが見えるのか?」って聞いたら「女の人、子供もいるの。」って言ったらおじいちゃんは「みんな目をつぶりなさい」って言ってスピードを上げて帰ってくれました。
民泊していたお家に着いておばあちゃんが塩をかけてくれ、お家に入ったら4人とも一斉に吐き気がしてみんなで戻してしまいました。
そしておばあちゃんが「嫌な思いしたね、もうあそこには絶対に行かないから、この話は早く忘れなさい、体験しなくていいもん体験しちゃったね」と。おじいちゃんは「もう大丈夫振り落としてきたから安心しなさい」と言われました。私には何も見えなかったですが異様な雰囲気はみんな感じたようです。
おじいちゃんとおばあちゃんも詳しいことは教えてくれませんでした。
(東京都 女性)