千葉県君津市某トンネルで父が体験した恐怖
私の父が二十歳ごろの話です。友人4人と心霊スポットと言われていた、トンネルに車で出かけたそうです。
千葉県房総半島、君津市の山奥にあるトンネルでした。
夜中そのトンネルに車で行き、クラクションを3回鳴らすと霊が出る…という噂があったそうです。
それを聞いた父と友人は、夜中車でそのトンネルに向かいました。
田舎なので車も滅多に通りません。トンネルの途中で少し車を停めても大丈夫だったそうです。
トンネルの真ん中で車を止め、クラクションを3回鳴らしました。けれどなにも起きなかったそうです。
何も起きないじゃねえかと、父と友人たちは言い合い、その後何回かクラクションを鳴らしました。けれどなにも起きなかったので、トンネルを抜けて帰ろうと思ったそうです。
エンジンをかけアクセルを踏み、トンネルを抜けて、Uターンしてもう一度トンネルを抜けて帰ろうとしました。
一度抜けて、もう一度トンネルを通った時に、またクラクションを試しに鳴らしてみたそうです。
それでもなにも起きなかったので、そのままトンネルを抜けようとしたそうです。
トンネルを抜けたその直後、突然車が横転したと父は言います。「本当に急に、ひっくり返ったんだよ。」
幸い父と友人に怪我はなかったそうです。
(女性)
京都のとあるトンネルで聞こえた男の声 心霊体験
今から6年ほど前、当時僕が高校生の時に起こった話です。当時僕には彼女がいました。あまり外にデートをすることがなく、ほとんどが家デートでした。
学校の授業が終わると、そのまま彼女の家に行く、という高校生活を送っておりました。
学校から自転車で20分ほどの距離に彼女の家があるのですが、その道中にとても気味の悪いトンネルがありました。
初めて彼女の家に行った時から、この道が近道だからと、トンネルを通らなければいけない状況を何度も経験しましたがどうしても一人での帰り道はその道を通らないよう少し遠回りをして自分の家に帰っていました。誰かと一緒ならなんとか通れる道でしたが、自分一人では絶対に通りたくないと感じさせる、そんな奇妙な雰囲気を出していました。
トンネルの内部は落書きだらけで、「死ね」というワードがたくさん書かれていたのを今でも覚えています。
そんなある時、彼女の家にいつも通り行ったのですが、そのあとバイトがあったにも関わらず時間を勘違いして彼女の家に長居してしまいました。
時間ギリギリになってバイトの時間に気付いた僕は急いでバイト場所まで向かいました。
時間を短縮するために、今まで一人では通ったことの無いトンネルを通ることに。今思えばなぜこの決断を下してしまったのかと後悔しています。
トンネルの内部はとても暗く、自転車を本気でこぎ続けました。するとその時耳元で、とても暗く低い声で「止まれ」と男性が話しかけてきました。驚きのあまり、ハンドル操作を誤り、自転車から転げ落ちました。
あたりを見渡してもそこには誰もいません。ただ確かにその声は聞こえたのです。
怖さのあまり、急いで自転車に乗り、今までにないスピードでそのトンネルを後にしました。
このトンネルは今も京都にあります。たとえ急いでいる状況でも、近道という概念にとらわれすぎてはいけないとそう学ばせていただいた体験になりました。
(京都府 男性)
小雨の降る日のトンネルで起こった心霊現象
ある小雨の降る夜の事でした。私の姉が住む自宅は山の方にあり、実家からは車で20分程かかります。その日、私は姉に届け物をする為、愛車を運転して姉の自宅へ向かいました。
途中までは、民家も多く、大型ショッピングセンターもあり快適に運転しておりました。
10分程走ると田舎の風景へ変わるので、その辺りから山の方へ入って行きます。
クネクネした片側一車線の道路。地元では有名な渓谷が広がります。しかし、そこは、水難事故が多発するエリアです。
難なくクリアして快調に走っていた私ですが、少しすると新しく作られたトンネルを通らなけれればなりません。
トンネル脇には細い旧道があるのですが、その日は何か胸騒ぎを覚えました。
誰かが立っているような気がしてなりませんでした。しかし、気のせいだと思ってトンネルへ入り半分程走った所で、光る物体と人影が車の前を横切りました。
危ないと思ってブレーキを踏んだ私。目を凝らして周りを見ても誰もいないし、何もないんです。
ドキドキと高鳴る胸を押し殺して、姉の自宅に到着しました。
そして、その話をした所、私が胸騒ぎを覚えた場所は、霊現象が起きやすい事、実際、おばあさんを見たという人が何人もいる場所でした。
今、思っても、トンネル内での出来事はなんだったのか?胸騒ぎを覚えた場所と関係するのか分かりません。
(和歌山県 女性)
トンネル内で消えた心霊車
私が体験したのは三重県のある山にあるトンネルを通過した時の話です。 その日は鈴鹿辺りを彼女と観光していて、そのまま帰宅したのですが、お金を浮かすために下道での帰り道でした。そこの道は交通量も少なく、あるトンネルが特に不気味だったのです。
トンネル内は照明はなく、レンガで出来ているような旧トンネルのような感じでした。
トンネルに入ったところ、対向車のライトが見えてきましたが、トンネルの幅は2台通れる幅はあったので、速度を落としてぶつからないように寄せて進んでいました。
すると手前10mくらいで対向車のライトが消えたのです。 もちろん夜道なのでヘッドライトを消すことなど考えられません。
そしてその瞬間、10m前方にあったはずの光というか車がいくら進んでもすれ違うことがないのです。
思い違いかと思いましたが、彼女も驚いており、結局このトンネルを過ぎるまで対向車とはすれ違うことはありませんでした。
結局あの光は車ではなく違うなにかだったのかと思ってしまいます。
(男性)
トンネル工事の際に起きた若い女の悲劇 心霊体験談
今から5年前、静岡県と長野県の県境にある親戚の家に向かっていた時の体験談になります。
その時は叔父が運転しており、山道を登っていました。
その山道は舗装されておらず、民家や施設もないような場所でした。そして急に古いトンネルが見えてきたのです。
そのトンネルは非常に狭く、車1台しか通ることが、できない幅です。
私はそのトンネルに入る瞬間、入口のところに1人の女性を見かけました。
最初はえ?っとなり地元の人なのかな?と思い、それ以上の事は気にしませんでした。そのくらい姿が鮮明だったからです。
しかしトンネルを過ぎても、後にも先にも住宅もなく、人が住んでいる雰囲気ではなかったので、叔父にさっきの出来事を聞いてみました。
すると叔父は「どんな人だった?」と言うと、私は「若い女性だった」と答えました。
しばらく黙ったあと、叔父は次のような話を聞かせてくせたのです。
「昔、あのトンネル建設にあたって地元の権力者と町長が自分たちが得をするような話し合いをしており、その話を偶然いた若い奉公の女性に聞かれ、人柱として生き埋めにされたという言い伝えがある」と。
その話は地元の人は周知であったようですが、何も知らずに通りかかった私に何故その姿を見せたのか、何の意味があったのかと考えるとゾッとします。
(静岡県 女性)
気味が悪いトンネル
主人と結婚する前に、三重県のある観光地に向かっており、山の中を車で走っていました。
その日は天気も良かったので、ナビからも外れて山道を走っていたのですが、目の前に出口がすぐ見える距離が短いトンネルが見えて来ました。
昼くらいで、天気も良かったので、普通なら気にも留めないようなトンネルなのですが、何となく嫌な感じでしたが、数秒で通り過ぎました。
通り抜けてホッとしていたのですが、しばらく走ってから、主人が「さっきのトンネル、なんか気味わるかったんだけど…」と言って欲しくないなこと言い出しました。で、私も「そうだね」とあまり触れたくはなかったのですが、結局主人がどんどん話始め、持ち切りに…。
2人とも全く霊感がないので、偶然ではなかったんだと思います。
特に何が起きたわけではないのですが、20年経った今でも思い出せるほどあのトンネルは鮮明に記憶に残っています。
場所ははっきりと覚えていませんが、また行けるならもう一度行って確認してみたいです。
(兵庫県 女性)
心霊トンネルで起こった追いかけてくるおばさん
私は少し友人達から変わり物に思われている節があります。そして一時期、いろいろな心霊スポットに行くのが趣味になっていました。
私は霊感はないのですが、友人達が霊体験をしているので自分も1回くらい不思議な体験をしてみたいと思い、一方通行の心霊トンネルに行ってみることにしました。
そして昼過ぎにそのトンネルへ車で行ったのですが、何度かトンネルを往復しても何も起きませんでした。
このままでは帰れないと思い、夕方からトンネル付近でどんな車が通るのか見学してから帰ることにしたのです。
すると高齢者のおばあさんが乗った車がトンネルの中へ通っていきました。しかしその5秒後、なんと一方通行の狭いトンネルなのに、先ほどトンネルに入っていったばかりの車がこちらに戻ってきたのです!
徐行の速度で私の前まで走ってきました。
おばあさんの顔色は青ざめており、口は開いて、首を傾げてこっちを見て凝視してます。
目が合った瞬間、おばあちゃんは車を停め、車を降りてゆっくりと追いかけてきました。
私は叫び、一目散に車に飛び乗り、そのまま逃げました。ほんとうに怖かったです。
幽霊ではないとは思うのですが、いったいどうやっておばあさんは車を回転させ、戻ってきたのか、なぜあんなに青ざめていたのか、またなぜ追いかけてきたのか、今でもわかりません。
(東京都 女性)
山間部にある不気味なトンネル
今から20年以上前、場所は忘れましたが、当時付き合っていた人と、神奈川県から山梨県へ山間ドライブをしていた時の事です。
そこは木々がいっぱいあり、2車線で綺麗に舗装された道を走っていると、山によくある暗い感じのトンネルがあり、入る直前にゾワッと嫌な感じの寒気がしました。
運転していた彼も「なんか…変」とぼそっと言い、そのままトンネルを抜けて、また走るとトンネルがありました。
今度は先ほどのトンネルより気味が悪い感じがして、ハザードランプを付けて一時停止してもらいました。
「さっきより、嫌な感じ、引き返そう」と伝えると、顔が真っ青になった私を見ると、彼も何か感じたのか「そうだな、なんか圧迫感を感じる」と言い、周りに車が来てない事を確認し、引き返しました。
その後そのトンネルを調べてみると、すぐ上は普通の墓地と、戦国時代から何か祭っているお墓もありました。
あの時はまだ昼で夏だったのに、妙に寒くて気持ちが悪い感じだったことを覚えています。
(千葉県 女性)
トンネル走行中、対向車のハンドルの間に見えた幽霊
今から5年前、長野県で体験した話です。 長野県は山川が多く、大小さまざまな橋が点在しています。そのため飛び降り自殺や交通事故も多く、その場所場所ではいろいろな噂話があったりします。
私は霊感はないのですが、1度だけ背筋がゾクッとする体験をしたことがあります。 それは長野県の中でも山奥の観光地に行った時です。
そこは花が有名な場所で行くことになったのですが、行くには車2台ぎりぎりすれ違えるかくらいの幅しかない山道を通るしかありませんでした。
しかもそこは火葬場だった場所があったり、街灯もないトンネルなども通らなくてはいけません。
時間は昼くらいでした。
そして例のトンネルに差し掛かり、早く抜けたかったので、スピードを上げて通り抜けました。
そして、通り抜けたその瞬間、ちょうどすれ違った対向車の運転席のハンドルの間に、ありえない大きさのありえない位置から覗く男の顔が…。
思わず目を見開き見ると、一瞬その男と目が合ったような気がしました。
あまりの恐怖で振り返る事も出来ず、そのまま進み、それ以降はそこは通っていません。
(長野県 女性)
祟られる心霊トンネル
今から9年前の話です。場所は山口県と島根県の県境付近になります。
その頃は免許を取ったばかりで、いろいろな所にドライブや心霊スポット巡りをしており、ネットで調べては写真を撮影したりもしていました。
ある日、一緒に周っていたメンバー5人のうち1人が首切り場だった付近のトンネルが出るって有名らしいよ、と言う情報を入手してきたので、行くしかないということで現地へ向かいました。
そして到着したのですが、そのトンネルは電気もなくて不気味な雰囲気が漂っていました。
今まで行った中で一番空気が冷たく、あまりにも怖い空間だったため、とりあえず写真だけ撮影して帰ることにしました。
撮影した写真を車でみたのですが、特に何もなく、「やっぱり何もなかったな」と話ながら、帰りました。
しかし翌日、特に何か悪いものを食べていないのに、腹痛で体調を崩してしまったのです。
他の5人とチャットで「昨日のトンネル結構怖かったな」とやり取りしていると、1人が「今日なんか祓いたいんだよね」と言い、「俺も」とコメントし、まさかみんな腹痛になっていました。
ネットで調べてみると、遊びで行った人の中に腹痛になったという書き込みをしている人がいたのです 本当の原因はわかりませんが、偶然にしては重なりすぎており、かなり怖い体験でした。
(島根県 男性)
トンネル内で真っ白い女の霊に気付かれてしまった!
約15年前の事です。
友人ら数人で大阪府で有名なトンネルに肝試しに出かけました。
夜中なので当然辺りは真っ暗でひんやりとし、周りの木々が風でカサカサと揺れて音を出していました。
心霊スポットにはもってこいのシチュエーションでした。
私はこういう心霊現象などには興味もなく、また経験もしたことがなかったので、暇つぶし程度の感覚で友人に同行することになりました。
そのトンネルの前に車を止め、歩いてトンネル内に入ることになり、二人一組で順番にトンネルに入りました。
トンネル内に街灯はなく真っ暗。懐中電灯の光だけが頼りでした。
黙々とトンネル内を歩き、何事もなくトンネルの向こう側に着いたので、そのまま引き返しました。
引き返す道中も何事もなく淡々と歩いて、元のトンネル入り口に着きました。
そこで辺りを見回すと車がなく、友人達もいませんでした。
私は友人と二人置いてけぼりにされ、途方に暮れて何気にトンネルの入り口の方を振り返ると、不思議な光景が広がりました。 誰もいないはずのトンネル入り口の隅で白いぼんやりしたものが見えました。
何だろうと思いよく見ると、だんだんシルエットがはっきりしてきました。
目に入ってきたのは、真っ白の女性の姿でした。
しかもこちらに向かって歩いてきました。
目の錯覚かと思い、友人に問いかけると、友人も私と同じ光景を見ているみたいでした。
白い女性がどんどん迫ってくるので、これはヤバいと思い、二人で一目散に走りました。
しばらく走った先に友人の車が止めてあったので、慌てて乗り込み友人らと現場を離れました。心霊体験などしたこともなく、また興味もなかった私が、まさかあんな経験をするとは思っても見なかったことでした。
(男性)