仕事場で起こった心霊話

☆【怖い話・実話】 内装工事現場で実際に起こった心霊現象

数年前に東京都内のとある場所で実際に起こった出来事です私は使わなくなった企業の大型社員寮を改修してシェアハウスとして運営する管理会社に勤務していてこの物件はオープンに向けて毎日のように内装等の細かい打ち合わせ等が早朝から入っていた工事期間中から住み始めました

居室は工事が終わっていなかったので管理人事務所での寝泊まりです建物に後輩と2人きりですそれだけで既に恐怖でした

おかしなことが起こり始めたのは2日目からです早朝に業者のリーダーがちょっと〇〇さん見てくださいこの建物ヤバいっすよ見せてきたデジカメには至る所にオーブが写っていました特に巨大なラウンジ部分に集中して写っていて曰く歩きながら電話で話している時にラウンジに入った瞬間に電話の電源が落ちたんです2回も

ラウンジには大判の窓ガラスがいくつもあり電波が届かないなんてありえないんです

さらに管理人室の近くにゲストルームという小部屋があるんですがそこが畳敷きの和室で薄暗く入った瞬間に何とも嫌な感じがしました入り口や押し入れの窓際に消臭剤が沢山置いてあったので片付けようと良く見たら中身は全て清めの塩でした

この時点で既に怖さはマックスですもちろんまだ終わりません

建物は8階建てで低層階(2~4階)高層階(5~8階)用とエレベーターは二つに分かれています高層階用のエレベーターは気が付くと何故かいつも6階で止まっているんですまだ誰も住んでいないのに

エレベーター会社に来てもらって点検してもらっても6階で止まる仕組みにはなっていないとの事でした夜に外から建物を見上げると何故か必ず6階の部屋の明かりが付いているんですまだ誰も住んでいないのに

ある時に後輩と2人でエレベーターに乗って8回ボタンを押したら6階で止まりましたそして黒っぽい影がフッと遠ざかり一室のドアがバタンと閉まる音がしました

工事は低層階にしか入っていないし誰も住んでいないので泥棒かも2人でひと部屋ずつ確認しましたが誰も居ません怖くなって2人でエレベーターに戻りボタンを押したらボタン周りがじっとりと濡れていました

悲鳴を上げながら2人で階段を駆け下りて逃げましたやがて工事も終わり満室になってからは現象はピタリとなくなりましたあれは一体何だったのだろうか

(男性)

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