これは今から数年前に実際に起こった心霊体験です。ちなみに私が大学二年生の時のお話です。
当時仲が良かった大学の先輩と同級生四人で大阪の妙見山という所に行こうということになったのですが、その山というのがかなりいわく付きの場所で、関西で最強と言われる心霊スポットでもあります。
夜の10時頃、いざ現地に到着して車を走らせていたのですが、薄気味が悪い程度で、特に何事もなく終わり、その後は適当にドライブしながら帰宅しました。
しかしその翌日、先輩から高熱を出してしまったという連絡を受けたのですが、みんな昨日の事とは結び付けずに考えていました。
友人の1人は冗談交じりに、昨日心霊スポットに行ったから呪われたんじゃないの?という感じでふざけて話をしていたのです。
夜になり、先輩から連絡が入り「いきなり熱が下がったからみんなで集まらないか?」と言うので、みんなで私の家に集まることに。
その後、先輩が来たのですが、さっきまで高熱があった人とは思えないくらいハツラツとしており、最初は講義を休むための嘘だったのかな、と考えていました。
そしてみんなで談義をすること深夜1時頃だったと思います。翌日も学校があるのでもう帰る、という感じで解散。
私はすぐに眠りについたのですが、突然目が覚め、生まれて初めての金縛りに遭ってしまいました。
全く身動きが取れない状態で、目は動くのですが怖くて開けられません。そして目を開けていないのにもかかわらず部屋に人の気配があるのがはっきりとわかるのです。
そうこうしていると、下の方からその気配の元とも思える何者かが私の顔の方に上がってくるのがわかり、これはヤバいと思って、絶対に目を開けまいとぎゅっとつぶっていると、私の耳元で「死ね死ね」とつぶやき、そのままその気配が消えてしまいました。
私は恐怖のあまりその日は灯りとテレビを点けて寝ることにしました。
その翌日に友人と会ってその話をする前に友人から私に対して金縛りに遭い、耳元で「死ね」とつぶやかれたと言い、私は鳥肌が止まりませんでした。
さらにその翌日の朝もう1人の友人は通学途中自転車で転倒して骨折。骨折した友人については怪我をする前の日の夜にボロボロの服を着た男が家の中に立っていたと言い出す始末。
妙見山に行ったのが原因でこのような事が起こったかは不明ですが、このような現象が3日以内で起こってしまったので、遊び半分では行ってはいけない場所なのではないかと思います。
「大阪府 男性」