憑依系の怖い話

【怖い話・実話】 放課後に心霊写真集を見ていると豹変してしまった友人

38年前、まだ私が学生だった頃の話です。 ある日の放課後、部活をサボって友人たちと教室で当時流行っていた中岡俊哉氏の心霊写真の本を見つつ談笑していました。

みんなで本をペラペラとめくりながら「怖い!」だの「これはなんかの模様じゃなの?」などという感じの事を言いながら楽しく過ごしていました。

するとなんの前触れもなく突然友人が唸り声を上げたので、私たちの彼女の顔を見て見ると、顔つきが変わってしまっていました。

初めは何かの冗談なのかと思いましたが、とてもふざけている雰囲気ではなく目が正気ではありません。なんども話掛けてみるのですが、全く会話が噛みあいません。

そして友人はまるで何かに取り憑かれたかのようになり、 焼却炉のあるゴミ捨て場のほうを指差して「あそこにひとがいる」と言い出したのです。

私達は「どうしたの?」と尋ねましたが、友人は聞く耳も持たない状態でした。

友人はとても興奮した面持ちで「今すぐあそこに行かなきゃ!」とものすごい声を上げ絶叫しながら焼却炉に向かって走り去ろうとしました。

なぜか絶対に行かせてはいけないと感じた私達は彼女を取り押さえようとしましたが、興奮した友人は物凄い力で静止を振り切り、 焼却炉のあるゴミ捨て場のほうへ向かおうとしたので、慌てて先生を呼んで友人を止めてもらおうとしました。

幸いにして先生は友人を取り押さえることに成功し、友人は無事に先生に連れられて家に帰宅することができました。

後日友人に「あの時どうしたの?」と尋ねたところ彼女は 「その時起こったことは一切何も覚えていない」と話してくれました。 それ以来焼却炉は「なにか怖いものがいる」と学校中で話題となってしまい、 焼却炉の近くへは怖くて近づけなくなりました。

それと同時にあの心霊写真の中に凶悪な霊の影響を友人は受けてしまいあのような行動をしてしまったのかもしれません。

今でもあの時何があったのかは、当事者である私にも友人にも全くもって不思議な出来事でした。

(大阪府 女性)

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