南原峡トンネルの怪
これは霊感のある叔父と自分の兄と心霊スポットに言った時の話です。
行った所は地元でも有名な心霊スポットで、自然公園?のような場所でした。
より幽霊が見えるよう、夜中の2時に現地に到着し、幽霊がよく出ると噂のトンネルまで徒歩で向かいました。
自分はそこまで霊感はない方だと思って、特に怖がることもなく歩いていました。
三本あるうちのトンネルの一本目の手前で、一匹の猫を見つけました。
私は野良猫にはさほど興味がない方でしたが、不思議とその猫が気になり、近寄って行きました。
歩いていた道の横は崖のようになっており、危険なので猫を助けてあげようと思いました。
猫に手を伸ばそうとしたところ、叔父が急に「その猫を助けたら駄目だ!」と言い出しました。
それでも私はただの野良猫だと思って捕まえようとしたその時、猫が崖に向かって飛ぼうとしたので、危ないと思い身を乗り出しました。
それと同時に、誰かに腕を引っ張られる感覚があり、自分も崖から落ちそうになりました。
すぐに叔父が来て、私の身体を押えました。
叔父曰く、「女の人が引っ張って落とそうとしていたよ!」との事でした。
私は何も見えませんでしたが、怖くてすぐに帰りたくなりました。
結局一本目のトンネルしか歩きませんでしたが、道中に今度は兄が、「目の前に5人の女の人が円になって立っている」と言い出しました。
叔父は、「無視しておこう。それから今日はもう帰ろう」と言って、帰ることになりました。
私は結局何も見えませんでしたが、初めて幽霊がいるんだと感じた出来事でした。
(広島県 男性)
海老山で肝試し
私が行った心霊スポットは広島県にある海老山です。
夜中に数人で肝試しに行こうと言うことで家から近く自転車でいける海老山を目指しました。
入り口は病院の隣の階段と車が通れることができる道があるのですが私達は病院の隣にある階段から行くことに決めました。
病院の隣だからなのか、すごく暗く不気味な階段でした。
階段の周りは森しかなく階段を上りきればトイレや滑り台など広場があります。
私達はその上にある展望台を目指して階段を登り始めました。中間地点にトイレがあります。そこのトイレは首吊りをした人がいると有名なトイレでした。
怖い気持ちが勝ったのでまだ続く階段目指して足を運びました。
もちろん街灯もなにもないので携帯のライトで足元を照らしていきました。
やっと頂上に着き、休憩していたところに友達が今から私達のところに来ると言う連絡が来たのでその友達が来るのをまっていました。
数十分後くらいに「今階段登ってるよ」と言うメールと共に友達と一緒に写っている写真が送られてきました。
よく見る顔の横らへんにもう一つ顔みたいなものが見えましたがみんなは気のせいだよと言ってあまり考えないようにしていました。
友達と合流して、これ以上ここにいたくなかったので帰ることにしました。
階段を全て降り、自転車に乗って帰っている途中肩が痛いと自転車を運転できないと言う友達が現れ、一旦コンビニで休憩することにしました。
コンビニで休憩しているときにある1人が「階段降りるときやばくなかった?赤いヒール履いた女の人おった」と言ってきました。
どうやらそれを見たのはその人だけで私達はなにも見えていませんでした。
それを聞いてゾッとし私達は帰りました。もう2度と肝試しに行こうとは思いません。
(広島県 女性)
本郷憩いの森併設公園からの帰り道に起こった怪奇現象
広島県福山市本郷憩いの森併設公園での出来事です。
当時私は中学生でした。
仲良しの男女数名と地元では有名な自殺の名所に行くことになり、乗り気はしませんでしたが断ることも出来ず行くことにしました。
公園と言っても山道を登った先に広場があるような場所で初めはみんなでワイワイ登って行きました。
だんだん疲れから口数も減り真夏にもかかわらず少しずつ肌寒い空気に変わっていき、怖くなった私たちは途中で帰ることにしました。
その帰り道私は最後尾を歩いていました。
すると後ろからガサガサと音が聞こえ、まわりを見渡しても私たち以外の人はおらず私以外の友達は聞こえていないようだったので気のせいだと思いまた歩き出しました。
少し歩いてみると音が聞こえることもなく気のせいだと安心していた時、急に後ろから誰かが走って追いかけてくる音し私は咄嗟に前を歩いていた友達のところまで走って行きました。
友達に追いついた途端カーンッっと金属と金属がぶつかるような音がして追いかけてくる足音も消えました。
何故かわかりませんが、セーラー服を着た女子高生に追いかけられているっ!と友達に伝えましたが振り返っても誰もおらず信じてもらえませんでした。
ぢゃ、金属音は聞こえたかと尋ねると私以外誰も足音すら聞こえておらず、そのまま帰りました。
未だにあれはなんだったのか不思議です。
(広島県 女性)