気付いたら病院 バイク通勤中の事故で九死に一生
私が交通事故に遭ったのは、高知県で16年前です。その日は雨が降っており、ダウンコートの上にレインコートを着て、朝の渋滞の中バイク通勤してました。気が付くと、病院のベットで目が覚めました。状況がわからないので、一番最初に目に入ったベットのそばにいた母親に聞いてみると、脇道から出てきた自動車に跳ねられて、交通事故に遭った!と聞かされました。
びっくりして怪我をしてないか、手のひらを見てみると、血がついていたので、個室の洗面台に行き、手を洗おうと自分の顔を鏡で見たら、鼻が折れてて、前歯がありませんでした。ショックでした。が、失明したわけでもなく、下半身不随にもなってなかったので、良かったと思うようにしました。
それから鼻の手術をするため入院していると、警察官が来て、当時の状況を教えてくれました。脇道から出てきた車に飛ばされて、車2台分飛んで、自分が運転していたバイクが暴走して関係のない車に当たって、止まった車のタイヤの真ん前に頭があったから、その車の運転手がブレーキ1秒でも遅く踏んでたら、頭だけ踏まれて死んでたよ!バイクが当たってなかっても、死んでたよ!反対車線まで飛ばされてても死んでた。悪運が強いね。って冗談で言われ、なんか気分が明るくなりました。
交通事故は死が隣り合わせなので、みんなで気を付けないといけないと思います。
(高知県 女性)
九死に一生体験談 バイク直進、タクシー右折で大事故から生還
今から約28年前、大学2年の時に、大学の友人が運転するバイクで、その友人の友達がバイトする新宿に行きました。そのバイト先で飲食をした後の帰り道です。
新宿駅南口を下った1つ目か2つ目の交差点でタクシーと接触事故を起こしました。
こちらにバイクは直進でした。タクシーは信号代わり直後の右折でした。
バイクは、タクシーの左側にもろに突っ込みました。バイクは炎上しました。
友人は私に押され、両手首骨折、片足首骨折で3か月入院し、結局留年しました。
私はその友人の背中をジャンプ台にしてジャンプしました。まさにその飛んでいる最中に走馬灯のようにこれまでの自分の人生がフラッシュバックしました。
人は死ぬ間際に、それまでの人生を振り返るとよく聞きますが、本当なんだなと思いました。
通行人が恐る恐る、私の体に触れ生死を確かめようとしたときに、私は意識を取り戻しました。
その後、警察で事情聴取されましたが、残念ながら、私は、道行く若い女性を眺めていたので事故の瞬間はわかりませんでした。
警察が言うには、友人は20m空を飛び、私は24m空を飛んだそうです。しかし、私は、ほとんど無傷でメガネが壊れ、ヘルメットが陥没し、ブーツが裂けたくらいで済みました。
あとから、タクシー会社が保証してくれました。
このように、死ぬような場面に何回か遭遇しましたが、その都度、何とか回避し、無事に過ごしています。
最近占い師に見てもらったら、私には守護神として白蛇神や龍神がついて守ってくれているそうです。ですから、多少無理をしても、死ぬ気がしません。
(秋田県 男性)
九死に一生体験談 原付バイクでバイトに行く途中、高齢者運転手の停止線無視で事故
今から6年前の出来事です。
私は当時大学生でした。
日曜日の昼間に塾講師のアルバイトに行くために原付バイクに乗り、バイト先まで向かっていたところ、広い田舎道の交差点で高齢者が運転する軽自動車が私に突っ込んできました。
完全に軽自動車の一旦停止無視での事故でした。
あとから現場検証を行って知った話ですが、私は3メートルほど弾き飛ばされ、倒れている私の足の位置からわずか2センチのところにその軽自動車の前輪があったそうです。
一歩間違えれば車のタイヤが私の足に乗っかっていたかと思うととても身震いします。
私の原付きは跡形もなくぐちゃぐちゃになってしまい、肝心の私は弾き飛ばされたあとから全く記憶がありません。
救急車で病院に運ばれたようですが、全身に怪我を負い、外傷性のくも膜下出血を起こしていたため、救急車の中では意識が朦朧としずっと吐いていたそうです。
それから私の意識が鮮明となったのは翌日の夕方でした。
時々眉間にシワを寄せながら死んだように眠っていたそうです。
刺激を与えても一向に目を覚まさなかったことから、家族も病院スタッフもとても心配したそうです。
くも膜下出血を起こしたものの幸運なことに頭蓋骨に数箇所軽くヒビが入った程度で済み、全身も傷だらけで骨もヒビだらけになりましたが、縫合する箇所や完全に骨折している箇所はなかったため、手術は必要なく済みました。
ですが全身の傷と打撲と、あちこちの骨にヒビが入っているため動くことはできず、強い頭痛と吐き気の波に襲われて3ヶ月ほど過ごしました。
その後3ヶ月のリハビリを経て無事に回復しましたが、人生何が起こるかわからないと感じた半年間でした。
(福岡県 女性)
九死に一生体験談 バイク同士の事故
今から4年前の話で、バイトの面接に行くときに起こった話です。最寄りの駅の時間がぎりぎりになってしまいバイクで慌てて向かっていました。
家の急な坂を下りて一車線の道路を右折しようとしていたことで左から来るバイクにぶつかって自分のバイクが大破してしまいました。
幸い大ケガはしませんでした。
相手のバイクも少し破損した程度でケガもありませんでした。
修理代など任意保険で解決はしましたが警察の方も来ていて君は相手が車だったら今頃この世にいないよと言われました。
死んだほうが良かったのか生きていたのが運が良いのかよく分からない心境ではありますが、その道路は横断歩道をつけなければ危ない道路とはみんなが知っているので本当に命の大切さが身に染みる思いでした。
生きているから今があるんだと感謝の気持ちとこれからは慎重の上に慎重を心がけなければいけないと思っています。
確かに危ないことがあると神様がどこかにいるのではないかという心境にもなります。何の宗教にも入っていませんが先祖が見ているようにも思えます。
確かに若気の至りなのかもしれません。命を粗末にすることは決してしてはいけないと痛感しています。
(男性)
九死に一生体験談 ヘルメットのおかげで無事生還
36歳の男性です。今から、15、6年前の学生時代の事ですが、私は通学に原付を使っていました。
朝が苦手で1限目の講義は大体いつもギリギリでその日もギリギリ間に合うかどうかで焦って大学を目指して走っていました。
大学まであと10分程のところで青信号ですが、渋滞で車の流れが止まっていました。
そこで私は停車している二台の車をすり抜け直進したところ、右側から右折をしようと走ってきた車と接触。
たぶん、跳ねられたんだと思います。
たぶん、というのは全く瞬間の記憶がなく、気づいた時には右の頬が地面にくっついて声が出せなく、遠くから「うわ、やりおった!事故や!」という声が聞こえた事だけ覚えています。
そこは警察署の目の前の交差点だったので、すぐに警官とほどなくして救急車が来て搬送されました。
幸い骨折もなく背中と腰の打撲、唇を6針ほど縫って10日間ほどの入院で回復出来ました。
後ほど事情聴取に来た警官から「運が良かったなぁ。メット被ってなかったら命はなかったで」と言われました。
(愛知県 男性)
九死に一生体験談 バイクが崖下方向に落下
あれは17年前、二輪の免許を取ったばかりの頃のことです。
愛媛県の旧鉱山の近くのお化けが出ると言われていた山道を夜中にソロツーリングをしてると林から急に猪の子が飛び出してきました。
その場所は林の反対側は崖になっていて、ガードレールなんて無い道です。
幽霊が出たのかと思い肝を冷やし、一瞬の判断を誤り猪の子を避けることが出来ず、一緒に崖にダイブしてしまいました。
私は崖の上の方にあった枯れ木(だった思います)をとっさに掴んで崖下に落ちませんでしたが、バイクと猪の子は落ちてしまいバイクは大破しました。
その崖はとても深く、バイクが落ちていくのがゆっくり見えたのが印象に残っています。
骨折してなく何とか歩ける状態で助かりましたが、崖に落ちてたら今頃この世にはいないなと思いました。
これには続きがあり、PHSの電波が届かないため数時間かけて山道を下ることになりました。
途中、車を2台は見かけたのですが止まってくれませんでした。なぜなら、メットを被りケガだらけの状態だったので、幽霊に間違えられていたみたいです。
(広島県 男性)
九死に一生体験談 バイクで走行中、視界の悪い大雨で事故
あれは東京で大学生だった時のお話です。
東京都内近郊に10店舗ほどあった喫茶店チェーンで私はアルバイトをしていました。アルバイトを始めて2年間在籍していた私は会社から結構頼りにされ、たまに他店へのヘルプを頼まれるようになりました。
そんなある日、隣町の姉妹店から急な欠員が出たのでヘルプをお願いしたい、との依頼がありました。
ふだんなら電車で向かうのですが、その日はほんとに急を要するため、所属していた喫茶店の店長が「僕の原付バイクで行きなよ」と、言ってくれました。当時貧乏学生だった私は当然車もバイクも所有しておらず、原付バイクと言えどもあまり乗ったことがないため不安でした。しかし、帰りの酒臭い電車に乗らなくてすむので「帰りは楽だなぁ」と思い、店長の厚意を受ける事にしました。
無事に到着し一通り仕事をこなし、閉店時間の11時になったため店を出ようとした、ちょうどその時雨が降り始めてきました。
合羽もないため濡れるのは嫌だったのですが、借りたバイクをここに置いてく事も出来ないため「急いで帰ろう」と決心し、アクセルを回しました。
しばらく走ったところで雨は大降りとなってきました。私は眼鏡使用者で、夏の雨の湿気で眼鏡が曇り始めました。おまけにバイザーのないヘルメットを被っていたので容赦なく雨が顔を打ち付けます。
一瞬でした。
眼鏡の曇りと水滴が目に入ったため一瞬だけ下を向いたのです。再び顔を上げた時には車のブレーキランプが視界に飛び込んできました。後の事はよく覚えていませんでしたが、気が付いたときは病院のベットの上でした。
事故から1週間後でした。
後に警察から聞いたのは40㎞位でぶつかったのですが、運がいい事に乗用車のリアガラスに飛び込んだ為足の骨折だけで済んだみたいです。
トラックなら今頃この世にはいなかったみたいです。九死に一生を得た話でした。
(北海道 男性)
九死に一生体験談 好きなバイクに気を取られて事故
当時の彼女の家で夜、ゆっくりしていたところタバコが無くなり、当時自分が吸っていたタバコはちょっとマイナーなタバコだった為、徒歩で行けるコンビニには置いてなくてバイクを走らせ10分ほどのコンビニに向かうことにしました。
時間は20:00頃。
まだ車通りも多い時間に片道一車線の道路を走らせていたところ、ガソリンスタンドで川崎のZⅡという憧れのバイクが給油しているのを目撃!「うわー、やっぱかっこいいなー!俺もいつか買ってやるんだ!」なんて思いながらよそ見をしてしまった。
ふと目の前を見た時にはすでに遅し。
信号待ちの車に激突。
バイクはフロント半分が激突した車の下に潜り込み、私の体は反対車線に吹き飛ばされました。
そこは片道一車線だが、国道に直結している道路のため、大型トラックも多く行き交う道。
飛ばされている瞬間に走馬灯が巡った。
「何故、タバコを我慢できなかったのだろう、こんなことで死んでしまうならタバコをやめておけば良かった。コンビニに出た自分が戻らなかったら彼女は不安になるだろう。あー、なんて馬鹿なことを…。」と本当に飛ばされてる時間は長く感じた。
着地した時なんと、反対車線には車が来ていなかった。<この道路は普段車が途切れず走っているので本当に珍しいこと>
体も擦り傷だけですみ、痛かったのはバイク廃車と、相手の車の修理費用20万だけだった。
その後、タバコをやめよう!と強く誓い、10年経った今は1日2箱タバコを吸うヘビースモーカーになってしまったとさ!笑
(千葉県 男性)
九死に一生体験談 バイクの大事故から1年間のリハビリ
兵庫県に住んでいた時の交通事故の話です。現在28歳の男なのですが今から11年前の話です。私は当時ATバイクを乗っていたんですが先輩からMTバイクを借りて練習をしていました。もちろん免許は持っていましたが、なかなかMTを乗る機会もなかったのでAT車ほど器用に乗ることはできていませんでした。まぁ数時間もすれば慣れてきたわけで一人で地元のいろんな道を運転していたわけです。
目の前に交差点がありましたが一時停止のラインもなかったのでそのまま進行する事にしました。すると交差点に差し掛かったところでライトが見えました。もうその時には遅かったようで、右に顔を向けて瞬間にセダン車に跳ねられました。MT車なのでバイクにまたがってる状態なんですよね。
車の左のヘッドライトから右のヘッドライトまでバイクのエンジンに右足は挟まれたまま進行しました。車を抜けるとそのままバイクと体は吹っ飛ばされました
今でこそ細かく説明できますが当時は車と当たった辺りから地面に叩きつけられるまでは本当に一瞬でした。まず意識はありましたが顔が痛いし立ち上がる気力は残っていませんでした。人が集まってきて「大丈夫か?!」「救急車呼べ」など色々はなしてたのを覚えています。不思議なもんで見た瞬間痛くなったんです。
救急車がくる頃には痛みはなくなり痛みよりも寒さの方が勝ってきました。正直痛みが無くなった辺りからこんなあっけなく死ぬんか。死ぬってこういう事なんか。とか考えていました。救急車の中で声かけをしてもらいなんとか病院へ。手術代へ乗せられてそのまま意識を失いました。
目が覚めたのは二日後です。
担当したくれた先生が本当に名医だったようで、なんとか足は切断せずにすみました。脳にも異常はみられず順調に回復しました。3ヶ月はベットの上で寝たきりの生活でしたが1年のリハビリをこなしなんとか元通りの生活にまで戻れました。
今現在は事故の傷は一生消える事はなく残っていますが命があって本当によかったです。これが私の生還のお話でした。
(兵庫県 男性)