レンプマンションとは
レンプー・マンション(LempMansion)は1868年に大富豪レンプ一族が住んでいたのですが、その一族の者が次々と怪奇的な死を遂げたと言われるいわくつきのマンションとして知られています。中でも父、長男、末娘、三男が自殺しており、最終的には本人も自殺しております。現在はホテルとして使われていますが、マニアに人気で予約がいっぱいだそうです。
宿泊体験談
私が一番怖いと思ったのは、日本ではなく、アメリカ、ミズーリ州にあるセントルイスという町にある老舗ホテルです。名前はLempMansion(レンプマンション)と言います。以前、知り合いのお化け好きと一緒に宿泊しましたが、場所自体がかなりの老舗でいかにも西洋のお化けが出そうな古い、怪しい雰囲気でした。夜になってホテル内を探検したところ、いくつか奇妙なことが起こりました。
まず、ホテルのダイニングルームに装飾品として置かれていたピアノから自然と音がなり出し、慌ててその部屋に向かいましたが、もちろん誰もいませんでした。時間は11時を過ぎており、また周りに民家はほとんどなく、聞こえて来た方向も違ったことから、近所の人が引いていたとは思えないです。そして、階段を2階から1階におりていたときに、突然何かが上から落ちて来ました。螺旋状の階段で吹き抜けだったため、上から何かが落ちてくる可能性は確かに考えられますが、落ちて来たものがそのホテルには置いていない別のブランドのスプーンでした。
一体これが何を意味するかは全くわかりませんが、とにかく不気味でした。
一通り探検し終わって、それぞれの部屋に戻り眠りにつきましたが、最後はなぜか部屋の暖房が壊れ、スイッチが切れなくなりました。時期は1月で、外気温はマイナスにもなる場所だったので、昼から暖房をつけていたのですが、それが切れなくなり、古いタイプの暖房なので温度調節ができず、部屋の気温が上がり過ぎ、1月にも関わらず窓を開けて寝るという事態になりました。
翌日のチェックアウトの際、ホテルの従業員に話を聞いたところ暖房が壊れるのはたまに起こることだが、スプーンに関しては一切理解できないとのことでした。再度確認してもらいましたが、やはりホテルが使用しているスプーンではありませんでした、、。
(海外 男性)