※この記事は心霊スポット体験談として紹介しているもので、探索を推奨しているものではありません。
心霊スポット探索は近隣住民に対する騒音、他グループとのトラブル、不法侵入、不法投棄、中には花火やタバコの不始末による火事などのトラブル、廃墟探索時の転落事故などがあり、大変危険です。Googleマップなどのストリートビューなどで楽しむ程度にしましょう。
雄島で消えてしまった3人 心霊体験談
大学1年生の夏も終わる時期に、同級生と一緒に福井県の雄島(かなり有名な心霊スポットの一つだと思います。)に行こうという事になりました。どちらかというと、その近くにある東尋坊という崖が(自殺の名所として)他県の方たちにも知られているので、観光地としてにぎわっていました。
雄島はその崖から飛び降りた自殺者が潮の流れの関係で流れ着くという島だと言われています。
そして赤い橋を渡ると鳥居が見えてきます。噂ではその島の周りをまわると何かが起きるとかなんとかという話だったのですが、私たちは鳥居の向こうに見える階段を登ってみたくなりました。
階段を少し登ったところで下を振り返ると、さっきまで聞こえていた波の音や、他の観光客の声、風の音が一気に遮られ、寒気がするほどの静けさでした。
今まで生きてきて、恐怖体験とは無縁であった2人だったので、散歩がてらのもう少し登ってみようという事になりました。
その階段を抜けると、先は足場は多少整えられているといっても、雑木林が続いていました。そうこう歩いているうちに、友だちが何かに気が付いて前方をじっと見つめ始めました。
野生動物でも居たのかと思い見てみると、そこには小学生くらいの子どもと大人が二人歩いていたのです。
さっきまでは見えてこなかった人の姿に安心感があったものの、「いったいどこから?」という不安もありました。
しばらく歩いていると、前方を歩く子どもの笑い声が割と鮮明に聞こえてきました。その三人はずんずんとすごいスピードで進んで行きます。そして姿が見えなくなってしまいました。
そこは一本道だったので、すぐ折り返してくるかと思いきや、その三人はいつまで待っても戻ってきません。
少し進むと行き止まりかと思うほどに道がしなった木で塞がっていました。この先に行ったのか?と思い持ち上げて覗くと、その先はひざ上ほどもある草が生えていました。
その先には立ち入り禁止の札が掛かった灯台?(うろ覚え)がありました。
少し進んで違和感を感じた私はすぐに引き返し、後に感じた違和感の話を友だちにしました。その草は一度踏み進むと、折れてしまい人が通った後が出来るのですが、私が通る前にはそのような後は無かった。
もちろん持ち上げた木も人が一度通れば持ち上がったままになりました。その三人がそこを通ったのか通らなかったのかは未だ分かりません。
(石川県 女性)
気比松原で起こった心霊現象
かなり昔の事になりますが友人4人でドライブをしようと話しがまとまり夕方から出発しました。
愛知県在住でしたので海でも見ようと行き先を決めたのですが、近場に行くより折角だからと日本海にしようと福井県に向かう事になりました。
道中はワイワイガヤガヤと楽しくドライブをしていたのですが、福井に到着した時刻が深夜になったので何処かで車中泊をして朝日を見ようぜとなり、丁度良い場所が海が見える松林の駐車場でした。
自分は助手席でのんびりしてたのですが他の3人は疲れてさっさと寝てしまいました。
自分は座って寝る事に慣れていないので寝るに寝られず外を眺めていたのですが、時間が経つにつれて寒気が増して来ているのに気づいたのですが、秋口で気温も寒くも無いしなんでだろうと気にしない事にしました。
しばらくすると運転席で寝ている友人がエンジンを掛けたので暑くなって来たのかと思い、まだ寝れなのでどうしようと思っていたら友人が無言で車を発進しだしたので、場所変えるのかな…と前を向いていました。
道も曲がったりと普通に運転していたので気にも止めてなかったのですが、遠くから対向車線にトラックが来るのが見えて来たらいきなり反対車線に車を走らせ出したので、おいおいと思って運転している友人の顔を見たらぐっすり寝た状態で顔は下に傾いて運転していたので、慌ててハンドルを握って元の車線に戻し大声で「ブレーキ!」と叫び揺すって本人を起こしました。
幾ら何でも夢遊病じゃあるまいし寝ながら運転するなよと言ったのですが、本人は運転してた事も止まった事も覚えていませんでした。
翌日に近所の人に昨日の事を話したらそこの駐車場はダメだよと言われ、その場所は松の木で首を吊る人が多く有名な場所だと聞きました。
これで昨日の寒気と寝ながらの運転は自殺をした人に呼ばれたんだと思い二度とその場所には行く事は無くなりました。
(愛知県 男性)