怒りで豹変した人の黒く紫色のオーラ
当時スーパーのレジのアルバイトをしていたときに体験した話です。開店から正午くらいまでの時間で二時間ほど重なる人の中にその人はいました。
私は一番若い年齢で開店からやっていたのもあり周りはベテランの方ばかりでした。
そんなある日、、、私が務めていたお店のレジは縦に10台ほど並んでいて番号が決まっていました。その事でレジの人たちの中では揉め事みたいなことが起きていました。
開店からいる人は自然と毎回一番忙しいレジへ入らなくてはいけませんでした。それに比べて後から来る人は比較的暇な方のレジに毎回入っていました。
それについて開店からいるベテランさんがマネージャーに話したところ確かにそれは偏ってるねと言う判断で開店から入っていた私とあとの時間からくるある人と途中でレジの場所を交代したのです。
その人は交代を告げられて微笑みながらその交代したレジに入っていきましたが異変に気がついたのはその後のこと。
自分が忙しいレジに交代させられたのが気に入らなかったのかカゴを回収する際カゴを叩きつけるようにしたり私を無視するようになりました。
その人の態度が急変したとき人間って本当にオーラが見えることがあるのかと思うくらい紫のような黒のようなオーラが見えたのを忘れられません。
入った当時から優しく誰よりも話を聞いてくれていた人だったのでそこから人間不信になりました。
(東京都 女性)
白い色のオーラは貧血
オーラのお話です。わたしが以前お付き合いしていた人は、人のオーラが見える人でした。だた、彼は目に見えないことにあまり興味が無い人で見えたからと言って何かをしようだとか、そういう考えを持っている人ではありませんでした。
子供の頃は幽霊も見えていたそうで、大人になるにつれ段々と見えなくなったそうです。
人のオーラも、今はオーラの大きい人やオーラの高い人しか見ることができなくなった、と言っていました。
初めて出会った日から、彼にはわたしのオーラが見えていたらしく、数ヶ月たった頃「(わたしの)オーラは黄緑色だよ、でも白いもやみたいなのがかかっている、その白いもやは何かわからない」と言われていました。
それから5年後、友人からオーラの見える人がいると教えられたので半信半疑で見てもらいました。すると「あなたのオーラは黄緑色、白いもやがかかっている」と元彼と全く同じことを言われかなり驚きました。
オーラの色だけなら変な話、適当に答えても一致する確率というのはあるかもしれませんが、同じ特徴を言われたので、やはり人の気やオーラが見える人は実際にいるんだ、とその時思いました。
その方曰く、白いもやの正体は「貧血」だそうです。
(香川県 女性)
義理の妹に覆いかぶさる黒いモヤ
主人の実家に嫁いで五年程経った頃の事です。今から十五年程前になるでしょうか。義理の妹が2人目の子の出産に向けて、実家である我が家に戻っていました。
ある日、廊下に出た私は、開いていた引き戸の入り口から居間に目をやりました。
居間には向かい側のガラス窓から外を見ている義理の妹の姿がありました。どうやら外では私の娘と義理の妹の長子である姪っ子が遊んでいるようです。
義理の妹に何気なく目を向けたその時・・。義理の妹の上半身から顔までを覆う、黒いモヤのようなものが突然見え始めました。
その黒いものを見た瞬間に何だか「具合の悪いもの」という感覚が、みぞおちの辺りからぶわりと湧き上がって来ました。
私は「〇〇ちゃん」と義理の妹の名前を呼びました。半ば、無意識だったかと思います。
「具合が悪い?」という言葉が喉元まで出掛かったのですが、「はい?」と笑顔で振り向いた義理の妹の姿を見て、咄嗟に言葉を飲み込みました。
明るい笑顔のその姿が本当の義理の妹の姿だと思いたかったからです。
私は、黒いモヤが見えている状態から固い雨戸を抉じ開けるように無理やり現実に意識を戻しました。
それから三日ほど経ってから義理の妹は体調を崩して入院をし、五日後に流産をしてしまいました。
あの時の黒いモヤは子どもの状態だったのではないかと、それに気づかずにいた事を後悔するばかりです。
(群馬県 女性)
真っ赤なオーラ
突然ですが、私にはこの世にいないものを見る力があります。それはオーラとして現れ、これから良いことが起こる人には明るい色の、悪いことが起こる人には暗い色のものとして現れます。
東北に旅行に出かけたある日のことでした。
私はこれまでに見たことのない色のオーラを持った人を見かけました。その色は真っ赤で、一人だけではなくたくさんの人にそのオーラが出ていたのです。
その光景はあまりにも不気味で、いやな気持ちになりましたがその日は帰宅する予定だったため特に気にせず旅先を後にしました。
その次の日のことです。東北地方であの大きな地震があったのは…。私はニュースを見て驚きました。
昨日自分が旅行で出かけていた場所が、地震により大きな被害を受けていたのですから。
きっと、あの真っ赤なオーラはその人が亡くなる前兆だったのかもしれません。
もし、旅行から帰宅する日が一日遅れていたら、私も巻き込まれていたことでしょう。
それ以降真っ赤なオーラを見かけていませんが、もし見かけたときのことを考えるとぞっとします。
(奈良県 女性)