言っていい言葉、ダメな言葉
私は現在、静岡県に住んでいる主婦です。言霊の力については、20代の時から本やネットなどの情報で知っていました。
私は言霊の力を知るまでは、言葉に力があるなんてことがわからなかったので、ネガティブな言葉を平気で発していました。
言葉遣いも悪かったですし、「しんどい、だるい、つまらない。」などと言ってばかりで周囲に人にも悪影響を与えていたと思います。そんな言葉を使っていた当時は、自分の人生に起こる出来事もパッとせず、人間関係、恋愛などまったくうまくいっていませんでした。
しかし、まさか自分が発する言葉のせいだとは思ってもいなかったのです。自分の人生をなんとか変えたいと思っていた矢先、私は本やネットの情報から言霊の力について知ることになりました。
自分が発する言葉で人生が作られていると知り、今までネガティブな言葉を使っていた私はとてもおそろしくなったのです。
このことがきっかけで、私は自分が発する言葉をポジティブに変えるようになりました。
効果があったのは、夜寝る前に「私はきれい、私はかわいい。」と言ってから眠ることです。寝る前は潜在意識に言葉が入り込みやすいので、効果的だということを知ったのです。
それを毎日唱えて寝ていたら、数か月経ったある日、仕事の同僚に「いつもきれいでかわいいね。」と言われるようになったり、友達からも「最近どんどんかわいくなっていくね。」と褒められるようになったりしたのです。
私は今まで「きれいだね。」なんて言われることはなかったのでかなりびっくりしました。
夜寝る前にいつも唱えていた言葉通りのことを人から言われるようになって、言霊の不思議さを実感しました。
(静岡県 女性)
でっかいおめでとうのパワー
その日は友人の誕生日だったのでLINEにおめでとうメールを送った。 私は普段から、誰かの誕生日に気付いても、スルーする人間だった。 「おめでとう」なんて口にするだけで、こっちが照れてしまって赤面してしまうほどだ。 そんな私が、その日に限って、なぜか「おめでとう」と素直に言葉を伝えることができた。
しかも、何度も。 色んなバリエーションのおめでとうスタンプを送ったり、わざわざ、「お」、「め」、「で」、「と」、「う」と一字ずつ、面倒くさい送り方もした。 ひとしきりやり尽くした後、その日の晩、見知らぬ番号から着信があった。 誰からだろうと思って、出てみると、受話器の向こうからいきなり、「おめでとうございます!」という男性の声。
なんと私が半年前にコンクールへ応募した小説が受賞したという知らせだったのだ。
きっと友人に送ったいくつものおめでとうが、まとまって、「でっかいおめでとう」になって自分に返って来たんだと、今はそう思えて仕方ない。
言霊ってホントにあるんだと実感した出来事だった。
それ以来、私はできる限り、他人におめでとうと優しい言葉をかけるようにしている。
(長崎県 男性)
マイナスな時こそプラス思考の言葉
脳は言葉をそのまま受け取り認識します。
例えば、あなたが誰かに向かって、本当に最悪な人だわ、と発言したとします。
脳は最悪と言う言葉に対して他人=最悪ではなく、最悪なのはあなた、とも判断します。
明るく前向きな言葉を発することで運気もアップするのは、脳も大きく関係しています。
私は妊娠中に、切迫早産と羊水過多症で入院していました。
おなかの中の子供は、三分の一の確率で障害を負って生まれてくるかもしれないと医師に告げられました。
とても落ち込みましたが、現実を受け入れる努力をしながら毎日、感謝します。と言葉にしていい続けました。
神様にすがるような思いもありました。 言葉のおかげもあったのか、無事に健康な女の子を出産することができ、今でもマイナス思考だなと思うときにはプラスの言葉を話すように心がけています。
(大阪府 女性)
音信不通になってしまった息子を呼ぶ言葉
福岡県在住の主婦です。数年前の話ですが、遠方の大学に通っていた息子と連絡が取れなくなってしまいました。携帯電話にかけてもいつも電源が切れていて、どこに住んでいるかもまったくわからない状態でした。
何か事件に巻き込まれていないかなどと大変心配し、捜索願(行方不明者届)を出そうとしましたが、「住民票のある住所で出してください」「現在の住所で出してください」とたらい回しにされ、結局、警察は全く頼りにならないと思いました。
何とか自分で探すしかないと思っていた時、母のある知り合いの人から、「心から『ごめんなさい』と念じてみてください」と言われ、自分としては何もそこまで謝らなければならないようなことはしていないと思いつつも、言われたとおりに、心から「ごめんなさい、ごめんなさい」と心の中で一生懸命息子に語り掛けました。
念じ続けるうちに、何故かわかりませんが涙が出てきて、ずっと泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と心の中で言い続けていました。
そしてその後、10分くらいたってメールを開いてみると、何と息子から、「連絡しないですみません。...」というメールが届いていて、今の住所もそこに書かれていました。 本当に驚きました。
長い間音信不通でまったく連絡の取れなかった息子から、「ごめんなさい」と必死で念じた途端に連絡が来たのです。
心の底から念じれば、想いが通じるということなのかとその時思いました。
最近になって、「ありがとう」という言葉と同じように、「ごめんなさい」という言葉も幸運を引き寄せ悪いことを断ち切るような言霊の力があると知り、そうだったのか...と改めて考えさせられています。
きっと心からの「ごめんなさい」が人の心に伝わり、人の心を動かすのだろうと思いました。
(福岡県 女性)