※この記事は心霊スポット体験談として紹介しているもので、探索を推奨しているものではありません。
心霊スポット探索は近隣住民に対する騒音、他グループとのトラブル、不法侵入、不法投棄、中には花火やタバコの不始末による火事などのトラブル、廃墟探索時の転落事故などがあり、大変危険です。Googleマップなどのストリートビューなどで楽しむ程度にしましょう。
碓氷峠 廃トンネルの怪
私がまだ20代の頃の話です。長野県に碓氷峠というところがあり、友達を助手席に乗せて、深夜のドライブに行きました。そこは観光地でもあり、日中はめがね橋などが有名です。しかし夜になるとやや不気味で、通りすがる車も1台いるかどうかという感じになります。
そんな中、友人と頂上を目指してゆうゆうと進み、到着して一服。その頃には深夜3時になっており、そろそろ帰ろうかという事になり登ってきた峠を下って行きました。
碓氷峠は過去に工事した状態のままになっているのか、廃トンネルが山肌にささるような格好になっている場所があります。もちろん現在は通れないので、入口にはバリケードがされています。ですが帰り道に私はその金網の前に立っている一人の男性を見つけ、違和感とも好奇心とも似た感じがしたので、徐行して見てみました。すると男性は金網の中に入って行ってしまいました。
私は疑うことなく工事関係者なのかな?と思い通り過ぎましたが、すぐに友人に話すと、「そんなの見えなかった。それやばいよ!」と言われ血の気が引いて寒気がしました。全く思わぬところで恐怖体験をしてしまい、逃げるように峠を降りました。
(長野県 男性)
軽井沢大橋の怪奇
学生の頃友達と一緒に心霊スポットで軽井沢大橋に行きました。そこは今でも自殺する人がいる場所です。
夜中1時頃、私が運転する車で4人で行ったのですが、その橋が分からず通り過ぎてしまったんです。友達と「今渡った橋がそうじゃない」となりUターンすることにしました。
しかし、Uターンしようとすると急にエンジンが止まってしまったんです。
一緒に乗っていた友達が急に具合悪いと、車から降りました。助手席に乗っていた友達もよく喋る友達なんですが、急に無言になり大丈夫と声をかけても反応がありませんでした。何回か頑張ったところ、エンジンがかかり慌てて帰ることにしました。
途中で気づいたことがありました。エンジンが止まる前に怖いからと音楽を大音量でかけていたんです。しかし、気づいてみると音楽が流れていなかったんです。そして、家に戻ってきた友達に聞くとお前には見えなかったのかと言われました。
5人乗りの車だったんですが、後ろの席には3人乗っていたと助手席にいた人がいいました。後部座席に乗っていた人は空気が重く感じて車から降りたようです。
後日また4人で遊びに行った時、事故にあいました。この時との関係があるかはわかりませんが。お祓いをしました。
(長野県 男性)
まとわりつく橋
ある年の夏でした。その年どういうわけか私は怪談にハマっていて、よく心霊スポットや幽霊の話を人から聞いていたんです。
そんな中、県内にある、とある大きな橋にまつわる怖い話を聞きました。なんでもそこは自殺の名所だというのです。最初にその話をしてきたのは同僚でした。翌日は妹から、別な内容の、その橋にまつわる怖い話を聞いたのです。「ああ昨日も、その橋が話題に出たなあ」と、思いました。しかしそこから毎日のように誰かが、その橋に関する話をするようになったのです。
なんだか気味が悪いな、と思い始めたころ、「昨日軽井沢大橋に行ったら、橋から人が飛び降りたらしく警察が来ていた」という話までされたのです。これは偶然にしても気味が悪い、と思っていた矢先に、所用があり車で配偶者と出かけました。
車内で私は居眠りをしていたのですが、ふと目を覚ますと、広いパーキングに車が停まっていました。見たことのない場所だったので、運転していた配偶者に、ここはどこなのかと尋ねたのです。
すると答えは「軽井沢大橋」。
ぞっとして、それからは自分から心霊スポットや幽霊の話をするのをやめました。数日のあいだ、毎日その橋に関わる怖い話を誰かから聞かされていたこと、今でも不思議な偶然だったと思っています。
(女性)
黒部ダム心霊体験
もう20年程前の話になってしまいますが、長野県の黒部ダムへ出掛けた時の話です。当時心霊スポット巡りに夢中になっていた私達は、近くで今から行ける心霊スポットとしてその日、黒部ダムを選びました。実際近くなくて眠くなって気分もだいぶ盛り下がった頃現地に到着し、車から降りたもののそこがダムであるのかすらわからない程辺りは暗闇でした。入り口の部分に電話ボックスがあり、その周囲だけぼんやり明るかったことを覚えています。
結局私達は懐中電灯を持って奥まで探検だなんて気持ちは何故かどこかへいってしまい、肌寒いし眠いからさっさと山を降りてコンビニにでも行こうという気持ちになっていました。公園の入り口にあるような低いアーチ状の柵を越え車に乗り込もうとした時です。静まり返った背後の暗闇から「コツコツコツ」と音がしました。振り返ったのですが何もなく、そのまま車へ向かいました。
すると再び「コツコツコツ」と音がします。もう一度振り返り暗闇へ目を凝らしてみると、電話ボックスのぼんやりとした灯りの中、アーチ状の柵の下にハイヒールを履いた白い足だけが見えました。
っ!と喉の奥だけで悲鳴をあげるとその足はまた歩きだします。
コツコツコツ、コツコツコツどうやら柵よりこちら側には来れないようで、どうやって出ればいいのかわからない様子でした。
(東京都 女性)
軽井沢大橋+廃ホテル
20年以上前なんですが、友人が他の友人4人で心霊スポットである軽井沢の森泉橋に行った話です。私も行ったことがありますが、自殺の名所として地元でも有名だそうです。橋の入り口には命を大切にという張り紙もありました。
この橋近くに小さい鳥居があるのですが3回くぐると不幸が起きるというジンクスがあり友人がふざけて3回くぐり、なんともないぞとたかをくくっていたのですが、その帰り道でバイク事故で大けがをしたそうです。更にこの森泉橋よりさらにヤバいところがあり、そこは橋から少し峠を登ったところにあるホテルです。友人は霊感が強いため嫌だと言ったらしいのですが、同行した同僚がはやし立てしぶしぶ行ったそうです。現場につきロータリーの木々が不気味に揺れてたそうです。
ちなみに車は2台で行ったそうです。友人と残りの3人は車を降り、ホテルに近づいたとき友人はホテルの方で誰かいると感じたと言いました。
そんなことは知らない同僚以下Aは、夏で暑かったせいか自動販売機でジュースを買ったそうです。その時ジュースは出てこず友人がAに向かって叫んだそうです。おい!逃げろ!やばいから!って。そして続けて早く車に戻って鍵を閉めろ、友人がいいというまで動くなと言われたと。
友人が乗った車は止まっていたのですが、もう一台のAと運転手は恐怖の余り車を走らせてしまってそうです。友人が後を追いかけるとAの乗った車は崖から転落。幸い命は助かったそうです。
後で良く考えるとなぜ廃墟となったホテルの自販機が動いてたのかも不思議な話です。
(長野県 男性)