※この記事は心霊スポット体験談として紹介しているもので、探索を推奨しているものではありません。
心霊スポット探索は近隣住民に対する騒音、他グループとのトラブル、不法侵入、不法投棄、中には花火やタバコの不始末による火事などのトラブル、廃墟探索時の転落事故などがあり、大変危険です。Googleマップなどのストリートビューなどで楽しむ程度にしましょう。
横向きロッジにまつわる恐怖体験
私の住む福島県にあるやばいと有名な心霊スポットで稲川淳二も恐れる、テレビでも取り上げられた横向きロッジの話です。
行く人行く人口をそろえて言うのが赤ちゃんの笑い声がすると、行った日には心霊現象が起きると言われています。
実際に私も興味本意で知人5人と真夜中の一時頃に向かいました。
ホテルは廃墟になっており、部屋に入ると真っ暗で足元は何も見えませんが、ライトを照らすと外壁が散乱しており、壁には複数のペイントらしき落書きがたくさんあります。
入り口のすぐ真っ正面には階段があり、階段を上がるとボイラー室、お風呂、部屋があります。
階段を上がっていこうと私ともう一人の友達が後ろを歩き、3人が前を歩き、階段を上がっていると、いきなり後ろから走ってくる足音がはっきり聞こえ、もう一人の友達が気持ち悪いと。
一番やばいと言われるボイラー室に近づくにつれ、友達に異変を感じ急いで外に出て、その日はさよならしました。
行った日から友達と電話すると変な声が聞こえると。
友達と電話してる最中にいきなり機械音がなって電話が切れたり、買い物してたら住職さんに貴方死ぬよ。言われたり不可解な現象がたいくつかおこりました。
ふざけていくと大変なところみたいなので遊び半分ではいかないようにしてください。
(男性)
横向きロッジ 緑色の光
福島県猪苗代町にある横向きロッジに行ってきました。
大きく存在感のある建物は、見るからに不気味で嫌な感じでした。
一緒にいた友達は無類のオカルト大好き人間で、戸惑ってビビっている私の手を引き建物の中に入りました。
入口は落書きがたくさんあります。
きっと地元の若者の仕業なのでしょうが、その落書きも気味が悪く直視することが出来ませんでした。
なぜこの建物が心霊スポットなのかというと、過去に火災があり宿泊していた客が亡くなりました。
その責任感からか横向きロッジのオーナーが自殺をしてしまったのです。
話は戻りますが、この建物の2階は床に穴が空いていたり歩くとミシミシ音がするので別の意味での恐怖さもありました。
ある程度見て周り最後に一階の隅にあるボイラー室で友人が動画を撮ったのです。
友人の撮った動画を見ると、光なんてなかったのに緑色の光がフワフワと浮遊していました。
きっと光の反射だろうと思っていたのですが、次の日、友人からその動画付きでLINEが送られてきました。
再生してみると緑色の光が消えていたのです。
確かに動画を撮ったばかりのときは光があったんです。
その光が消えたということに私はゾッとしました。
きっとあの光は霊だったのでしょう。
(福島県 女性)
東山悠苑の深夜の管理人
私は新聞配達をしています。約100件配達する中で、郡山市にある「東山悠苑」に夜中の3時40分頃、新聞を配達しているのですが、ある時期から警備員さんと挨拶を交わすようになりました。挨拶と言っても玄関脇のポストに新聞を入れる時、中にいる身長170センチくらいの細身の警備員さんと会釈をする程度なのですが、警備員さんと挨拶をすると、安心感があり寒い時期でもなんとなくですが施設内に入ると寒々しい空気を感じずお墓等特有の不気味な感じがありませんでした。
5月に入り暖かくなってきて寒い時期は真っ暗だったのも空がうっすら明るくなる頃に警備員さんが外にいました。私は「こんばんは」と声をかけると警備員さんはニコニコしながらハキハキとした明るめの声で「こんにちは」と言葉を返してきました。
そして「私は今日で、いなくなります。いつも声をかけていたのになぜ無視をしていたのですか?悲しいです」と言われ「あ、すいません、配達があったもんでいつも急いでいたんです」と答えると、突然表情が変わり「嘘をつけ!!どうせお前も俺を無視してるんだろう!!」と顔をしわくちゃにして目を見開いて大声で言われました。驚いて声も出せずにいると「いつも一緒にいきませんかって言ってるのに無視しやがって…お前も他のやつらと一緒につれていきたかった」と言われた所で警備員さんは手を伸ばしつかみかかってくる感じだったので私は急いでバイクに乗り、逃げました。
そして店に帰ってきて他の人達にその出来事を話しました。私は以前から警備員さんがいていつも挨拶をしている事を伝えていましたが最近東山悠苑でおばあさんを埋葬した人が「東山悠苑に夜中は誰もいないって職員が言ってたよ?」と言われました。
今思えば挨拶を交わした後、いつもニコニコしながら手招きをしていたので私をどこかに連れて行こうとしていたのかもしれません。しばらくしてまた東山霊園に配達に行くと警備員さんはおらず、なんとなく閑散とした冷たい空気が流れていていつもは感じない気持ち悪い空気が流れていましたが、警備員さんはいませんでした。
(福島県 男性)
旧いわき市立総合磐城共立病院の消えた看護師の怪
福島県にあった旧いわき市立総合磐城共立病院の救急救命センター脇の外通路は、霊安室からご遺体を搬出するドアに隣接しているせいか、地元では結構有名な心霊スポットだったらしいです。
私はそれを知らなかったのですが、そこで不気味な体験をしました。
私が中学生だった頃、親戚が入院したため、家族(両親と私、妹(小学生))で見舞いに行った時のことです。患者の容体は落ち着いていて話ができるので両親は長いこと話し込んでいました。
親戚が無事だったのに安堵したのは事実ですが、いつまでも終わらない話にすぐさま暇を持て余した私と妹は、両親に断りを入れた後、病院内を探検しに出かけました。
あれこれ見回った後、探検場所を外へ広げることにして、問題の救急センター脇の通路が目にとまりました。
入り口に一般車が進入しないようゲートタイプのタイヤ止めが設置されていたり、カーブになっているので見通しが悪かったりするのが余計に好奇心を刺激したように思います。
夕焼けで真っ赤な道を二人でおしゃべりしながら進んでいくと、向こうから書類を挟んだボードを持った年配の看護師さんが一人と病院のスタッフと思しき中年の女性が二人歩いてくるのが見えました。
そこそこ長い道に思えましたが、他の場所に比べて通る人は少ないなと思い、心なしか不安になった私が女性たちとすれ違った直後、何気なく後ろを振り返ると、看護師さんの姿がありませんでした。
見えるのは病院スタッフの二人の背中だけ。
近くに横道やドアはなかったのに看護師さんはどこに行ったのだろうと思うとゾッとしました。
妹も怯えていて、見間違いじゃなかったよねと二人で確認し合い余計に怖さがこみ上げました。
慌てて来た道を引き返し、病院スタッフの女性たちの後ろについてそのまま絶妙な距離を保ちながら通路入り口まで戻りました。
その後、病室まで戻ると、丁度両親が出てきたところだったので見たことを話すと、あそこはこの辺りでは出ると有名な場所だと教えてくれました。
しかし何が出るのかまでは両親も知りませんでした。
その場所も現在では新病棟オープンに伴い、取り壊しの工事が始まっていると聞きます。
あの看護師さんは今もあそこにいるのでしょうか。
(福島県 女性)