ドッペルゲンガーとは
ドッペルゲンガーとは自分自身の姿をしている、もう一人の自分。すなわち分身の事を言います。また古くからの迷信でドッペルゲンガーとして見られた者は死ぬとも言われています。世界各国でも目撃談があり、著名な人物だと芥川龍之介も自身のドッペルゲンガーを見たとか……。実際に死ぬというのは迷信だと思いますが、実体験は多くかなり不思議な体験となります。
何人もの人が目撃した私
私は幼稚園の頃から所謂霊感があります。高校生だった頃が1番大変でした。毎日決まった時間、決まった場所に出没していたり、学校でも毎日「それら」と遭遇していました。今は30代なのですが、高校生の頃に比べると見える回数は随分減りました。そんな体質の私ですが、1番不思議だった体験を話します。
これは専門学校に通っていた時です。1年生の時高熱が出て学校を休まざるを得ず、2日間休むことになりました。そして3日後、いつものように電車に乗り継いで学校へ到着しました。クラスメートが100人ほどいたのですが、その中の複数名(3〜5名だったと思います)に「昨日〇〇に彼氏と居たでしょ!」「昨日は学校サボって彼氏とデート?」「昨日びっくりしたねー!」など、私自身寝込んでいたはずなのにクラスメート複数名に、それぞれ同じ場所で会って話したと言われたのです。
場所は学校の近くの都心の繁華街で、学校帰りに皆同じ場所で私を見かけたと言うのです。
ある人は1人で居るのを見かけた、ある人は彼氏(クラスメートに彼氏が居る事は言っていませんでした)と一緒だった、腕組んでたし彼氏だよね?と。
もちろん身に覚えはありませんし、高熱にうなされて意識が無かった訳でもなくて、まだ熱が下がっておらず部屋で横になっている程度でした。
誰にその事を話しても信じてくれず、不思議な体験でした。
自分に似ている人と3回会ったら死ぬと言われる、ドッペルゲンガーでしょうか?真相は私には分かりませんが不思議な体験でした。
(愛知県 女性)
母が見たコンビニの中でうつむいて立っていた私 ドッペルゲンガー体験
もう一人の私のお話です。関東の神奈川県に住んでいて、この体験は5年前ぐらいの体験です。
私は母親と一緒に買い物をしていました。その帰り、近所のコンビニで母親が買い物があると言い、私はコンビニの前で待っていました。
自転車のカゴに大荷物を置いていたので、コンビニに持って行く訳にもいかず待っていたのです。
「早く帰ってこないかな〜」とスマホをいじりながら、母の帰りを待っていました。
待ち続けて5、6分ぐらいした所、母親がコンビニから帰ってくると「○○(私の名前)今コンビニ入っていった?」と聞いたのです。
私は大荷物の為にコンビニの前でずっと待っていましたから、一歩もコンビニの中に入っていません。
母親によると、母親がコンビニで会計をしたときに青白くて俯いた私(服も一緒)が、コンビニの中へ入ってきたと言うのです。
母親が声をかけても、その青白い私は母親の問いかけを無視して素通りしたとのこと。
会計が終わった母親が私を探してコンビニの中を探していたが見つからなかったので、一旦私が居た場所を確認しに来たと言うのです。
私は母親の帰りを待ってコンビニのドア(入口は1つ)の近くで人影が通るたびにちらちらみていましたが、どう思い出しても私に似た人はいませんでした。
その事をつげると「ドッペルゲンガーだったのかな?すごく青白くて怖くてどうしちゃったんだろうって心配したよ」と母親は言いました。
特にその後は、私に災いはなく今も過ごしています。
不思議な現象は今まで何度も経験してるので不思議としか思いませんでしたが、もう一人の私は一体何だったのか今でも不思議です。
(神奈川県 女性)
2人居た姉のドッペルゲンガー目撃談
私のこの体験は、今から11年前の里帰り出産の時でした。実家には、父親と姉とその息子二人の4人で住んでいます。その不思議な体験は、朝起きた時に起きました。
私は、1階の居間で息子を起こしに2階へ上がっていく姉の後ろ姿見ていたのです。2階は、階段を登りきると左右に部屋があるのですが、左の部屋の中に姉の体が半分隠れたくらいの時に、洗面所から姉が出てきたのです。私の頭は、一瞬混乱しました。が、姉に今2階に居たのにいつ下にきたの?と、尋ねたのです。
そしたら、姉から返ってきた言葉は、2階には行ってないよ。洗面所で顔洗って、歯磨きしてたんだからと。
えっ、だって2階の部屋に入るとこ見てたよと言っても、それはあり得ないからと、笑っていました。私は、なんとも気持ちの悪い感覚が襲ってきたのです。だって2階の部屋に入るとき、そこにいた姉は、一瞬こちらを見下ろし微笑んでいたから。
妊婦の私には、かなり衝撃的な出来事でしたので、そのあと無事に出産して実家から帰ってくるまでの間、一度も2階に行くことはありませんでした。あれは確かに姉だったのに、姉じゃない。一体誰だったのか未だに謎で、なんとも不思議で気持ちの悪い出来事だったのかと今でも思います。
(女性)
心霊現象の多い美容室で体験した話
6年前から3年前まで、大阪で美容師をしていました。水を扱う仕事で、人の形をしたもの(この場合ですと練習用の人形が当てはまります)があるところはそういうことが多い…というのは良く聞くので、幽霊のようなものがふわっと居るのかな、程度に思っていました。
そんなのに巡り合えばラッキーくらいで仕事をしていたのですが、ある日とても忙しい日、バックルームへ繋がる道へ誰かが歩いていく足が見えました。タオルの洗濯が終わっていたら干さなければいけないと慌てて追いかけると、洗濯機にも誰かの足が映っていたのです。明らかに、急ぎ足の私とは速度も歩幅も違う足でした。
バックルームに行くと誰もおらず、通用口の鍵は施錠されていました。これが初めての妙な経験でした。
そこの店舗で仕事を続けるうち、霊感の強いというお客様から「この席だと鏡越しに子供がずっと見てくるから変えて欲しい」と懇願されることもありました。その方の顔色は今でも覚えています。
次に私が不思議な経験をしたのは閉店時間近くの、お客様が少ない時間帯でした。シャンプー台があるスペースから、伸びた足が見えていたのです。それを見てシャンプーが終わり次第掃除をしなくては、とタイミングを見ていたのですが、足が見えなくなってから暫くして掃除に行くと、シャンプーをした形跡が全くありませんでした。遅番の人数は僅かで、フロアを任されていたのは私だけだったため、誰かが掃除をするということもありません。初めての時よりもぞっとしました。
同じ店舗の先輩に聞いたところ、別の部屋では誰も居ないのに足音が聞こえることがよくあるだとか。
オープン当初、店長しか居ない時はワゴンが勝手に動き、壁にぶつかるということもあったそうです。私はそれ以降不思議な経験はなかったのですが、それと引き換えにとでもいうように先輩やその指導役から、私の生霊を見たと数度報告されました。
出たところは私が足を見たシャンプー台のところで、シャンプーをしていたそうです。ここまでになると作り話のようではあるのですが、私が他の店舗へ異動してから入社した後輩ですら何度か見たらしく、異動後も先輩と指導役も見たそうで、未だに当事者としては気持ち悪いままです。見たという先輩、後輩は退職し、指導役は異動。私も退職したため、今どうなっているかはわからないままです。
(大阪府 女性)
入院中の母が自宅のキッチンに座っていたドッペルゲンガー目撃体験
私の母は重度の精神病者です。ですが、普段は薬を飲んだり、自傷行為をする位で収まってたのですが精神状態に波があり、不安定な時期には大量に薬を飲んだり自傷行為をします。それで意識不明の重体になった事が2回あります。不思議な体験は母が2回意識不明になった時に起こりました。
病院で治療を受け寝ている母が起きなさそうだったので私たち家族は一旦家へ帰りました。
前日の昼頃から暴れだし一日中寝れず叫ぶ母を抑えるのに疲れてしまい私たち家族は寝てしまいました。ふとトイレで起きた私はトイレを済ませた後お茶を飲みたくなりリビングに行きました。すると入院中の母がキッチンに座っていたのです。顔は見えませんでした。リビングの入り口を背を向けて座っていたので。何故かとても怖かったのを覚えています。
母なのに母じゃない?怖い。と頭の中でグルグルと周り、ダッシュで自分の部屋へ戻りました。
母は1週間病院で過ごしていたので家へ帰ってきてませんでした。そして、リビングで座っている母を見たのは私だけではなく家族みんなが目撃しておりました。
いわゆるコレが生霊というやつなのかな?と今は思ってます。前から入院は嫌だ!家に居たい!と言ってたので中身だけが帰ってきてたのかな?と思います。母にこの事を話しても何もピンと来なかったようでした。無意識に帰りたい場所に居たんでしょうね。
(京都府 女性)
私は友人の家に行ってない! ドッペルゲンガー体験
私が幼稚園に通っていた5歳頃の事です。
幼稚園から帰ってきた私は疲れていたのか、昼寝をしていました。その時に、近所の友達の家に行ってファミコン(当時はやっていたマリオ)をしたり、友達の家で出てきたシュークリームを食べるなどの夢を見ていました
昼寝から起きたのは4時過ぎでお母さんに起こされました。そして、台所ではお母さんが夕飯を作っていたのを覚えています。そして、翌日に夢を見たという事を友人に話をしたのですが、その友人は「何言ってるの?XXちゃんは昨日うちに来て遊んだじゃん。マリオもやったしシュークリームも食べたよね」と一言。とても不思議に思ったので、家に帰ってからお母さんに「私は昨日幼稚園帰った後に昼寝していたよね?」と確認を取ったところ「そうだよ。ずっと寝てたね」と答えました。
さらに友人に確認もかねて電話をかけたところ、友人のお母さんが電話に出て「昨日は遊びに来てくれてありがとう。また、うちの子と遊んでね」と言ってきたので訳が分からないといった感じです。
その当時は、不思議と思っただけで深く考えていませんでしたが、後々思ったのは「これって幽体離脱なじゃないか」と気が付いてぞっとしています。大人になった今でも鮮明に覚えている不思議な出来事です。
(千葉県 女性)